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PEARL DANCE

2024/04/28
僕の誕生日記念(元即席)CVの5作目であるPEARL DANCEを公開致しました。

そろそろ認知度も高まってきたかなと思いますが、このDANCEシリーズは私の誕生日を記念して公開する「他力本願CV」として生まれたシリーズとなります。
元々は即席CVとして作ったのですが、徐々にイメージを形にしていきたいと言う思いが濃くなり、作品ごとにある程度のテーマを決めて制作をするようになっております。

今回も編集は凄腕ハイセンス編集者であるAunaさんにご依頼しております。

それでは今回のコンセプトや狙いなどをお話ししていきたいと思います。

コンセプト「深海から海上へ」

DANCEシリーズは素材(コンセプト)+DANCEと言う構成のタイトルとなっており、今回は真珠と言う素材を採用し、海をコンセプトにしようと思いました。

ちなみに私は今作で30歳となる節目でもあり、30年に関連する素材を探していたところ、西洋では30年を記念する宝石として真珠が用いられる事を知り、PEARL DANCEとしました。

深海に向かって指す光芒のような期待感と、天に向かって上昇していくような高揚感を感じるような、静かで大きなムードをイメージして制作を行いました。

ねらい

①公募をメインにする

これまでは好きな人に声をかけてあとはワガママにワガママを重ねた私利私欲他力本願でCVが生まれていましたが、やはり私としてはこのDANCEシリーズにブランドを持たせたいと言う意思が前作であるNYLON DANCEからありました。

そのため、今作までにある程度認知度を上げる必要があると考え、色々と工夫したところ最高のCVが生まれました。
NYLON DANCEを通じて、このDANCEシリーズに挑戦したいと思っていただき、PEARL DANCEでどれだけその結果に繋げられたかを試してみたいと考えました。

そして今回、ほとんど招待は行わず公募をメインにFSを集めました。
正直、「Meves」と言う最悪の足かせを抱えておりますので提出は少ないかもと考えておりましたが、思いのほか提出をいただいたので安心しました。
招待枠は前作で招待していない方に絞っていたのですが、前作の出演者さんたちが今作に挑戦してくれたのがとても嬉しかったです。

一応「青系のペン」と言う条件をつけてはいましたが、海外スピナーは要項を読めなかったのかけっこう青系以外のペンで提出されておりました(笑)
とはいえここはワガママスタンス。審査は私のみが行いますので、青くなくても採用しました。文句は僕に向けてください。

また、即席CVと言う考え方を捨てました。
②につながる部分ですが、全てのスピナーさん達には挑戦心とある程度の緊張感を持って取り組んでいただくように意識いたしました。

②シリーズCVと言う文化を絶やしたくない

今回のねらいとしては、これがけっこう強いです。
僕が若手だった頃、JapEn以外にそれに匹敵するような「挑戦するCV」の代表的なシリーズ作品が数多くありました。
PSN、SPSL、WLPS、Spinning Party、etc...
それはそれはいくつも出演することがステータスになり得るCVと言うものがあったのです。

最近はタイトルに連続性がなく、突発的な募集が始まるオシャレタイトルのCVが主流にあるように感じます。
悪いことだとは思いません。ただし、やっぱりシリーズ作品はあったほうがいい。それも、JapEnのように挑戦心をくすぐるような大型シリーズが。

もちろん私のDANCEシリーズがそれに該当しているのかと言うと全く自信はありませんが、それでも「○○シリーズに出演したことがある」と言う1つのステータスとして君臨できるようにこれからも続けていくつもりです。

③CVと言う作品に責任を持つ

他力本願CVなんて言っておりましたが、そろそろ誕生日記念CVと言う肩書きだけではなく、シリーズ作品としての地位を確立していきたいと思いました。
そこで、公募を行なったり、編集を有償依頼する等、より良い作品にするために自分自身が責任を持って行動する事を考えました。

とは言え編集の天才が相手ではほとんど口を出すところがなかったと言うのが本音です。
今後は出演依頼についても有償でおこなう事を検討しております。

次回作では楽曲の制作を依頼してみようかなと考えております。楽しみ!

出演者さんについて

今回は半数以上を公募で選考させていただきました。
たくさんのご提出、ありがとうございました!
招待枠は実はもう数名いたのですが、提出不可であったり、公募で提出されたFSの方がCVのコンセプトに合っているなどあり、出演を見送らせていただいた方もいました。
即席感の排除、そして作品としてのこだわりによって招待枠に関しても責任を持って向き合う必要がある事を学び、反省しました。

一人一人に対していちいち批評することはしません。
全員が作品に必要だと思いました。本当にありがとうございました。

また、落選された方の中には「自分はちゃんに要項に合わせて青いペンを使ったのに、青くないペンで出演している人がいるのはおかしい!」とお思いになったと思います。
それは間違いないです。大変申し訳なく思っております。
ですが、今回の選考については「使用しているペン」による評価は除いておりますため、公平な審査の上で出演を決定した事をご理解いただきますようお願いいたします。

編集について

今回もAunaさんに依頼致しました。
2回目と言うこともあり、私のツボを理解したのかあまり注文するポイントが無く逆に困りました。
なぜこうも良い編集ができるのか…。
際限のないセンスに脱帽です。正直、次回作もお願いしたいくらいです。

今回はお忙しい時期でもあったため、編集のペースについては間に合わない想定もしておりましたが、結局相変わらずの速編で公開の3週間前にはほとんど完成していました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。

真珠より海をテーマに作品作りを進めましたが、本当にほとんど注文することなく終わってしまいました。
あと注文した結果微妙になって元に戻したりもしました。
ナイロンダンスではかなり注文したんですけどね…。今回ばかりは自分の感性を疑ってちょっとへこみました。
次回はもっと発揮したいですね。

さいごに

本シリーズは多くの方にご協力いただくことで成り立っております。
本当にありがとうございます。

今後もシリーズ作品としてより多くの方の挑戦の対象にしていただけるように、良い作品作りに尽力して参りますので(自分はほとんど何もしないけど)何卒よろしくお願い申し上げます。

PEARL DANCEを見て来年は出たいと思った方がいましたら、今のうちから練習して募集をお待ちいただければ嬉しいです。
出演したあかつきには、必ず後悔しないCVにしてみせます。

さて、次回はどんな素材で作ろうかしら。
今のうちから楽しみで仕方ないです。

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