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Amazonから直接配送してもらう際の再配達のUI・UXがにゃーんだった

デリバリープロバイダ問題を受けて、自分は通常Amazonで注文する際はコンビニ受取にしている。
しかし、先日、すぐに商品が欲しかったので、直接自宅に届けてもらう設定で注文をした。
そして、自分はクズなので受取に失敗し、ご不在連絡票をいただくことになった。
そこで再配達の申し込みをしたが、そのときの体験がにゃーんだったのでここに記す。

実際のご不在連絡票 (一部)

再配達申し込みの流れ

ご不在連絡票に書かれている電話番号に電話をかけ、音声に沿って電話機の数字ボタンで情報を入力していくことで、再配達の申込みを行うことができた。
具体的には、以下の順で情報を入力した。

  1. 受付に用いる言語

  2. お問い合わせ番号の種類 (DA で始まるか、99 で始まるか)

  3. お問い合わせ番号のうち、先頭の DA や 99 を除く10桁

  4. 希望する配達日

  5. 希望する配達時間

にゃーんポイント

インターネットでの再配達の申し込みにはログインを要求される

ご不在連絡票にはインターネットでも再配達の申込みができそうな情報が書かれているが、アクセスするとログインを要求された。
自分は頭が悪く、パスワードを自分で覚えずに管理ソフトに依存しており、かつそれにすぐにはアクセスできない状況だったので、ログインはできず、これでは利用できない。
かつてはパスワードを入力しなくても、メールを送ってもらってそこからログインできたと思うが、そのようなルートも見当たらなかった。
パスワードをリセットするという選択肢もあるが、そこまでするほどではないと判断した。

大手配送会社 (ヤマト、佐川、日本郵便) では、ログインせずにインターネットから再配達を申し込みできるはずである。
これができないというのは、不親切である。

お問い合わせ番号が書かれていないご不在連絡票の用意を要求される

再配達の申し込みのため、指定の電話番号に電話をかけ、操作を進めると、「ご不在連絡票を用意して」お問い合わせ番号を入力するように要求された。
しかし、今回のご不在連絡票には、お問い合わせ番号が書かれていない。
何のために用意させるのかが謎である。

入力するお問い合わせ番号は、「Amazon.co.jpのご注文(#xxx-xxxxxxx-xxxxxxx)の商品 1 点が発送されました」というメールに書かれていた。
電話の音声やご不在連絡票にこの件の案内は見当たらず、知らない・考えないと詰んだと思うかもしれない。

お問い合わせ番号の読み上げ時、時々語尾が上がる

お問い合わせ番号の入力後、確認のためお問い合わせ番号が読み上げられる際、一部の数字の語尾が上がって疑問形のようになっていた。
変だなとは思ったが、番号の確認に支障は無く、大した問題ではないだろう。

確認が要求されるご不在連絡票にある入力番号が誤り扱いされる

配達時間は、提示される選択肢に対応する番号を入力することで選択する形式である。
ここで、ご不在連絡票に書かれている入力番号とご希望の配達時間の対応とは違う選択肢が音声で提示されるとともに、「ご不在連絡票を確認して入力番号を入力」するよう指示があった。

しかし、ご不在連絡票の確認が要求されているにもかかわらず、ご不在連絡票にある入力番号である 4 や 5 を入力すると、「入力に誤りがあります」と言われ、受付してもらえなかった。
(配達希望日の15時前に電話をしているので、ご不在連絡票を見て素直に解釈すれば有効なはずだと思えるだろう)

どうせご不在連絡票とは関係ない選択肢を音声で提示し、ご不在連絡票に書かれている有効なはずの入力番号を誤り扱いするのであれば、なぜご不在連絡票の確認を要求するのか理解に苦しむ
入力番号ではなくご不在連絡票の他の情報を確認するべき可能性…も無いとはいえないかもしれないが、だとしたら具体的にこの場面で何を確認するのがいいのだろう?

電話の最後に急に謎の音声が流れる

確認を要求されたにもかかわらず誤り扱いされたご不在連絡票にある入力番号ではなく、音声で提示された選択肢に沿った番号を入力すると、謎の音声 (早口の外国語?) が流れて電話が切れた。
その前までは (最初の言語選択の後半以外) 普通の速さの日本語で対応してくれていたのに、急に謎の音声を流してくるのは、ビックリしたし、意味がわからなくて不親切だと思う。

とはうえ、最後でその謎の音声を受けての操作は要求されず、メールが届くことで再配達が受け付けられたことはわかったので、致命的な問題ではないだろう。

まとめ

ご不在連絡票に一見配達時間の選択肢に見える謎の表が用意されており、さらに配達時間の選択の際に「ご不在連絡票を確認」するよう要求されるにもかかわらず、この表に沿った入力をすると誤り扱いされ、本当の配達時間の選択肢は別に用意されるというのは、紛らわしい、ふざけるなという印象が強い。
また、Amazonの再配達申込みのUIには、他にも様々な不自然・不親切ポイントがみられた。

やはり、急ぎでない、かつコンビニでの受取を拒否されない場合は、Amazonでは直接配達は避けてコンビニ受取にするのがいいかもしれない。
(Amazonからの発送・十分大きくない・十分高価でないと思うのになぜかコンビニ受取を拒否されることがあったが、あれはなんでなんだろうなあ…?)


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