私がこれまで学習してきた電車でGO!!のコツ
電車でGO!!は、電車を操作して規定のタイミングで規定の位置に停車させるアーケードゲームである。
今回は、私がそんな電車でGO!!をやっている中で学習したコツを紹介する。
なお、今回紹介するのはあくまで自分が学習したコツであり、上級者などからしたら「これは違う」「もっといいやり方がある」「バーカ」などと思う内容もあるかもしれない。
10m/s = 36km/h を覚えておく
ゲーム中 (走行中) は、
現在の速度 (km/h)
次の停車/通過判定位置までの道のり (m または cm)
次の停車/通過をするべきタイミングまでの時間 (秒)
が画面に表示される。
(「リアルモード」という設定を有効化すると非表示にすることができるらしい。この「リアルモード」は、x86の実効アドレスにセグメントレジスタの値の16倍を足した値を物理アドレスとして用いるモードとは関係なさそうだ)
このとき、時間と道のりはそれぞれ m (または cm) 単位および秒単位なのに、速度は km/h 単位なので、このままでは関係がわかりにくい。
そこで、「10m/s = 36km/h」という関係を覚えておき、両者の表現の数値は比例することを用いることで、だいたいの速度の換算を行うことで、速度の調整がしやすくなる。
すなわち、比例関係を用いることで、
5m/s = 18km/h
10m/s = 36km/h
15m/s = 54km/h
20m/s = 72km/h
25m/s = 90km/h
という関係が導ける。
また、特に停車位置までの道のり(m)が停車までの時間(秒)の10倍を下回っているか否か (すなわち、1秒あたり進むべき道のりが10m未満か) は、規定のタイミングで停車できそうかどうか、減速するべきかどうかの目安として役立つ。
加減速には時間がかかることを考慮する
前の章で「停車位置までの道のり(m)」と「停車までの時間(秒)の10倍」を比較するというコツを紹介した。
しかし、たとえば「停車まで300m、30秒という状況なら、36km/hで走ればよい」かというと、これは大間違いである。
なぜなら、36km/hで走っている状態からいきなり停車する (すなわち、速度を0km/hにする) ことはできず、ブレーキをかけることにより時間をかけて少しずつ速度を下げていかなければならないからである。
速度を下げると、当然同じ道のりを進むのにかかる時間は長くなるため、「停車まで300m、30秒、現在速度36km/h」という状況では規定のタイミングより遅れて停車することになるだろう。
「停車まで300m、30秒」のとき、40~50km/hで走行していれば、タイミングよく停車できる可能性を残せるかもしれない。
ただし、遅れずに停車したいからといって速い速度を維持しすぎ、過走してしまうのもよくないので、注意するべきである。
なお、次の判定が停車ではなく通過のときは、(制限速度に引っかからないのであれば) 減速しなくてよいので、「残りの道のり÷残りの時間=速度」に合わせてよい。
さらに、時間がかかるのは減速だけではなく、加速もである。
走行開始 (戸閉) 時には1秒あたり12m程度であっても、加速しているうちに時間が経過し、1秒あたり15~17m程度になることはよくある。
山手線や京浜東北線は基本的にフルスピードで走行する
山手線や京浜東北線は、停車とその準備を除いて、基本的にフルスピード (速度の制約ギリギリ) で走っていればよさそうである。
「速度の制約」とは基本的には制限速度だが、定速ポイントや定速帯がある場合はそれらも制約に加わる。
一方、総武線など、制限速度に余裕があり、フルスピードで走っていると早く到着しすぎたり過走に繋がったりする路線もある。
このような路線では、制限速度やその他の制約だけでなく、残りの道のりと時間の関係にも注目して速度を調整するべきである。
通過駅がある区間の前では延着を避ける
延着 (規定のタイミングより遅く停車する) をすると、遅れた分次の区間での停車までの時間が短くなる。(このことはゲーム内のロード画面でも明示される)
京浜東北線では、停車する駅とは別に通過する駅が設定されていることがある。
そして、フルスピードで走っていても、通過タイミングは前の駅で停車が遅れた時間だけ遅れたという判定になりがちである。
このことは、通過タイミングは前の駅にタイミングよく停車した (すなわち、通過する駅がある区間における停車までの時間が短くならない) ときフルスピードで走ってちょうどよくなるように設定されていることを示唆している。
通過する駅が複数ある区間では、その全てで同じだけ遅れたという判定になりがちである。
そのため、通過する駅がある区間、特に通過する駅が複数ある区間の前では、遅れずに停車することが普段より重要になる。
減光は求められてからする
前から別の電車が走ってきたときは、ライトを減光することが求められる…というルールのはずである。
しかし、単純に「前から別の電車が走ってきたら減光する」と考えるのは満点ではない。
特に出発してすぐ、低速で走行しているときなど、前から別の電車が走ってくるのが見えてすぐ減光してしまうと、「減光時間過多」で減点を喰らうことがある。
さらに、明らかに前から別の電車が走ってきているはずなのに、減光の判定が行われず、単純に「減光時間過多」をとられるケースもあった気がする。
安全策をとるなら、「前から別の電車が走ってきた」だけでなく、減光のスイッチが光った (減光を求められた) ことを確認してから減光をするのがいいだろう。
なお、もともと減光が不要 (減光のスイッチ自体が無い) の車種も存在する。
減光は判定が出てから解除する
前から別の電車が走ってきたとき、せっかく減光しても、減光の判定が出る前に解除してしまうと、減光の得点が得られなくなってしまい、もったいない。
減光後は、前から走ってきた電車の先頭が通り過ぎただけでなく、減光の判定が出たことを確認してから減光を解除するのがよい。
停車するにはブレーキをかける
停車直前、速度が数km/hになったとき、もういいかなと思ってブレーキを解除してしまうと、思ったより止まらずに停車するべき位置を通り過ぎてしまうことがある。
停車をするには、最後までブレーキをかけたほうがよい。
Gセンサーを気にしすぎない
停車時、強いブレーキをかけ続けると、「Gセンサー超過」として加点が無くなり、さらに減点がされることがある。
しかし、これを避けようとするあまり、ブレーキが足りずに過走してしまうのはよくない。
Gセンサーも余裕がある範囲で気にしつつ、基本的にはいい位置とタイミングで停車することを優先するべきだろう。