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三毛猫ブウニャン

こいつが我が家の三毛猫の『ブウニャン』だ。

二年前に他界した茶トラ白の『トラ』の姉さんか妹である。

人間の年齢に換算すれば80歳をとうに過ぎている。

でも、そう見えないからややこしい。

10年前に父が他界し、誰も飼えなくなった2匹を大阪に連れてきたのは『人助け』ならぬ『猫助け』ではあるが、ある意味私たち人間の我が儘でもある。

だから、人間の都合で飼った生き物を最後まで家族同様可愛いがるのは当然だと思う。

しかし、それが出来ない高齢者が少なくないようだ。

小さな社会問題にもなっている。

独居の高齢者の心を癒やし、認知症の予防や改善にもなる猫や犬たちの存在は大きく、必要性は高いであろう。

しかし、都合の良い時だけのパートナーであってはならない。

一部でこの問題に真剣に取り組んでいる団体が存在するのを耳にするがもっと広く世間が認識しなければならない。

今は24時間のほとんどを私のベッドの上で過ごす。

ただいるだけで、そこに寝ているだけで私たちを幸せな気持ちにしてくれるブウニャンの存在は大きい。

このブウニャンが私たちのことを何と思って今を生きているのか、時々気になる時がある。

ブウニャンのヒゲ、右一本は波をうってる。 抜けてもまた同じように生えてくる。DNAに組み込まれた彼女の個性です。

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