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資格で語学力をはかりがちな妻vs感覚で話せることが大事な夫


こんばんは、最近またn回目の英語イヤイヤ病にかかっているMiaです。

語学を学ぶこと自体は好きで、今も韓国語の勉強を趣味でしているくらいなのですが、どうも英語の苦手意識からなかなか解放されず、苦戦しています。

もはやメンタルの問題の気もしています笑

今日はそんな言語について、ふと思ったことがあったので書いていきたいと思います。

国際結婚で聞かれる質問No.1


私は国際結婚をしているのですが、
周囲からの質問第1位は、

「何語で会話してるの?」
です。


まあ確かにこれは気になりますよね。

私たち夫婦の場合は、英語7割、日本語3割といったところでしょうか。

旦那も少し日本語が出来るので、ついつい楽な日本語が口をついて出ちゃいます。

最近は2人とも韓国ドラマの見過ぎで、韓国語も単語レベルですが、会話の中にはさみまくっています。

私の周りにいる日本人で、かつ国際結婚をしている方は英語オンリー、もしくは9割近く英語だという方が多いので、みんなスゴイな、、と思っています。

私は日本語の息抜きがなければやっていけないかもしれません。汗

資格で語学力を測ろうとする妻


私は日本にいた当時、いわゆる英語の資格試験を受験して下記の成績でした。

・TOEIC 850点
・ IELTS 6.0

仮にも海外営業部門に所属していたのですが、恥ずかしながらすごく良い成績というわけではなく、ちょっと英語かじっている人、くらいの成績でした。

その他にも、語学関連でいうと、中国語検定準1級、HSK6級を取得していました。

こういった語学に関する試験はごく一般的だったし、就活でも履歴書に書けるから、と大学生の頃から何度も受験していた記憶があります。

それに、TOEIC満点というと、ものすごく英語が出来る人!!というイメージもありました。

どれくらい語学ができるかの指標として、資格がなければ証明できないので意味がないというのが私の考えでした。

英語が出来る=じゃあTOEIC満点なんだ、とかIELTSで7.0超えてるんだ、というように無意識的に語学=資格で結びつけていました。

今も韓国語の勉強に手をつけ始めたのですが、私が目指しているのはTOPIKという韓国語試験での合格です。

これまた資格試験が、私の中で語学が出来る基準になっている証拠だと思います。

また語学が出来るかどうかの基準であることに加え、資格合格が語学学習のモチベーションにもなっています。

点数や合否といった分かりやすい基準があることで、目標設定がしやすく、だれることなく頑張れるというのも、資格重視の理由のひとつだと考えています。

感覚で話せるかどうかが大事な夫


一方で、私の旦那は資格試験よりも、実際に話せるかどうかが1番大事、と考えています。

私の旦那は母語以外に中国語、広東語、英語を問題なく話すことができますが、中国語や広東語については特別資格を持っているわけではありません。

日本語はN4を持っていますが、実際リスニングやスピーキングにいたっては資格よりはるか上の実力の持ち主だと感じています。

机で勉強して学んだわけじゃないのにこれだけ話せるなら、もっと上の級も受かるはずだし受けてみなよ!と旦那に言ってみたのですが、本人は受験する気はさらさらないようです。

別に資格がなくてもそれなりに話せるからいらない、とのことでした。


確かにそうだよね、と納得しつつも、私は資格勉強に励まずにはいられない性だなと思っています。

環境の違い


この違いは今まで育ってきた環境の違いからくるもののような気がしています。


日本は単一民族で、国民が話す言語はおそらくほぼ100%日本語。


日本語さえ出来れば、別に英語が話せなくても困ることなく生きていくことができる社会なので、逆に日本語以外の言語も話せると、スゴイ!と言われることが多いように思います。


希少価値が高く、評価される分、その能力を資格試験などで公的に証明しなければならないという風潮もあると感じています。

例えば、履歴書。

日本の場合、TOEIC XXX点

と記載することがありますが、

オーストラリアで使ったレジュメでは、

・English (Fluent)
・Chinese (Advanced)

というように、資格は省略してざっくりした書き方でも特に問題ありません。

もちろん、TOEICが海外で主流でないことや、世界基準で通用する資格が限定されていることも、資格がかかれない要因のひとつというのもあります。

オーストラリアをはじめ移民国家では、多言語話すことが決して珍しいことではなく、幼い頃から2言語以上に触れながら育つ人も多く、まさに旦那がその例といえます。

資格で語学力の証明を求められる環境にいなかった場合、別に資格がなくても話せるわけだし、困ることはありませんよね。

最後に


オーストラリアに来た当初、英語の出来なさに落ち込み、もっと勉強してIELTS7.0目指そうかなと旦那に話したことがあります。

すると、IELTSの勉強もいいけど、アカデミック寄りだし、7.0取ったからってあんまり意味ないんじゃないと悪気なくコメントしたのです。

私からすると、うるさーい!あなたが今意味がないと言った7.0ですら取れない私は英語もまともに出来ないクズってこと!?ムキー!となったのを覚えています。笑

メンタルが落ち込んでいたので、当時は過剰に反応してしまいましたが、今なら旦那の意図していたところも分かります。


私は日本の資格文化の中で育ってきたので、資格を取ることは良いことだと考えていますが、その資格を取る目的は何か、というところに立ち返ることは大事だなと思います。


私の例でいうと、ビジネス英会話や日常会話の改善という目的が先にあって、それを実現するためにどんな方法が1番効果的なのかを考えると、それはやはりIELTSではなく、どちらかというとオンライン英会話やニュース、ポッドキャストを活用した学習なのでは?という結論に行き着きます。

ついつい手っ取り早く目に見える資格に飛びつきたくなりますが、今一度なぜその資格が必要なのか?自分が成し遂げたいことは何か?ということを考えた上で、そのために必要な適切な手段を選ぶように心がけていきたいと思います。


今日も読んでいただきありがとうございました😊

Mia

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