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パプリカあるあるコパプリカ

ところでピーマンとパプリカって何が違うんでしょうね。

アメリカのスーパーで初めてBell Pepperを見た時、アメリカのピーマンっておっきいな〜と驚いた。その頃はまだ日本でパプリカが大幅に流通する前で、写真やテレビでその存在は知っていたが、実物を見たことはなかった。

スーパーの表示にはBell Pepperとあり、辞典で調べると「ピーマン」と書いてあった。

それが日本で「パプリカ」の表示で売られているのを初めて見た時、少々混乱したのを覚えている。パプリカといえば香辛料として売られている赤い粉しか知らなかったからだ。


ピーマンに似た野菜でシシトウがある。ピリッと辛かったり辛くなかったりするあのシシトウ。辛くないと思ってバクバク食べていたら急にひとつだけ辛いのに当たったりして。口の中をヒーヒー言わせて食べる、ロシアンルーレット的なアレ。

フランスではシシトウに似た野菜でPimentというのがある。赤いのと緑のがあり、緑の方はシシトウにそっくりだ。そして辛い。Pimentを辞典で調べると「唐辛子」と書いてある。辛いはずだ。

聞くところによると日本のピーマンの名前の由来はフランス語のPimentだとか。

そうするとまた混乱してくる。だって日本のピーマンは全然辛くない。

たまに辛いのに当たるシシトウをピーマンと呼ぶならまだしも、なぜピーマンをピーマンと呼ぶのか。。。いや、ピーマンはピーマンなんだからそれで良いではないか!??アレ?アレレ?

それにしても日本のあのピーマンを海外ではまったく見かけたことがない。ピーマンは日本固有の野菜なのだろうか?だっだらなぜ和名で呼ばないのか?むむっ。

ちなみにフランスではパプリカのことをPoivronという。


ピーマンのことを考え過ぎて少々思考が混乱しているが、とりあえず今日はPoivronと鶏肉をオーブンで焼くことにした。

フライパンで調理するのが面倒な時はいつもそう。材料をザクザク切って耐熱皿へ入れ、塩やハーブで味をつけてオーブンへ入れる。

焦げた。。。
パプリカで蒸し焼きにされた鶏肉は柔らかくてジューシー

パプリカは皮が焦げるまで焼いた方が甘味が増して美味しい気がする。見た目はアレだけど味は美味しくできました。


ところでパプリカを切ったら中から小さな塊、コパプリカが出てくることってありませんか?

私は勝手にパプリカあるあるだと思っていて、コパプリカが入っていたら得した気分になる。1個買ったらもう1個付いてきた、とか、卵を割ったら黄身が2つだった、みたいなラッキー感があって気分があがるから。

ピーマンやシシトウにもコピーマンやコシシトウがあるのかな?見たことないけど。

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