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【活動報告】2023年度定時社員総会および会員交流会を開催しました(2023/6/15)

こんにちは! 一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアム(MFC)です。

MFCは、良質なフェムテック製品・サービスが、社会に普及することを目指し、産婦人科専門医等が役員となり、2020年9月に設立した団体です。

今回は、2023年月6月15日(木)に開催した、定時社員総会と会員交流会についてご報告いたします。

定時社員総会では2022年度の事業活動について、また2023年度の事業活動について、社員の皆様にご報告、審議をしました。

2023年度以降も、ますます活動を活発にできるよう、社員一同で取り組みたいと考えております。

社員総会後には、会員交流会を開催し、ハイブリッド形式でのセミナーとパネルディスカッション、最後に現地でのみネットワーキングタイムを設け、多くの方にご参加いただきました。

最初に、厚生労働省にて長年政策立案の経験を積んだ、政策・公共分野のスペシャリストである、(株)千正組代表取締役の千正康裕氏によるセミナーが行われました。

今回は、「政策はこうしてつくられる ~現場と政策を近づけるために~」
というテーマで、下記の内容をお話しいただきました。

  • 政策とは何か、ビジネスとの違い

  • 政策を取り巻く組織や社会の変化

  • よい政策をつくるフロー

  • 民間からのインプットの技法

  • 政策プロセスと民間の動き

千正康裕氏(左)によるセミナー

具体的な政策の例や、千正さんご自身の官僚時代の経験談なども交えつつお話しいただき、民間からの政策へのアプローチの仕方について、多角的に学ぶことができました。

「さらに現場の声を届ける活動を」というメッセージに関しては、MFCの活動とリンクするところが多く、非常に励みにもなりました。

会員の皆さんも熱心にメモを取りつつ聴講され、下記のようなご感想もいただいています。

Aさん:法律や手引きにもやもやすることはあっても、実際ルールを変えるところまで行けずその枠内でやりくりするばかりでしたが、やり方があることを知れてよかったです。とても参考になりました。

Bさん:フェムテックおよびMFCが目指している活動の目的に合致する内容だと感じました。

参加者へのアンケートより抜粋

次に、下記のメンバーで、MFC初のパネルディスカッションを行いました。
パネリスト:松本 玲央奈氏(産婦人科専門医・MFC理事長)
      角川 博美氏(弁護士・MFC監事)
      千正 康裕氏(元厚生労働省官僚・株式会社千正組代表取締役)
ファシリテーター:青木 勇気氏 MFC常務理事

パネルディスカッションテーマ

「例えば、こんなフェムテックがあったら」というテーマをもとに、パネリスト各人の専門性に関わること、自身の経験も交えて、活発な意見交換が行われました。

聴講されている参加者からも、多くの意見やご質問があり、時間をオーバーしてしまうほどでした。

参加者アンケートからも、フェムテックの未来に向けた課題について、理解を深めることができ、仕事に役立つヒントが得られた、と大変好評でした。


そして、ネットワーキングタイムの前に、サプライズゲストの登場です!

フェムテック振興議員連盟の事務局長を務めていらっしゃる、宮路拓馬衆議院議員にオンラインで、ご挨拶いただきました。

議連では、更年期の健康課題に関する議論が始まっていること、フェムテックの健全な普及には、まだ課題も多いが、産官民で力を合わせて取り組んでいきたいと、心強いお言葉をいただきました。


最後に、現地参加者によるネットワーキングタイムを開催いたしました。

美味しいコーヒー・紅茶、サンドイッチやケーキをいただきつつ、会員同士はもちろん、参加したMFC役員や講師ともお話がはずみました。
ネットワーキングタイムについても、大変好評で、今後もこのような交流会に参加したいとのご希望を多くの方よりいただきました。

LIT COFFEE & TEA STANDさんのケータリングサービスを利用しました

フェムテック業界の情報や課題について意見交換したり、今後のご連絡についてお約束したり、大変実りある時間となりました。

運営サイドとしても、多くの会員さんと直接お会いしてお話しすることができ、非常に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

今回のイベントでの反省点や会員さんからの要望を参考に、今後も会員の皆様にとって、より良いイベントを開催できるように努めたいと思います。

ご参加・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!


法人、個人問わず、フェムテック業界を盛り上げていきたい方、MFCの活動趣旨にご賛同・ご支援いただける方は、ぜひご入会をご検討ください!

また、取材や講演、医療監修などのご依頼や、ご入会に関するお問い合わせについても、下記よりご連絡いただければと思います。 https://femtech.or.jp/inquiry/


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