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職場のお局と、島耕作の名シーンについて

以前の記事で何度か登場した子ありハラ先輩とは最近少し距離を置いているので、以前のように悩まされることはなくなったが
今度はOTSUBONEという厄介なモンスターに悩まされている。

彼女は本社で経理をやっていたが、本社の移転に伴い引っ越したくないという理由から、私の部署専属の経理として配属された。
既に定年を迎えており、62歳ぐらい。私の両親と同じ歳ぐらいだがまあ子供っぽい。

社内研修のレポートを部署全体に共有しないといけなかったので
「新たなAI技術については、シニア層を中心に抵抗を示す方が多かったとの調査報告があった」と報告したところ、「それって私のことですよね、すみません」と面倒臭いレスが返ってきた。
課長がそれを問題視して、部長に相談して、いろいろ経た後丸く収まった。

以降、私が普段やらないようなミスを1回やっただけでしつこく問い詰めてきたり、自分がやるべき仕事まで私に一部押し付けてくるようになったりと段々エスカレートしている。

先日課長との月次面談があり、そのことを相談したら
何と他の同僚も彼女との関係に悩んでいるらしい。

彼女は以前の部署でも問題あったけど
病んでた部長が連れてきて、当時課長はものすごく反対していたらしい。
課長は、部長のこともお局のこともよく思っていない。
2人とも課題解決力もやる気もなく、仕事も出来ない。
(ちなみに、2人ともシニアだけど、年齢が理由ではないと思う。もう1人同じぐらいの歳の人がいるけど、彼女はバリバリ仕事が出来て、器が大きくて穏やかで、憧れの存在だから。年齢差別と思われたくないので。)

はっきりとは言わないけど、願わくば早く引退してほしいと願っている。この人達がいるから、新しい人が入ってこれないって。

それから、お局をどうやって封じ込めるかをひたすら課長と考えてた。

特に今は、ストレスは大敵なので
目の前から消えてほしいと心から願っている。
なるべく穏やかに過ごそうと努力しているけど、さらにエスカレートしてきたら
自分の身を守るために本当に爆発するかもしれない。

こうした中迎えた週末。
胚移植前に購入した課長 島耕作を読んでいると
こんなシーンがあった。

島をずっといじめてきた今野が、役員達の連判状により福岡HSCの社長を解任されることになり、
島が代わりに社長の座に就くことになった。

今野は島に「おまえうまく立ち回ったな」「おまえがわしを追い落とすように画策しとったんやろ」と怒り出す。

すると島は「あなたは自分の情況が悪くなるとみんな人のせいにする。こうなったのは自分に非があるからだという発想はあなたの中にはないのですか?もしそれがなかったらあなたはホントのバカですよ」などと反撃する。
最後に「今野さん、あなたは今まで人から好かれたことはありますか?おそらく誰からも好かれていないでしょう」「人に好かれる努力をしないと本当に孤立した老後を迎え、淋しいまま人生を終えることになりますよ」とトドメを指す。

今野は何も言い返せなくなりその場を去る。以降、新たな配属先にあまり姿を見せず、休みがちになる。
島が釣りをしている今野を見かけ、会社に来るよう説得する…(ここからは省略するが、涙が出るぐらい良い話だった)

このセリフ、お局に言ってやりたいと思った。
彼女は多分、誰からも好かれてないし、そのことを分かってるから卑屈になったり、周囲にきつく当たったりしていると思うから。

彼女が今度、嫌な態度をとってきたら
「ああこの人、誰からも愛されてないから、最期は誰からも悲しまれないまま●ぬんだろうな、可哀そうに…」と思うことにしよう。

(ちなみにまだ読んでないけど、今野は結局最期は首つり自殺をしてしまう。今野は最後は良い人になったので、好きなキャラになっただけに残念)

島耕作は課長、部長、ヤングまで読み終えたけど結構面白い。
取締役も読もうか考え中。



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