おおいたアーバンクラシック
レース情報
距離 150km 順位 19位
出走メンバー
トマ・ルバ、山本元喜、ライアン・カバナ
新城雄大、ドリュー・モレ、孫崎大樹
レースレポート
今日はアップダウンの激しいコース。
キナンが得意とする打ち合いになるコースと予想される。
毎年、前々展開で、逃げが決まりやすい。
全チームその認識でくることが予想されるので、いつも通り後手を踏まないように逃げに乗っていく。
また、ライアンの調子が良いので、ライアンを必ず前に乗せ、そこに他の選手ができるだけ入り、フォローしていく。
スタートから30~40分経つまではチェックの動きで、集団の疲れが見え始めた頃に攻撃に出ることも確認した。
レースは予想通り、皆逃げを意識しているようなジャブ打ちアタックから始まった。
ただし、有力チームの動きには過敏に反応するような感じ。
アップダウンもだが、所々細い区間があり、集団が伸びやすい。
そのため、前にいないとキツいのも、このコースの特徴。
見た目以上のキツさがある。
なので、ジャブ打ちから、そのキツい区間に入っていくと、どのチームもチャンスとばかりにペースを上げる。
少しでも後ろで入ると、前で何が起きてるかもわからないし、前に上がれない。
そんなこんなで3周完了。
今のところ、キナンはうまく全員が動いて逃げの対応ができている。
集団も人数が減り始め、そろそろ攻撃に出てもいい頃合いだ。
と、思った頃にドリューがアタックしていく。
半周ほどたち、細い区間に入ったタイミングで、中切れもあり、20名近い選手がそのまま抜け出す。
そこにライアン、元喜さんが入る。
有力チームも1~2人選手を入れたこともあり、集団は緩む。
逃げに乗せれなかった、スパークル、サンブレイブが牽引し始める。
キナンはライアンと元喜さんが入ったので、GOでいいが、20人に対し2人は少し不安なのと、後ろの僕らは余裕があるので、追走のチャンスを伺う。
30秒差ほどで推移しているところで、他の選手がアタックし始め、追撃ムードになる。
残った4人が代わる代わる追走に加わる。
あくまで、他の選手を楽に前に追い付かせず、かつ、キナンの枚数を増やせられるようにする。
その流れで、ドリューが2~3人の追走に入り、そこから1人で抜け出し、前に追い付く。
その後、8人ほどの追走にも雄大さんが入る。
これも、雄大さんが追走の勢いを殺しつつ、他の選手をできるだけ落として前に追い付く。
この時点で逃げが24名、内4人がキナンと6分の1と理想の状況。
集団は追走の動きができる選手もいなくなり、タイム差が一気に開く。
実質、プロトンのレースは終わりを告げた。
しかし、昨日もだが、大分のファンの皆さんが熱い応援をしてくだり、名前をたくさん呼んでもらえた。
なので、グダグダ走るのはありえないし、ただ足切りがきて降りるのではなく、最後まで走る決意をする。
この後、ツールド九州もあるため、集団を積極的に引き、レース強度を維持するようにした。
結果的に、7人でプロトンから抜け出し、前からこぼれてきた選手を回収しつつ、最終ラップへ。
その頃には前では、ライアンが攻撃し、2人で抜け出すことに成功。
元喜さんと雄大さんが追撃をことごとく潰し、2人逃げが確定。
そこから、ライアンはスプリント勝負を制し、優勝!
2人逃げが確定後、ドリュー含む5人が追走にでる。
そこでドリューはクレバーに動き3位に入ったみたいだ。
遅れた雄大さんを回収し、前は16~18人ほどになっていることが確認できたので、20位以内の賞金を狙うことにした。笑
わりと前で長めに引いていたため、足に疲労もあったが、もがけそう。
最後の登りに入り、もがきそうな人をマークする。
雄大さんと共に回収した、マトリックスのバグラス選手が回収した後、ほぼツキイチで休んでいたので、もがきそう。
残り500m、もがくのかもがかないのか微妙な雰囲気な集団。
そのせいで、緩み広がる。
雄大さんにもがくことを伝えていたので、前に出てきて一定で引いてくれた。
その番手にバグラス選手、愛三の岡本選手、僕の順でつく。
ラスト200mを切り、自分が先に仕掛ける。
かかりは悪くない。
後ろからは少し遅れて、バグラス選手しか付いてきてない。
このまま集団の頭が取れる。
と、思ったゴールライン寸前でバグラス選手が捲ってきて、差される。
一応、20位以内の19位。
結局、今日は特に何もできず、最後も差されると自分としては失敗。
チームは最高に機能し、レースを支配し、勝利してくれた。
せめて、僕も前に乗り何かしたいし、勝負に絡みたかった。
大分2連戦はいいとこなしだったが、すぐ次のレースがあるので、切り替えて頑張ります!
たくさんの応援ありがとうございました!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?