メチコ薬局 ニュース一週間 (2024年3月31日~4月6日)
一週間で気になった出来事をまとめていきます。
それではさっそく…
薬価改定2024
はいはい、来ましたよ今年も。
薬局の資産をごっそり持っていかれるキングボンビーイベントが。
特に昨今は出荷調整などの影響でギリギリまで在庫を絞ることに躊躇するところがあり、品目によっては在庫が絞り切れずに4月を迎えてしまった状態。
いっぽうで今年度は漢方薬をはじめ、薬価が上がる品目もチラホラと。
なんやかんやでうまい具合に中和されてくれー!と願いましたが…
30万円資産減!! ( ゚Д゚)チュドーン!
毎年思う。
このシステムなんとかならんかね…と。
在庫を抱えざるを得ない卸さんなんかは、どれくらいのダメージをうけているんでしょうかね?
メーカーからなにか補償的なものがあったりするのかな?
でもそれ以前に、国が少しでも補償してあげてもいいんじゃね?って思っちゃうけどね。
調剤報酬改定2024
やっとこさ、改定資料を読み込みました。
初めての6月改定ということで、システムベンダーさんの負担が軽減するのは喜ばしいところ。
ただ、この4月 → 6月の2か月のスライドによって地域支援体制加算はややこしいことになっているね。
その判定期間であったり経過措置であったりと。
Xでは地域支援体制加算についてのポストは少し目にしたけれど、それ以外では改定についての話題は比較的静かな感じを今のところはうけています。
改定の話題って例年もっと盛り上がるイメージがあったんだけど、こんなものでしたっけかね?
さて、調剤報酬の改定や加算に対する意識って、経営者と薬局の現場とでは大きな乖離があると思っています。
おおまかにいうと…
経営者:とれる加算はとる!
現場:面倒くさいことはしたくない
ですね。
それ以前に、現場に立つ雇われの薬剤師さんの立場で改定に対し敏感にアンテナを張っている方が想像以上に少ない印象。
社内の偉い人がそのうち教えてくれるでしょ?的なマインドなんですかね…
加算についても、やること増えても給料上がらん…ではモチベーションにつながりにくいのは想像に難くありません。
フィーがついたとしても、積極的にはやりたがらない薬剤師さんは多い印象なんですけどね。
しかしながら、少子高齢化が加速する状況で保険医療は今後もっと厳しくなっていくでしょう。
そういった中で自己プロデュースではないですが、己の価値を保ち高めるためにも、受動的ではなくて積極的に自ら情報を取得し、時代の流れを察知していく姿勢は今後さらに必要になってくるんじゃないかなと思います。
仕事のできる薬剤師さんに比べて、お金を生み出せる、または生み出そうとする意識のある薬剤師さんは極端に少ない印象です。
そして経営者サイドが重宝するのは後者の薬剤師さんだったりします。
閑話休題。
最後に今回の改定にあたって私が参考にした資料をご紹介いたします。
まずはスライド。
ご存じの方も多いと思いますが、これは毎回お世話になってます。
日医工という会社はまぁいろいろとありましたが、この資料は行政資料よりも圧倒的に見やすいし、ポイントが抑えられているのでおすすめです。
そして動画。
今回初めてりゅうさんの配信を視聴させていただきましたが、いやはやとてもわかりやすい。
一項目ずつ細かく区切った動画になっているのも、知りたいところをピンポイントで視れるのでいいよね。
そのほかにも、「この資料がおすすめですよ」とかありましたら、ぜひぜひ教えてくださいませ <(_ _)>
というわけで今回はここまで。
みなさま、今週もお疲れ様でございました。
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