最近読んだ本について。

こんばんは。

タイトルの通り、先日面白そうな本を買って読みました。


「闇に染まりし、闇を祓う」という怪異ハンターのはやせさんって人の本です。

このはやせさんって方、申し訳ありませんが、私は知らずにこの本を手に取った1人です。

YouTubeチャンネル「都市ボーイズ」というのをもう1人の方と共同でやっており、元々は2人ともテレビマンだったそうです。

現在は、呪物を沢山自分の家で保管されているようで、その呪物を引き取る為に、相手の方の元へ出向き取材をし、それをこの本にまとめたようです。

呪物、文字通り呪われた物です。

この本を読んでいて、思い出したことがあるので、それを書きたいと思います。

皆さんの家に、仏壇ってありますか?私の元々住んでいた家には、仏壇がありました。

その仏壇は、私が中学生の時に、うちにきました。

うちにきたと言うのは、すごく変な表現ですが、元々は祖父母の家にありました。

祖父が亡くなり、祖母と叔父が暮らしている家を改装工事することになり、代々ある仏壇と叔父の子供が入っている仏壇があったのですが、叔父の方の仏壇をなくすことになったのです。

そこで、祖母が仏壇が勿体無いと言い出し、なぜか私たち家族の元にやってきたんですよね。

お坊さんに魂抜きをしてもらって、何も入っていない状態の仏壇は、私の隣の部屋の仏壇が丁度収まるように仕切られたところに収められました。

けれど、誰かが入っている訳ではないので、仏壇の扉は閉じたままで、勿論お花やお菓子、お線香をあげることはなく、収められた場所には、カーテンがあり、中は見えないようになっていました。

別にその仏壇があったからと言って何かが起こったことは多分なくて、ただ私の実家から家族が撤退するまで20年以上そこに置かれていました。

最終的に、祖母が亡くなり、誰も何も言う人がいなくなったのをキッカケに、お寺でお経をあげてもらいお焚き上げをして、処分しました。

だって、置いておいても私が両親が亡くなったあと、その仏壇に収める気はないし、そもそも誰も入っていない仏壇を譲り受ける意味が当時から分かりませんでした。

この本には、神棚の話が書かれているのですが、6つの話の中で1番気味が悪いです。

呪物とか怪談系に興味がある方は、是非読んでみてください。本当なの?って思うところもありますが、200ページ強、サクサクと一気読み出来ます。

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