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【恋文】渡せないラブレター その18

貴方に文を書くのは、
決まって貴方を感じた時。

本来貴方を感じれない時の
忍ぶ手段として使うべき恋文。

相変わらず私は狡い生き物です。

今すぐ変われないことも呑めてる。
今すぐ変わらない近い未来も呑めてる。

反面、

貴方の近くに行きたいと思う自分に
再会したのも今日の出来事です。

貴方を知らなければ、自分を守れるし、
貴方を知らなければ、貴方を傷つけず済む。

ただの綺麗事なんて、
分かりきったことではあるのですが。

でも、それでも。

貴方を感じられる
私が生きてると思う世界線は
あまりにも贅沢で苦しくなりました。

好いてもらえることが苦しいではなく。
私がこんなにシアワセな感情を
得ること自体がおこがましくて、
今でも素直に受け取れないだけなのです。

不幸になりたいわけでもなく、
不幸でいたいわけでもない。

ただ、シアワセと呼ばれる幅の中に
私は収まってはいけない。

そんな気がしただけなのです。

片手6本分の月日を経て、
堪能した貴方の声も想いも。

6本数えなくても変わらないで
今日もただそこにあった事実に
シアワセで消えたくなりました。

本当は聞きたかった。

どうして好きで居続けられるの?と。

貴方を含め、
私を好く理由が分からないのです。

自分でも面倒くさいと思う中で、
自分が見つけられない
他者からの好意をもらう要点を
私自身が見つけられないのです。

でも、それは至極幸福で
何にも変え難くて。

なんと言ったらいいのか分かりませんが、
「貴方と出会えてよかった」が
今日の伝えたかったことだと思います。

明日シラフで読み返して修文しますね。
とりあえず気持ちのまま、
そして今日だという概念のまま、
貴方への気持ちを残し遺します。

右利き

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