見出し画像

新潟に来て1年。思うこと

眠くない日はNoteを書くことが定番になりつつある。こんばんは。💤

新潟に来て、一年が経とうとしています。

「どこがいい?希望は?」って最終面接で言われて、
並べられた選択肢から自分の直感を信じて
「新潟がいいです。」って言った日から一年が経つ。

初めての一人暮らし
初めての土地
初めての社会人
近くに友達も家族も居ない環境は初めてで

引っ越しをして、手伝いに来てくれてた両親とバイバイをした後、まだ家具もない段ボールだらけの部屋で不安で1人で泣いた日が懐かしい

でもそんな不安もすぐに吹っ飛んで、この街で誰よりも楽しむことにした。

1年住んだ結論として、この街は自分にすごく合っていて(仕事の話は置いておいて)環境としては最高です。心から素敵だなって思える空間で溢れている。

近所の雑貨さん、拘りや想いが詰まったカフェ、パン屋さん、喫茶店、古民家を改装したBar、古町通り、白山公園、信濃川の河川敷、やすらぎ堤、沼垂テラス、古本屋さん、お寿司屋さん、関谷浜、弥彦神社・・・

都会で生活していた時よりも、選択肢が狭まってかつ自分の時間が増えて、自分の好きと向き合えた一年でした。

残したい景色とか感情で溢れて、自分の言葉で表すことが難しかったし抑えきれない感動を共有する人が周りにいなかったから(笑)カメラを買って、カメラと友達になって、毎日のように写真を撮りに行って発散した。

参加してしまった生産性のない飲み会の帰りは、海に直行して朝日を見に行ったり。同期と信濃川の河川敷で寝っ転がって、かすかに見える星を眺めて「なにこれ、青春じゃん。」って爆笑したり。心が苦しいときは、ノ縞屋さん(近くにある大好きな雑貨屋さん)に逃げて「お父さん、私スペイン行く。」とか突拍子もないことを言って自分を落ち着かせたり。落ち込んだ日は信濃川の河川敷に行って、日本一長い川に慰めてもらったり。お気に入りの古本屋さんに毎週行って「BRUTUSありますか?」って訪ねることが口癖になったり。古本屋さんの本棚にトキメキ過ぎて、「私ここ継ぎます!」って言ったら「大変だからやめとけ。やめとけ。」って店主さんに止められたり。

新しい街で、新しい自分に出会って、新しい感情に出会って、新しいことを始めて、出会いも別れもあって、悩んでしんどいこともあったけど、同じくらいワクワクしたこともあった。

この街の魅力に沢山救われた。

いまのお気に入りは、家から見える信濃川を眺めることと、早起きしてセブンにコーヒーを買いに行って、昔ながらの商店街を散歩すること。

昔からの文化とか、その人にしかできないこととか、想いが詰まった空間、好きが詰まった空間、守りたいもの、壮大な自然・・・ってやっぱり自分には不可欠。

この一年で豊かさとか、自分の好きなものこと、大切にしたい価値観とか、いろんなことと向き合えた気がする。

成長できたのかは分からないけど、新潟を選んでよかったって心から思う。

今年、やりたいことの一つは

この街の魅力をZINEにすること。完全自己満だけど、自分がトキメク空間を創る人たちに話を聞いて、感謝を伝えて、写真を撮って、形にしたい。

そんなことを考えています。

次は誰が新潟に来てくれるのかも、楽しみ。

春は信濃川沿いに桜が咲くし、佐渡にも行く予定だし、何より景色がうんと良くなるからそれもすんごく楽しみ。

一年間、単身新潟、よく頑張りました。

来年はどこに住んでいるんだろう。

😪💤👋







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?