猪俣 奈央子(インタビューライター/ブックライター)

フリーランスのインタビューライター、ブックライター。関心のあるジャンルはビジネス、心理…

猪俣 奈央子(インタビューライター/ブックライター)

フリーランスのインタビューライター、ブックライター。関心のあるジャンルはビジネス、心理、コミュニケーション、組織開発、コーチング、女性の生き方、子育て、ノンフィクション。東京在住。Amazonアソシエイト参画中。https://www.inomata-naoko.com/

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ライター・猪俣奈央子のできること

はじめまして、インタビューライターの猪俣奈央子と申します。 ご覧いただき、ありがとうございます。 本noteでは、フリーランスとして活動している私の略歴や得意ジャンル、「どのようなお仕事をお引き受けできるか」を中心にまとめました。 Web・紙媒体問わず、企画意図や読者層をふまえ、自然な会話のなかから人物や企業の魅力を掘りさげていくインタビューを得意としています。ライターを必要とするお仕事がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 ▼お仕事のご相談はコチラまで 猪俣

    • 編集を学べる、放送回とノーカット版の聞き比べ

      ショートショート作家の田丸雅智さんがパーソナリティを務める、FM愛媛の「コトバノまほう」に、ゲスト出演しました。 この回のノーカット版が「audiobook」で配信されています。 ▼ノーカット版では、 ・インタビューライターとブックライターの違い ・構成を考えるときに意識していること ・記事にどこまで「自分」を出すか ・私にとっての「言葉が持つ魅力」とは? ……など、放送回よりも、より細かな(?)内容を話していますので、「書く仕事」や「本づくり」に興味のある方は、ぜ

      • 書籍『まいにちメンタル危機の処方箋』(内田舞さん著/大和書房)

        お手伝いした書籍が1/20に刊行になりました。 ㅤ 脳科学者であり、精神科医であり、3児の母。 昨年『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』が大きな反響を呼んだ内田舞さんの最新刊『まいにちメンタル危機の処方箋(大和書房)』です。 ㅤ 生きていると、日々いろんな出来事が起こりますよね。 うれしいこともあれば、誰かの言動にもやもやしたり、思いがけず投げかけられた言葉のトゲが抜けなくて心がチクチクしたり、なんだか元気がでなかったり…。 ㅤ よく「何ごとも“気の持ちよう

        • 書籍「言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法」

          お手伝いした書籍が12/26に発売になります! タイトルは「言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法」です。 FM愛媛のラジオ番組の対談を書籍化したもので、ショートショート作家の田丸雅智さんが谷川俊太郎さんや俵万智さん、又吉直樹さんなどをゲストに迎え、言葉について語り合う一冊となっています。 詩人や歌人、小説家、エッセイスト、ジャーナリスト、声優、朗読家、落語家、ミュージシャン……言葉の近くにいる人たちが、言葉をどう捉え、言語感覚を磨いているのか。 創作のプロセスに

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          いつか、届いたらいいな。

          そのむかし、妊娠中の思い出。 大きなおなかで電車に乗ると、ご高齢のおばあさんが、席をかわってくれようとした。 ご高齢だし、申し訳ないので「大丈夫ですよ」と断った。 すると、「私の孫も、今、妊娠中なの。でも遠くに住んでいて、何もしてあげられないから、代わりにあなたに席を譲りたいの」と。 お孫さんを想う気持ちが伝わってきて、ぐっときてしまった。 お言葉に甘えて、少し座らせてもらう。 なんだか実のおばあちゃんに優しくしてもらったみたいな、あたたかさに包まれた。 すぐに降りてい

          フリーアナウンサー 川田裕美さん初のビジネス書『ゆるめる準備 場にいい流れをつくる45のヒント』

          編集協力させていただいた、フリーアナウンサー川田裕美さん初のビジネス書『ゆるめる準備――場にいい流れをつくる45のヒント』(朝日新聞出版)が発売されました! 局アナからフリーに転身したあとも、報道やバラエティなどジャンルを問わず、活躍の場を広げ続けている川田裕美さん。 新人時代から多くの芸能界の大御所と共演し鍛えられたコミュニケーション術から、まっすぐで誠実な仕事への向き合い方まで。どの仕事場でも「また一緒に仕事がしたい」と言われる秘訣が、ぎゅっとつまった一冊になっていま

          フリーアナウンサー 川田裕美さん初のビジネス書『ゆるめる準備 場にいい流れをつくる45のヒント』

          『会社を変える障害者雇用:人も組織も成長する新しい職場づくり』

          お手伝いした本が出版されました。 著者の紺野大輝さんは、先天性の脳性麻痺という身体障害をお持ちの方。 働く「障害者」として、企業の「人事担当者」として、また障害者雇用の普及活動を行う「講師」として、長きにわたり障害者の就労を支援されてきました。そこで企業経営者や人事、障害者をマネジメントする管理職、共に働く同僚に向けて、募集や選考、定着支援、組織づくりの秘訣を綴ったのが本書です。   ただ、取材中、紺野さんとよくお話していたのは、「これって障害者に限った話ではないですよね」

          『会社を変える障害者雇用:人も組織も成長する新しい職場づくり』

          こどもホスピス ~限りある小さな命が輝く場所~

          お手伝いさせていただいた大切な大切な本が、出版されました。   ▼『こどもホスピス 限りある小さな命が輝く場所』 (NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事 田川尚登著/新泉社 ----  今から1年以上前、新泉社の編集者さんから一通のメールが届きました。 「横浜にこどもホスピスを設立しようと、NPO法人を立ち上げて、活動されている方がいます。もしご興味があれば、この方の本づくりをお手伝いいただけませんか。本のテーマは‟限りある子どもの命とどう向き合うか”です。社

          こどもホスピス ~限りある小さな命が輝く場所~

          ライターを続けている動機のようなもの

          先週、関わらせてもらっていた書籍の原稿が校了しました。 長い時間をかけて、著者さん、編集者さんと一緒につくった本です。 今回、約1年をかけて、さまざまな方にお話をうかがいました。 楽しい記憶も、悲しい記憶も、一緒にたどりながら、 私も追体験をするような気持ちで、みなさんにとって大切な大切な話を、 一つひとつ時間をかけて聞かせてもらいました。 インタビューさせてもらえることのありがたさを何度もかみしめましたし、 「人の話を聞かせてもらうって、どういうことだろう?」と自分の仕

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          「HSC」を守りたい

          新刊『HSCを守りたい』(斎藤暁子さん著/風鳴舎)の編集・一部執筆に協力しましたので、ご紹介させてください。 「HSC」ってご存知ですか?HSC(Highly Sensitive Child)は、直訳すると「ひといちばい敏感な子」。 米国の心理学者、エレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、感受性が豊かで他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい気質の子どもを指します。 たとえば、チクチクする服やいつもと違う味を極端に嫌がる。 人の気持ちや場の空気を察

          仕事の充実感、どう高めていく?

          育休明け×時短勤務。働く時間が、ぜんぜん足りない。娘は、1歳半で保育園に通い始めた。それまでは「在宅で出来る仕事」を、「娘が寝ている隙間時間で」、ほそぼそとやっていたフリーランスの私。 だから、保育園への入園が決まった当初は、「これからは、思いきり仕事できるぞ~!」と喜んだ。だって、「8時間」も預けるのだ。実働8時間の会社も多いわけだから、これはもうフルタイムに近いわけで。娘が生まれる前と同じように、時間はたっぷりとあるように思えた。 いざ、仕事を勢いよく受け始めて、はた

          「仕事と育児は両立できない」と、仮定してみる ~上手な仕事の手放し方~

          私には3歳になったばかりの娘がいる。 仕事はフリーランスのインタビューライターだ。 最近、友人たちと「仕事と育児、どうやって両立すればいいんだろうね?」という話題になることが多い。 ただ、こんな話を振ってくる私の友人たちはみな、仕事が好きな人ばかり。 独身時代には、それこそ身を粉にして働いた経験がある女性たちだ。 だから「仕事と育児、どうやって両立すればいいの?」という質問の裏には、「育児をしながら、“これまでと同様に”仕事をするにはどうしたらいい?」という意図がある。

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