マガジンのカバー画像

秋の夜空に恋をして

7
秋の夜長、普段いかない会合に足取り軽く出向いた七々星は、イケメン彗斗と出会う。でもどこかで以前にも会ったような懐かしい感覚がした。そんなある日、ひょんなことから七々星は「デートし… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

秋の夜空に恋をして_7薄れていく記憶

相変わらず、あの日を最後に彗斗からの連絡が来ることはなく、 七々星はひたすらに仕事に打ち…

秋の夜空に恋をして_6消えた彩りと温もり

旅行最終日の朝も目を覚ませば彗斗が横に居て、カーテンの隙間から木漏れ日が射し込むリビング…

秋の夜空に恋をして_5突然の別れ

(本当はこんな色鮮やかな日々、知りたくなかった...。) でも、彼がくれた色鮮やかな日々が欲…

秋の夜空に恋をして_4思い出の旅行

(この間のデートが最初で最後って割り切ってたのに...。) イケメンの彼からまた誘ってもらえ…

秋の夜空に恋をして_3紅葉の下でもう一度

(30過ぎ、子持ち、バツイチの私がついについに!イケメンとデートする願望が実現出来ちゃいま…

秋の夜空に恋をして_2最初で最後のデート

(あの、30過ぎ、子持ち、バツイチの私とイケメンがデートしてくれるって本当ですか?!またと…

秋の夜空に恋をして_1約束の再会

あなたは、前世縁をどのように考えますか。 七々星(ななせ)は30を迎え、シングルマザーとして恋愛とは無縁な忙しない日常を過ごしていました。 秋の夜長、夜風の仕業だったでしょうか、たまたま知り合いに呼ばれた会合に珍しく足取り軽く出向いた七々星は、彗斗(けいと)と出会います。 あの日の感覚はとても不思議なものでした。 七々星にとって、彗斗との出会いは「初めまして」のはずでしたが、どうしてもどこかで以前にも会ったような、明らかに七々星はそんな心地がしたのでした。 でも、彗斗には