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目指す会 2402 トレイルラン 高尾山口②

引き続きトレランならぬハイキングを楽しむ道中。気温も高すぎず低すぎず、風も穏やかで運動日和。きっと存在するであろうマイナスイオンを胸いっぱい吸う。E原さんもまだまだ元気いっぱいだ。

ケーブルカー乗り場を発見。頑張って自らの脚で登らずとも山頂近くまでに来れちゃうのも高尾山の人気の1つ。

ここから山頂までは自力ということか。おそらくまもなくなのだろう

ケーブルカー乗り場の近くにはレストランがあり、ビュッフェ食べ飲み放題の旗がたっていた。お酒大好きな筆者だが、ここで酔っ払うまで飲むのはかなり面倒な気がする。下山して東京横断して千葉へ。途中何度トイレに行けば良いのだろう…

今日初めての絶景スポットもケーブルカー乗り場付近にあった。観光客を楽しませる工夫がうかがえる。

右の人影はE原さん

途中、まだ7時台ということを忘れさせるような人集りを見つける。神社の中には所狭しとお坊さんが並びお経を唱え、かなり遠くからでも声が聞こえた。
真冬の早朝から山登ってお参りとは大変だねぇ、と真冬の早朝から山の中を走りにわざわざ千葉から来たヤツには絶対に言われたくないだろう言葉を口にする。

宗教のことはよく分からんが、信じる物があるって良いことだと思う。

道中の道案内役はトレイルベテランのC原不在につきE原さんが今回初めて担う。2週間ほど前に同じルートをC原に教えてもらったとのことで、その記憶と読み慣れてない登山地図が頼りだ。
50才手前のE原さんの記憶力なんて、中川に借りた金を必ず返すと言い張る両津勘吉レベルで信用ならないが、ここまでは基本一本道だったからまぁ大丈夫だろう。

それよりも道案内役がE原さんということで、必然的に筆者がE原さんの横もしくは数歩後ろをついて行く構図が出来上がり、E原さんよりも筆者が遅いみたいな感じになっているのが納得いかない。
ただ子供時代の遠足や修学旅行のときでも、誰かが道分かってるっしょ! と自ら地図を広げ道を確認することのない専ら後ろをついていく担当の筆者にアテンド役はパンパンに詰まった米袋くらい荷が重い。しぶしぶ古き良き時代の女性の如く、E原さんの数歩後ろをついて行く。

そうこうしているうちに高尾山頂上に到達。標高599メートルとのことで、まぁまぁ登ったんだなと思いきや、スタート地点の標高をチェックしてなかった事に気づく。
獲得標高はE原さんのスマートウォッチを確認すれば分かるんだけど、聞くといつもの「〇千円な」が返ってくるのが面倒だから獲得標高は気にしないことにした。

山頂とトレイルとおじさん

ここまでは非常に順調、もう少し歩けばいよいよトレランできる区間に入るという。唯一の気がかりは2人そろってウ○チを出せてない点。朝7時に高尾山口駅集合、もちろん普段より早起きだ。起きる時間が変わると腸内リズムが狂い、朝のスッキリウ○チが出せない事がある、まさに今日がそれ。
走っている途中に便意が来るほど悲惨なことはないので、登山開始前に駅近くのコンビニで事を成したかったのだが、残念ながらウ○チは頑なに僕の中に居続けた。

高尾山山頂周辺はキレイなトイレがいくつか用意されている、逆を言えばここから先はトイレはあれど「環境の良い」お墨付き物件はゼロ。なんとしてもここで決着を付けておきたい。2人仲良くトイレにイン。

数分粘るも残念ながら不発の筆者。鼻をかむ用のティッシュを持っているという蜘蛛の糸ほどに頼りない希望を右ポケットにしまい、いざというときは野○ソ覚悟でトイレを後にする。

外でE原さんを待つ…中々でてこない。
引き続き待つ…僕の後に入ったおっさんが先に出てきた。
更に待つ…また違うおっさんが出てきた。
なおも待つ…だんだん体が冷えてきた。
依然待つ…体を温めるべく対ブライアンホークを想定したシャドーボクシングをする。
ただ待つ…段々イライラした。

待つこと体感20分、目に入るポスター全ての熟読が終わりかけた頃ようやくE原さんがホクホク顔でトイレから出てきた。どうやらスッキリされたようだ。
なんかウ○チのコンディションの話をしきりにしてきた気がするが、ただでさえ待たされ不満気味なあげく、他人のウ○チの固さや形状に興味を示すような趣味を当然持ち合わせていない筆者は全力で無視を決め込む。

ここまでがウォーミングアップ的な登山道中。登り始めて1時間程度で頂上到着。運動不足な体でも十分に登り切る事の出来る負荷レベル。どうだろう、たまには週末高尾山でも登ってみては??

次回からはいよいよトレイルをランするぞ。お楽しみに。

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