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朝活をゆるっと楽しんでみる

いつか朝活カフェに行ってみたい。そんな夢を最近抱くようになった。


この頃夜になると疲れが出るのか、眠気が強くて夜ごはんが終わってからあまり時間がすぎないうちに寝てしまうことが多い。時間にして22時くらいだろうか。そして4時~5時くらいの間に起きる。眠気と戦いながらちゃんとお風呂に入って寝る時もあるし、無理な時は起きてから早朝に入ることになっている。夜に入れば湯船でゆったりぽかぽかと入れるが、早朝になってから入ればお湯はもちろんぬるくなっている。だけど早朝は早朝でメリットがあって、何だかしゃきっと目が覚めるような感覚もあるのだ。

まだ家族の誰も起きていない時間、しんと静まり返った暗闇でまぶたを開ける。室内を照らすのは仄暗い豆電球のみ。手元にあるスマホをぽっと照らすと時刻が見える。そんな行動から始まる一人きりの平穏。


最近では朝活で時間を有効活用できるという話を聞いたりもする。朝に普段よりも1~2時間ほど余裕をもって起きることで、ゆったりと用意ができたり自分の時間を持てるようになるということのようだ。ぎりぎりに起きて焦りながら活動を始めるよりも、ずっと気持ちが楽になるという。私も狙ってという訳ではないものの、そんな時間を持てているのかもしれない。

朝起きてまずは更新されている情報をスマホでチェック。好きな漫画の連載分を読み、温かいお茶を入れて一服。そこからお風呂に入るなりごそごそと朝ごはんの用意をしてみたり。カーテンをさっと開けると明るくなり始めた空が見える。トーストをセットする。そうしてだんだんと目が覚めていく。

ゆるりゆるりと時間が過ぎていくのだ。午後にお茶の時間を持つのとはまた違った気持ちよさがある。今日も頑張っていこうか、という強すぎない覚醒がらくちんでいい。起きてすぐは元気が出ない私でもこの方法だと無理せず起きられる。


夜にアロマを焚いたりリラックスしてから眠るのもまた素敵だと思う。睡眠の質はとても大切だと思うからだ。実際に私はあまり熟睡できない時があったりもするので、本来はそちらのほうがいいのかもしれない。だけど最近は「眠い」と感じてからほぼ時間がすぎないうちに寝てしまうので、そのあたりがあまり問題ではなくなった。夜の眠気が強くて困ったりしているものの、朝にすっきり起きられるようにもなっている。

何気なく検索した「朝活」という言葉に「朝活カフェ」という言葉がヒットした。普段とは違う早い時間からモーニングをやっているカフェのことをそう呼ぶらしい。有名なところというとやっぱりコメダ珈琲あたりだろうか。場所によっては7時から開店のところもあるようだ。

そんなことを知って、何となくわくわくしながら家を出た。


朝っていいなあ、と思う。明るくなった途端に鳥のさえずりがして、ゆるやかに始まっていく。暗かった空がだんだん白くなり、明るくなっていく様子が見ていて気持ちがいい。最近は春になったので起きた時に真っ暗だということはないが、初日の出のために夜更かしするときには特にそう思う。昼の真っ青に晴れた空、夜の星が瞬く空とはまた違って朝の空には魅力がある。

さあ、今日を始めよう。

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