国際社会で活躍する人材育成

わたしが通っていた高校は
国が行っている
「国際人材育成計画」に
認定されている高校であった

どこか海外で
ボランティアをしたり
研修を受けたりするプログラムに
1回1-3万円で参加ができる
（残りは国が負担）

月1ペースで
1週間のプログラム案内がされる

「韓国で日韓の問題について
韓国の学生と一緒に考えよう」

韓国にある
平和ミュージアムに
韓国の学生と行くのは
まあまあ気まずかった

韓国の戦争とか
歴史には日本が多く
関わっていることが多い

「フィリピンに行って
実際に貧困を見る」

これはまた別機会に
noteに書きたいと思っている

ゴミ山で生活をしている人たちを見て
本当の貧困についてこの目で見た

結構強烈だったので
10年前くらいになるけれど
鮮明に記憶が残っている

一緒に行った友達は
泣いていた

こんな機会が何回もあって
すごく貴重だなと思っていたけれど
当時は海外に行けることが嬉しかった

このプロジェクトには
全員が参加できるわけではなくて
毎回選考がある

たしか1回に5-8人くらい

英語の先生が
志望理由を見て決めるのだけど
志望理由の内容に関わらず
絶対に通るメンバーがいた

わたしもその1人で
固定メンバーが他に3人いた

募集締め切り前に
クラスメイトに
「いけだは応募した？」と
聞かれていたことを思い出す

実際にあと何枠残っているのか
知るためである

当時は何も考えなかったけれど、
改めて考えるとすごくエコヒイキ
されていたのだなと思う

他にエコヒイキされていた
3人は海外で活躍をしている

国連関連の団体であったり、
非営利のボランティア活動を
いまも続けている

わたしはあまり仕事では
活かせていないけれど
この国のプロジェクトは
良い取り組みだったんだろうなと思う

日本人は海外旅行に
怖いや不安を抱く人が多いなと思う

国際化が進んでいる中で
やっぱり日本とは
違う文化に触れに行くことは大切だと思う

薩摩藩の人が船に乗り、
イギリスに留学した歴史がある

今より英語学習が浸透しておらず、
日本が国際化をしていない中で

日本のために藩のためにと
勉強しようと渡英したのは
すごいと思う

いまの学生たちにも
わたしがしたような貴重な機会が
あるといいなと思うし

日本をより良い国にするために
若い人が一生懸命力を尽くす
社会になればいいなと思う