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メチコ薬局 ニュース一週間 (2024年2月25日~3月2日)

一週間で気になった出来事をまとめていきます。
それではさっそく…


風が強い、これすなわち…

今週は風の強い日が多かった。
これすなわち、花粉大暴れ。
日を追うごとに花粉症患者さんが大挙襲来であります。
とにかく「目がかゆーい!!」という患者さんが多かった印象。

さて、目下の問題は薬の在庫状況。

【外用薬】
点鼻薬は出荷調整がかかりながらも、今のところそれほど苦しむ声は聞こえてこない。
目薬も今週までは問題なかった。そう、今週までは… (意味深

【内服薬】
くしゃみ・鼻水系(抗ヒス)は比較的安泰。
しいていうなら、旧型のポララ民とか、アレが混じってるセレスタ民あたりがやや不安定かな。
鼻づまり・咳系(抗ロイコ)、問題はここである。
プランルとモンテルの “カスト兄弟” で苦しんでいる声がチラホラと。
そして去痰の王・カルボシステインの安定的な欠乏状況である。

メチコ薬局ではプランルカストがすでにお手上げ状態。
一方でモンテルカストは一時期のピンチをしのぎ、少し余裕ができていたりします。

そんななか、今週はモンテルカストを求めてさまよう患者さんを複数名救済いたしました。

「モンテルカストってありますか?えっあるんですか?えっ本当に?」
こんな感じの反応をされることもあったあたり、メチコ薬局周辺ではかなり危機的な状況だったのかもしれません。

3月に入ったし、来週あたりまた各薬局で少しは補充されるのかな。
それにしてもまだもうしばらく地獄は続きそうだよね。


DgS×DgS DgS×調剤

ウエルシアとツルハが経営統合へ
スギのI&H(阪神調剤)子会社化

いやー、この業界にとってはなかなかビッグなニュースが立て続けに出ましたよね。

やはりこの業界はすでに飽和状態で、新規でガツガツと開拓していくのは難しいってことなのかな。

DgSの経営戦略的なものについては知識が浅いので何かを語ることはできませんが、調剤は改定のたびに大手や門前が狙われ点数が引き下げられる風潮がありますからね。
調剤の大手であればあるほど、将来に向けて明るいビジョンを描くことが難しくなってきているのかな。
一方で、DgSからすると調剤は現時点ではまだまだうまみのある市場ってことなのかもしれないね。
(う~ん、我ながら言ってることがじつに浅いね、これ)

まぁ、私は私でメチコ薬局の生き残りをかけて、今後も全力で邁進するのみです。


カロナール®錠200が入らない

“どうした!カロナール®錠200!!”
と戸惑いを隠せないほど、錠200がさっぱり入ってきません。

錠300と錠500は実績に応じてある程度は入ってきているのですが…

もはや “在庫少なくなってきているなぁ…” って見た目で気付くレベル。
入荷状況を調べてみると、2024年になってからは1錠も入荷していないという…

ただ、Xで放流したポストのリプなどを眺めていると、
「錠200は入るが錠300が入らない」とか、
「いやいや、錠500がきついっス」など、薬局さんによって入荷状況にばらつきがあるようです。

MSさんにも錠200がどんな感じか尋ねてみましたが、卸さんに入ってくる数自体が激減しているようで、すでに在庫を切らし錠300と錠500でやりくりしている薬局さんも出始めているとかなんとか。
少なくともメチコ薬局のある地域では、錠200は苦しい状況に追い込まれているようです。

今のところ、錠200の処方が控えられるような動きはなさそうなので、周辺の薬局さんも保有戦力でなんとかしていると思われますが、この状況が今後もしばらく続くとしたらちょっと怖いなぁ…


さて、おそらく週明けには眼科領域で流通に関するエグいお知らせが出てくると思われますので、みなさま衝撃に備えましょう。

というわけで今回はここまで。
みなさま、今週もお疲れ様でございました。

いただいたサポートはエナドリへ全振りします。パワーッ!!