見出し画像

Tour of Mersin(UCI2.2) St.1

レース情報

 国 トルコ🇹🇷
 距離 103.2km 順位 111位
メンバー
 畑中勇介、トマ・ルバ、レイモンド・クレダー
 山本元喜、新城雄大、孫崎大樹、柚木伸元

レースレポート

今回は4日間のステージレース。
2クラスだが、ヨーロッパツアー。
案の定、しっかり強いチームが数チームきていた。

ベルギー、ポーランド、中国、カザフスタン辺りのチームが1クラスやProカテゴリーのレースで活躍している選手がいる。

遺跡スタート

なので、2クラスだが、そういった認識ではなく、甘いレースではないことを確認。

キナンとしては、総合をトマさんで狙いつつ、ステージをもぎ取りに行くことにする。
元喜さんも今日の登りのできや周りの様子を見つつ、総合を狙えるか考える。

戦隊もの?笑

ひとまず、第1ステージは全員がそれぞれの形で勝利を狙うことにした。
僕は後半の登りに耐えられれば十分チャンスがある。

その前に逃げて登りを前待ちするパターンもあり。
なので、積極的に逃げに乗りつつ、逃げきりにも対応できるようにすることにした。

今回はレイモンドがいることもあり、僕も積極的動いていきやすい。

作戦通り、スタート直後から、僕、元喜さん、雄大さんが積極的に動いていく。
トマさんも、2クラスらしく大人数が先行する場合は乗ると行っていた通り、20人くらいが少し先行する時は乗っていた。

その動きからか、キナンが逃げを外すことはなかった。
僕、元喜さん、雄大さんもうまく代わる代わる動いているので、確実に前にキナンがいる状況ができていた。

僕含む10人ほどが先行

甘いレースではないと話ていたが、アタック合戦や集団の雰囲気は2クラスっぽかった。
あまり速くなく、動いている自分達もわりと余裕がある。

途中、雄大さんと動いているチームを確認しあい、そこの動きに合わすべきだと確認した。

どのチームも逃げには乗りたいが乗りたいだけ。
逃げがうまく回らないのと、乗りたい選手が多く、ずっと繋がり続ける。

アタック合戦が1時間ほど続いた後、元喜さん含む5名ほどが先行。
やっと集団が止まる雰囲気があるが、完全には止まらない。

だか、少し落ち着いた。

しかし、すぐに最初の5分ほどの登りが始まるため、位置取り争いが始まる。
キナンもトマさんのために、元喜さん以外が全員集まり、一気に前にあがる。

ケツ持ちを僕が勤め、上がっていく最中にチャイナグロウリィーが被せてきて、レイモンドと僕が取り残される。

楽しそうwww

トマさんが前に上がれたので、良いと判断し、僕は無理せず楽に登りに突っ込むことを選択する。

中盤より後ろで登りに入る。

が、今日は調子が良い。
楽に踏めている。

前がバラバラになり始め、1列に伸びてきているが、僕は坦々と中切れに合わないように抜きながら前に上がっていく。

頂上付近でレイモンドがいたので、そこのパックにいれば追い付くと判断し、無理に抜きに行かず、そのままクリア。

登りきった後、ほぼ1列棒状のまま、アップダウンが続く。

所々、登り返しでは、完全にスピードが緩み、集団が詰まる場面があった。

また、完全に足がなくなり、死に物狂いで着いている選手が怪しい動きをしていた。
なので、抜けるタイミングで抜きつつ、前に上がるチャンスを伺っていた。

その時、登り返しで緩み、前と車間が詰まっているタイミングで、斜行してきた選手に前輪を刈られてしまう。

避けきれず、ダンシングしていたこともあり、前輪荷重だったために完全に掬われ転倒。
低速だったため、怪我はほぼないが、ディレイラー側に転けたために、エンドが曲がりチェーンはロー側に落ちてしまい、すぐに復帰できなかった。

また、集団が登りで破壊された後のため、チームカーがなかなかこない。
なんとか戻そうとチェーンを引っ張ってる所にチームカー到着。

ほぼ全ての集団にパスされてしまった。
ここで、実質僕のレースは終了。

昨日、楽しそうやったおっちゃんは楽しくなさそう

復帰後、
「まだペースが上がりきってなかったのと、下り基調のため、うまくチームカーや遅れている選手を利用して戻れるか、、、」

と、思って踏むが、畑中さんがいるグルペットまで戻ると前がはるか彼方に見え、復帰が無理だと悟った。

自分の登りに入る位置が悪く、少し焦ってしまっていたのかもしれない。
そのせいで余裕がなく、周りが見えていなかったかなと思う。

ここで無駄に踏んでも取り返せないので、今日はこのままグルペットで足を温存しながらゴールし、明日以降暴れられるように備えることにした。

ゴールラインを踏むと同時くらいにストップ押す、笑

前では2つ目の12分の登りでバラバラになる。
トマさんが20人以下のメイングループに残り、総合争いに残った。

元喜さん、雄大さんも、その次などのグループでゴール。

2人はその登り前でも、抜け出しに反応して動いていたみたいで、調子は良さそう。

僕もかなり踏めている感覚があるので、今日休ませてもらった分、総合も遅れたので、明日以降、より攻めていこうと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?