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【恋文】渡せないラブレター その22

静かな夜に
貴方への想いを
書き認めたくなります、いつも。

最近ね、気になっていた人に
嫌われてしまったんです。

嫌われることをした自覚もあります。

等身大の私を見せることで、
相手の嫌いを育ててしまいました。

知らぬ間に距離が空いてしまったようです。
ただ、自業自得なのも合点がついてる。

少しばかり悲しかったのは、
「嫌い」とも「さよなら」とも
告げられることなく、
立ち去ったことを後に知ったこと。

相手を責めるつもりもありません。
私が悪いと思ってます。

突きつけられた事実を以て、
貴方が想いつづけてくれることが
どれほど幸福たるものか
痛感させられた出来事でもありました。

私はお相手以上に、
貴方に対して素直で我が儘。

それでいて、
一貫して貴方は私を想ってくれる。

何故?と聞きたくなるほど、
貴方の気持ちに戸惑う嬉しさ。

倖せが近付くと逃げたくなる私は、

何故、想い続けてくれるのか。
私である必要は毛頭ないのに。


と卑屈になって


まで、書いて寝落ちした昨日でした。

続きが思い浮かばないのですが、
昨日の私が伝えたかったこと。

「私を見つけてくれてありがとう」

今日も貴方を想い、
明日も貴方を考えるでしょう。

お疲れさま。
ゆっくり休んでくださいね。

右利き

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