サヨナライカしました
サヨナライカ=サヨナラ ライカ
タイトルのとおり、ライカM10-Pを手放しました。
持ち出し機会が極端に減ったというのが理由。
飽き性というか、新しいものに目移りして、カメラも頻繁に買い替えている。
M10-Pは2年少々使ったかな。一台のカメラの使用期間としては平均的。
もちろん買うときは2年で手放そうとか思って買っていないけど結果としてそうなった。
持ち出し機会が減ったことをカメラを持ち出すシーンから言うと、
まずは子供とのお出かけ
うちの子はまだ小さく、制御できない感じの動き盛り。
子供と出掛けるとき、カメラをたすき掛けにしたまま子供を抱っこしていたらカメラをガンガン蹴られる。
子供を撮ろうにも、動きが早くて僕のM10-P撮影スキルでは捉えれない。
こういったことから子供と出かけるときは、ライカではなくニコンを持ち出すようになった。
続いてハイキング
M10-P買った当初は山にも持って行ってたけど、山を降りているときに滑って転ぶことも稀にある。
そんなときにカメラも犠牲になって壊れたりしたらつらい。M10-Pは特につらい。
M10-Pを神棚に飾るくらいに大事に大事に扱っていたというわけではないけど、壊れて簡単に替えが効くものでもないので、リスクは取りたくなかった。
結果、ニコンを持ち出す。
ニコンなら少々のダメージでも壊れなさそうな印象がある。
続いて街中スナップ
これに関してはまさにM10-Pの独壇場だろ、って感じだけどこの次に書く理由もありニコンを持ち出す。
結果、M10-P全然使わない、宝の持ち腐れとなってきた。
防湿庫の中は、Zのレンズが領土を広げつつあり、M10-Pも肩身狭いわ、と言っているような気がしたので手放すことにした。
M10-PはM11、M11-Pが出た後でも人気のカメラのようで、使ってくれる人のところに行く方がいいよねと。
以上が手放した理由だけど、もう少し深掘りしてみた。
そこから見えてきたもう1つの理由。
撮影体験として、Zシステムがライカを凌駕した。
個人的感想です。
ここでいう撮影体験とは、ファインダーを覗いてピント合わせてシャッターを切る、という行為のこと。
詳しく書いていきます。
この記事で書いたとおり僕はこの「ファインダーを覗いて、シャッターを切る」のが好きで写真を撮っている節がある。
ライカはレンジファインダーなのでピント合わせ(距離合わせ)が一眼レフとかミラーレスと違う点が楽しいんだけど、ミラーレスは撮れる写真に近いかたちでファインダー内に表現されることによって、僕の写真の楽しい瞬間がライカで撮っているときよりも楽しいというのに気づいた。
じゃあミラーレスならなんでもいいのかというとそうではなくて、ニコンに移行する前はSONYのカメラを使っていたけどEVFの違いでニコンのカメラの方がより気持ち良いし楽しい。
まとめに入ります。
M10-Pを思い切って買った原動力はライカへの憧れだったし、所有してからも休みのたびに持ち出す楽しみはあったのはたしか。
ライカはゴールではなかったけど、経験出来たのは大きい。
ライカを持つまでは、ライカいいなーと憧れ続けモヤモヤすることも多かった。
今後はそれがないと思うと精神衛生上めちゃくちゃいい。
とはいえ5年先、10年先、20年先のことは分からない。
50歳になったらその頃発売中のM15-Pを買うのもいいかもしれない。(発売周期は無視しして適当にモデル名書いてます)
結局、どういうカメラが好きか、気に入るかというのは写真を撮る・見るという行為において、どのタイミングが好きなのかで変わってきそう。
だから人に安易にこのカメラが良いよとお勧めするのは違うんだろうな。
(レンズをお勧めすることは問題ない!)
しかし、カメラを語るときは筆(現代風に言うとタイピング?)が進むなー。
まだまだ語りたい気もするけど、何が言いたいのかよく分からなくなりそうなのでこの辺で。
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