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夜のお店で働こうと思ったら。その前に読んでおきたいお店の探し方と面接の準備。

はじめに

今回はお店探しの方法と、面接にいく際の準備。面接を通過するための心構えなどをお話しします。

お店探し

【求人サイト】

求人サイトではとにかくたくさんのお店の中から選ぶことができます。希望エリアや希望時給から絞り込むことができますし、クラブ・キャバクラ・ラウンジ・ガールズバーなど、業態ごとの相場を知ることもできます。自分の目でみて納得できる条件のお店に面接にいってみましょう。
ただし求人情報というのは、面接に呼ぶためにすこしだけ実際よりも盛った情報が載っていることがあります。条件などについて、双方誤解のないようにきちんと確認をとりましょう。

求人サイトからの面接で注意すること

高校を卒業している18歳以上なら夜のお店で働くことはできます。しかし、未成年に飲酒させるわけにはいかないので、どうしても採用率は下がってしまいます。
無駄足にならないように、問い合わせの時点で確認しておくのがおすすめです。
そして「普段着のままでお越しください」このように言われることがあると思いますが、鵜呑みにしてはいけません。面接当日は精一杯おしゃれしていきましょう。

髪型

かしこまった場所にいくつもりでセットしましょう。巻き下ろしでもアップでも大丈夫。顔がはっきり見えるようにしましょう。
もしも何軒か面接にまわるなら、お店の近くのヘアサロンでセットしてもらうのもおすすめです。ヘアセットの相場は二千円前後。美容師さんは近くのお店のことは把握しているもの。まわるお店を伝えてそのジャンルに寄せたセットをしてもらいましょう。
カラーについてはあまり明るい色は好まれません。カラフルな色味や個性的なカットをしているなら、応募の際に確認しておきましょう。

服装

実際に働いたときの姿をイメージしてもらえるように、お店でも使えそうな服を着ていきましょう。カジュアルな服装は好まれません。きれいめなワンピースが無難です。デートで高級レストランに行くイメージなら間違いないことでしょう。

刺青・タトゥー・リストカット痕・歯列矯正

服で隠れるならまず大丈夫ですが、見える場所にあるなら先に確認しておきましょう。とくにリストカット痕はコンシーラーでも隠しきれないもの。長袖の衣装を着て良いのかも確認しておくと安心ですね。
刺青やタトゥーがだめかというとそんなことはなく、お店によっては和彫りが丸見えでも大丈夫な場合があります。
歯列矯正については表側に器具がついているならまず不採用になります。口もとは目立つパーツなので、治療中ならきちんと応募の段階で確認しましょう。
舌ピアスはちゃんとはずしていきましょうね。

持ち物

お店に指定された持ち物を忘れずに持って行きましょう。面接なら身分証だけで済む場合がほとんどです。

身分証

高校に在学中の18歳は夜のお店で働くことができませんし、未成年にお酒を飲ませることはできません。女性を雇うのに年齢チェックは大切なこと。お店はなりすましを警戒します。顔写真付きのものを用意しましょう。
入店が決まれば、面接のときに提示した身分証以外に、住民票やマイナンバーの提出が求められる場合があります。


【スカウト】

街で声をかけてくるのはほとんどがフリーのスカウトです。所属しているスカウト会社が契約している店舗や、提携している紹介会社を経由して紹介してくれます。
求人というのは波があり、ニューオープンや、人手不足で急遽女性を集めたい場合などは、採用基準が低くなる場合があります。こういう情報は求人サイトには載りませんので、スカウトの情報網が役に立ちます。
実績のあるスカウトなら、お店ごとの採用基準、面接通過のこつなどをアドバイスしてもらえますので、希望給、希望条件、できないこと、したくないこと、などは事前に話し合っておきましょう。

スカウトを使う場合に注意すること

注意したいのはスカウトによって紹介したいお店に偏りがでること。そのスカウトの都合でおすすめされる場合があるので、すでに夜のお店に勤めているお友達や、他のスカウトに裏どりをするなど、正しい情報を見極める能力が必要です。

面接前の準備

待ち合わせの時間、待ち合わせの場所、当日持っていく物を確認しておきましょう。

身だしなみ

あたまのてっぺんからつまさきまで、見た目のすべてが商品であり武器です。細かいところまで決して手を抜かず、きれいに整えましょう。

見られるポイントの一つとしてとても重要なのが清潔感。髪の毛が伸びて根元が黒くなっていませんか?根元が黒くなっているのはとても目立ちます。入店前に美容室に行ってきれいにカラーリングしてもらいましょう。
爪もよく見られるポイントです。爪が伸びてせっかくのネイルがみすぼらしくなっていないかチェックしましょう。
アクセサリーは控えめにした方が無難です。誰もが知っている高級ブランドの、高級ラインのもの以外はつけない方が良いでしょう。

アピールすること

大切なのはあなたを雇うとお店がどれがけ儲かるか

「一流の接客を学びたい」や「コミュニケーション能力を磨きたい」などという志望動機はあまりおすすめできません。それはレッスンに通ったり、自腹で高級店に行き、お金を払って学ぶことです。
それならば、月にいくら稼ぎたいか、稼いだお金で何がしたいかを訴えた方が好印象です。お金や成績に貪欲な女性は稼げますし、あなたが稼げるということはお店も儲かることになります。あなたとお店はおたがいさま、どちらも儲からないといけないのですね。

使い勝手が良いか

週の勤務日数や勤務時間の希望を聞かれます。少ないよりは多い方が好印象です。
お店の営業時間はほとんどの場合、20時から深夜の1時まで。深夜店なら朝までの場合もあります。お店の都合で柔軟にシフトが組める女性はありがたがられます。無理のない範囲でたくさん出勤できることをアピールしましょう。
終電あがりは好まれませんので、どうしても譲れない条件なのならば問い合わせの時点で確認しておいた方が、わざわざ面接に出かける時間が無駄にならずに済みます。

大事なもの

身分証

ほとんどのお店では顔写真付きの身分証の提出を求められます。パスポート・マイナンバーカード・免許証などです。
保険証や学生証ではだめな場合や、住民票が必要な場合がありますので、お店に確認をとって、指定されたものを用意しましょう。

さいごに

夜職といっても、エリアやお店によって個性があります。あなたの求める働き方ができるお店がきっとあるはず。相性の良いお店に出会えるように情報収集しましょうね。

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