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メチコ薬局 ニュース一週間 (2024年4月7日~4月13日)

一週間で気になった出来事をまとめていきます。
それではさっそく…


3回目が1回目

処方箋。
患者さんから受け取ったら、まずどこを見ますか?
私は交付年月日。

先日受けた処方箋。
交付年月日が2か月前。
えっ?あれっ?

その可能性に思い至らず、束の間のフリーズ。

処方箋下部のちっちゃな記入欄、および裏面を見て気付きました。
そう、3/3回目のリフィル処方箋でした。

1回目、2回目は他の同じ薬局で、3回目だけメチコ薬局にお持ちになられたケース。

理論的にはあり得るとわかっていても、なんやかんやでやっぱり3回とも同じ薬局で薬をもらうという先入観があったのよ。
っていうかこれまで見てきたリフィル処方箋(それほど数が多いわけではないですが)も、途中で薬局を変えるケースを見たことがなかったので、瞬間ちょっと戸惑っちゃったよね。

今後リフィル処方箋が増えていくと想定されるなかで、色々なパターンがあり得ることを念頭に置いておかないと。

今一番やってしまいそうで気を付けているのが、
“リフィル処方箋なのに普通の処方箋として受け付けてしまう” パターン。まだまだリフィル処方箋が少なすぎて、リフィル欄をしっかりと確認せずに見落とす可能性があるんじゃないかと。

リフィル欄を確認する習慣づけ、これを現在少し意識して仕事してます。


マイナ保険証のススメ

進まんなぁ…
ホント、進まんなぁ…
というわけで、マイナ保険証です。

現時点で全国での利用率が数パーセント。
まったく進んでおりません。

まぁ、医療の恩恵を享受するのは高齢者が圧倒的に多いわけで。
「時代はIT。はい、それじゃぁルールをガラッと変えますよ~」と言われても、そりゃ腰も重たくなるよね。

そこでマイナ保険証利用推進にあたり、薬局に対してもニンジンがぶら下げられました。
補助金の話しは前々からありましたが、医療DX推進体制整備加算の算定要件にも関わってくることが示されております。

そんなわけで、メチコ薬局でも4月から「マイナ保険証利用推進強化期間」に突入いたしました。(行動が遅い!👺

基本はやっぱり、目につく掲示物声掛け
「そんなことは言われなくても…」と思うかもしれませんが、まずは当たり前のことを当たり前にやることが大事ですね。
基本を疎かにする者は基本に泣きます。

声掛けをしはじめて思ったのは、マイナンバーカードを持ち歩いている患者さんが結構いる(病院で使ってきたからっていうのもあると思うけど)いっぽうで、カードを作っていないという患者さんもそれなりにいるんだな…ということですかね。

オンライン資格確認ができるようになってからというもの、保険証の確認をほとんどしなくなってしまったので、メチコ薬局を利用される患者さんのマイナ保険証の所持状況や利用状況がまったく把握できていなかったんですね、じつは。

さて、メチコ薬局では現在、業務のほぼすべてを私一人で回しているため、患者さんから「これ(カード)どうやればいいの?」が続くと結構しんどい状況。
使ってほしいけど、ちょっと待ってのジレンマ。

カードを持ち歩いている人はすでに病院などでも利用経験があるためか、カードリーダーの使用に関しては比較的スムーズな人が多いイメージ。

カードをまだ作っていない人はまだ土俵にすら立てないので、こちらも除外。

やはり業務的に圧迫を受けそうなのは「カードを作りはしたが家にある」という層。
ただ、この層を動かさないと加算要件に必要となる利用率までは届かないと思うので、メチコがんばる!

ちなみに掲示物にしろ声掛けにしろ、ただ「マイナ保険証の利用をお願いします」だけでは利用率の上昇にあまり寄与しないと思っていて、そこは言い回しや工夫などが必要だし大切です。
患者さんによってアプローチの仕方を変える、これ大事ね。
(服薬指導も同じだよね)

さてさて、これからどれくらいまで利用率が上昇するかなぁ。
ちょっと楽しみ。


というわけで今回はここまで。
みなさま、今週もお疲れ様でございました。

いただいたサポートはエナドリへ全振りします。パワーッ!!