目黒雀

晴耕雨読ならぬ「晴耕雨電脳で、暇なときには私電脳で電脳命令技巧に戯れている。」(訳:晴…

目黒雀

晴耕雨読ならぬ「晴耕雨電脳で、暇なときには私電脳で電脳命令技巧に戯れている。」(訳:晴耕雨PCのように、暇なときにはパソコンでプログラミングに戯れている)

マガジン

  • 日本語は縦書きが命

    俳句や短歌は縦書きが、情緒がより醸し出される

  • 回教は危険な宗教か?

  • AIって何?

  • 電脳(コンピュータ)って何?

    文系の文系による文系のための、電脳(コンピュータ)って何?

  • 類人猿から人への進化の道程

    人類二足歩行への道、人類が手にした四種の神器(道具)等について、既存の研究や常識など無視して俄人類学者(自称)が空想考察します。

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片仮名が恨めしい。縦書き無料アプリ公開中

「横書きを縦書きにする無料YokoToTateC格納場所(ベクター)」 趣味で休日の電脳命令技巧家(プログラマー)をやっている。今凝ってるのは、言語処理系である。ある時、言語学者の野田時寛(のだ ときひろ)氏が提唱した「現代日本語の漢字の意味分類」の漢字群を知り感銘を受けた。 これを利用して、文書の検索や分類を行うソフトを作ってみた。KanjiConceptorC(使用無料ソフト)と名付け、Vectorサイトに掲載した。 しかし、漢字が少ない文書では役に立たない。特に片仮

    • 喉元過ぎれば熱さを忘れる

      陸前高田 2011年3月11日、三陸沖大地震と巨大津波により壊滅的被害を受けた陸前高田市、その惨状を空からの映像でテレビ放送局が伝えていた。町の半分が津波でざっくり持っていかれていた。残った部分は高台の土地になっているようだ。高台に住むか低地に住むかで運命が異なったのだ、とその時は思った。しかし、後に新聞記事や報道番組で陸前高田市が取り上げられると、単に運の問題ではないと分かった。 前回では宮城と福島の地震津波の記録を示した。陸前高田市も何度も地震津波の被害に見舞われている

      • 青天の霹靂ではない。無知無為の代償は大きい。

        気象庁の電網主頁で、「宮城県に被害を及ぼした主な地震・津波」の項を見ていて驚いた。以下は、その項目の一部である。人的被害の多いものに◎を付けた。 ◎1933(昭和8)年3月3日、三陸沖、M8.1 (死者・行方不明者3,064名) 1936(昭和11)年11月3日、宮城県沖、M7.4 1938(昭和13年)年11月5日、福島県沖、M7.5 1938(昭和13年)年11月6日、福島県沖、M7.4 1956(昭和31)年9月30日、宮城県南部、M6.0 (内陸地震、津波無し) ◎

        • 縮まらない賃金格差や資産格差、そして身分社会が始まる

          政府は物価上昇と連呼するが、住宅価格は上昇し、借り入れの金利は上がり、都市中心部のマンションや戸建ては、一般庶民には手の届かない価格に既になっている。買えるのは富裕層と海外の投資目的の金持ちばかりである。都市は、ニューヨークの様に給料が上がっても、庶民には住めない町になるだろう。 しかも富裕層の親は富裕層である。裸一貫で上京して一代で財を成す夢物語は、百万人に一人いるかいないかの、一般人にはとっては全く夢の夢物語だ。富裕層の獲得資産は金銭、頭脳ともに子供に継承される。 M

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        記事

          来るのは物価が上がり、実質賃金が下がる、悪循環である

          物価が上がり、賃金が上がる好循環などと言うものは、高齢化していない若い人が多い、かつ貧しい国に起こる話だ。日本のように超高齢化が起こり、子供の数が減っている国では夢物語だ。 この好循環は米国を念頭に置くことが多い。しかし、これを実現するのに、米国では当たり前の事が日本には無い。それは企業の業績悪化による解雇である。解雇できるので、経営者は人を雇うのも賃金を上げるのも怖くない。勝機と見れば起業家は果敢に投資して事業を拡大する。人を集めるために高賃金も払う。事業が思わしくなけれ

          来るのは物価が上がり、実質賃金が下がる、悪循環である

          やっぱり漢詩は縦書きに限る

          ベクターの目黒雀掲示頁ホームページ(色々ある、全部無料)   此 周 胡不 俄 不 自 栩 昔 夢   之 与 蝶知 然 知 喩 栩 者 為   謂 胡 之周 覚 周 適 然   胡 斉 物 蝶 夢之   也 志 胡 荘 蝶 物 化   為夢 則   与 蝶 周   論   則 周為 蘧     也         必 与胡 蘧       夢       有  蝶 然       為       分  与 周       胡       矣    也       蝶 荘

          やっぱり漢詩は縦書きに限る

          横文を縦文にするYokoToTateC(無料)の不都合

          ベクターの目黒雀掲示頁ホームページ(色々ある、全部無料)  が せ 横 の い た が 料 装 横  あ よ 文 体 こ が 、 Y 具 文  る う 字 系 と で 何 o P を  の と 置 環 も き が k C 縦  だ し き 境 あ な 出 o ソ 文  。 て を 、 る い 来 T フ に    い 縦 シ 。 事 る o ト す    る 置 ス 元 、 か T ウ る    の き テ 々 都 を a ェ 電    で に ム 横 合 説 t ア 脳

          横文を縦文にするYokoToTateC(無料)の不都合

          災害は語り継ぐ事はできない。経験に訴える災害の語部は長期的には役に立たない。

          戦争の人為的災害、地震や台風などの自然災害。これらの被害者や経験者の語りは、世代が変われば消える。直接経験者の語部が亡くなったら、そこで終わりである。20年前の平成16(2004)年、新潟県中越地震ついて、能登では何人の人が、これを覚えていただろうか。 非経験者の語部がいるが、単なるお話であり、尾鰭が付く事が怖い。事実に基づく確率的、合理的思考とそれに基づく行動のみが、戦争や自然災害の回避を可能にする。 確率を理解しない人が多い。最も身近なのは天気予報の降水確率だ。降水確

          災害は語り継ぐ事はできない。経験に訴える災害の語部は長期的には役に立たない。

          能登での地震質問調査結果「耐震化工事していない7割」(NHK)

          以下は近年の多数の死者を出した大地震である。 平成23(2011)年 東日本大震災 平成28(2016)年 熊本地震 平成16(2004)年 新潟県中越地震◯ 平成7(1995)年 阪神淡路大震災 平成5(1993)年 北海道南西沖地震 これらの後、テレビのニュースやその他の番組で、これでもかと地震防災が話題として取り上げられていた。特に新潟は、同じ日本海側で、お隣富山の隣である。それでも、何もしなかったのか! お金がなかった? 地震対策に必要なお金と、今回地震で失った資

          能登での地震質問調査結果「耐震化工事していない7割」(NHK)

          フィルムカメラでは、英語ができない日本人には想像力が働かない。

          前回の薄膜暗箱の話 暗箱は光を通す穴が鋲孔(びょうこう:私案造語)から硝子レンズ(レンズ豆の形が由来)に変わり、像を映す紙面は光に反応する物質を塗った硝子板に変わった。この板に白黒の像を映し撮る。この段階では、白黒逆転した陰画である。これを薬品処理して、通常の白黒陰影である陽画に変える。これがフランスで発明された暗箱の原型である。光が当たると黒くなる感光物質を塗って、濡れた状態で映して処理したので湿式暗箱と言われる。 湿式暗箱は硝子板の上に像を映したので、一枚限りの物であ

          フィルムカメラでは、英語ができない日本人には想像力が働かない。

          日本語は単なる情報伝達の道具ではない

          縦書きと横書きの違いを感じられない人は、日本語による情緒を体得していない、と思う。(横書きで入力した文字列を縦に変換するYokoToTateC、無料) 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ わたの原 八十島かけて 漕き出でぬと 人には告げよ あまのつりぶね ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 田子の

          日本語は単なる情報伝達の道具ではない

          横文を縦文にする電脳無形装具YokoToTateC(無料)をベクターに公開中

          ベクターの無料YokoToTateC格納場所 ベクターの目黒雀掲示頁(色々ある、全部無料) 出来る事 入力した横文字列を縦文字列に変換 縦文字列として文書保存、又は文字画像(PNG)として保存可能 文字色と背景色の変更 字体は「MS ゴシック」と「MS 明朝」のみ正しく縦になる 入力した半角の英字、数字、及び記号を存在する全角に変換 役に立てば幸い、立たなくても結構、電脳命令技巧は行う事に意義あり!・・なんちゃって・・ YokoToTateC、遊んでもらって感想頂けれ

          横文を縦文にする電脳無形装具YokoToTateC(無料)をベクターに公開中

          横文を縦文にする電脳無形装具YokoToTateCをベクターに掲載

          YokoToTateC(使用無料)の格納予定場所 横に入力した文字列を縦文字列にする電脳無形装具、YokoToTateC(使用無料)をベクター電網場に上昇積載した。書類に不備が無ければ、公開されるのは、3月13日午後から14日に掛けてと思われる。不備があって突き返されると翌週となる。 ベクターは日本最大の無形具掲載電場と言いながら、更新は水曜日のみとしょぼい。まぁ、40人ほどの少人数会社で、全てが手作業(悪性無形具対策のためとか)、かつ無料なので文句も言えない。 興味の

          横文を縦文にする電脳無形装具YokoToTateCをベクターに掲載

          Camera = カメラ、とすると、in camera = 非公開、に合点がいかないだろう。

          デジカメまたはスマホのカメラしか知らないZ以降世代のためにまずは薄膜カメラの発明史 昔から壁や板窓、日本では障子や襖に明いた小さな穴から光が漏れると、反対側の壁や襖に外の像が逆さまに映る事が知られていた。欧州では立体的な絵を描くために、この現象を箱の中に作り出し、三次元像を紙の二次元面に映し出した。この像を鉛筆でなぞって立体的に見える絵を描いた。 この鋲孔(びょうこう:私案造語)がある部屋、あるいは箱をラテン語でCameraと言った。この部屋も箱も中は暗い(Obscura

          Camera = カメラ、とすると、in camera = 非公開、に合点がいかないだろう。

          片仮名英語が日本を電網(Web)開発後進国にした。

          電網の掲示頁に縦書きが殆ど見当たらない。これは通信網の基本技術を100%米国に頼ってしまったからである。何故そうなったのか。有形具の受信機、受像機、暗箱や低燃費の車は嘗て世界を席巻した。元々これらの基本技術も欧米から来たものだ。しかし、日本の電網は、そこから独自の発達はしなかった。 それは、前にも記事にしたが、本質を考えない安易な片仮名英語の導入が原因である。受信機、受像機、車、自動二輪の様な有形具の製造技術にも、片仮名英語は酷く反乱している。しかし、技術者達は本質を理解し

          片仮名英語が日本を電網(Web)開発後進国にした。

          継続は力なり

          都会の雑踏の様な騒々しいX(旧ツィッター)から移って一年経った。何かあっと言う間の一年だった。世の中戦争紛争が次々と起こる中で、のほほんと田舎道を散歩するよなNote筆記は心地良い。 過去記事 類人猿から人への進化の道程 11本 電脳(コンピュータ)って何?  6本 AIって何?          7本 回教は危険な宗教か?     6本 その他諸々数十本、やー全く筆無精なのに、ちまちまとよく書いたもんだ。振り返ると、塵も積もれば山となるで、「継続は力なり」を痛感した。

          継続は力なり