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ONE PIECE 7巻 個人的に好きなところ(前編)

さあ、7巻!
東の海編も後半に差し掛かってきた!

最近落ち込むことが多くて、自分は暗黒世界に行ってしまったのではないかと思うほどどんより過ごしていたのですが、どんな私にも力をくれるONE PIECE! ありがとう! 感謝! 大好き!!!

ということで、今はルフィばりに元気な笑顔で生きています。
では、7巻もいってまいりましょ!!!

第54話 〝パールさん〟より

パティ『くぬヤローがサンジィ!!!』
カルネ『てめェは味方を殺す気かァ!!!』
サンジ『・・・・・・・・・ ああ』
パティ『ああじゃねェよ イカれ煮込み!!!』
カルネ『強大な2つの線力を失うとこだったんだぞ アホスパゲティ!!!』

ONE PIECE 7巻 54話 パティ&カルネ&サンジ

煮込みとスパゲティで文句を言うパティとカルネ。
全然恐くない。幼稚な文句をキャンキャン言ってる感じがかわいい。イカの煮込みもスパゲティも美味しそう。

そしてドライなサンジが、またいいのよ!
だいぶ年上なふたりにも強気な態度のサンジが、少し先輩風を吹いているようで、それでいて反抗期の青年のようで、すごく好きなのです!

そうそう。
ふと気になって、パティとカルネの年齢を調べたら「パティ29歳」「カルネ34歳」・・・だと?! パティ年下かよー! しかも2歳も年下かよー!!!
はじめてONE PIECE読んでいた時は、チビナスサンジと同じか、もう少し幼いくらいだったのにね。時の流れは早すぎる。

そして、サンジの好きなシーンをもうひとつ。

・クリークの部下がパティの包丁を奪おうとし、感情的になるサンジ。

サンジ『包丁は料理人の魂 クソ素人がやすやすと コックの包丁に
    手をかけんじゃねェよ』
パティ『サンジ・・・』
サンジ『ホラ・・・・・・ しっかり持ってくたばってろ
    あいつらは おれが片付ける』

ONE PIECE 7巻 54話 サンジ&パティ

直前まであんなにパティにドライだったのに、クリークの手下が彼の包丁をくすねようとしたとき、静かに怒りを見せるサンジ。

料理人の魂で人を傷つけようとしていることも、パティの大事な包丁を簡単に奪おうとしていることも、サンジは許せなかったんだろうな。
『しっかりくたばってろ』なんて言って口悪いけど、仲間のことを大切にしていることは行動から滲み出てる。大事な人たちに対して素直になれない、サンジの青臭さがとても好きです。

第55話 〝JUNGLE BLOOD〟より


・発火したパールさんが〝ファイヤーパール大特典〟で火をまき散らしたとき、華麗に避けるサンジとルフィ。

サンジのスッと身を屈めるように飛ぶ、スマートな避け方。
ルフィはさすがゴム! と思う、しなやかでアクロバティックな避け方。

これ、どっちもすごくかっこいい!
私は体育の授業のたび珍プレー繰り返す程の運動音痴なので、こういうシーンにいちいち感動してしまいます。一度でいいからこんな華麗な動きしてみたい。

サンジ『バーカ 炎が恐くて 料理人が務まるかよ』

ONE PIECE 7巻 55話 サンジ

言うまでもなく、かっこいい。
宙返りをして蹴りを入れているだけでかっこいいのに、この台詞は反則級のかっこよさ。

・パールさんの〝ファイヤーパール〟の炎を、蹴りの爆風で消すゼフ。

ゼフ『足一本なかろうとも これくらいなら造作もねェこった』

ONE PIECE 7巻 55話

ゼフの軽やかな蹴りと、キメ台詞。チビナスを越えるかっこよさ、渋さ。よい。

第56話 〝やなこった〟より

サンジ『なんてマヌケな姿だよ クソジジイ
    そんなんじゃ 示しがつかねェだろ? 戦うコックどもに!!』
ゼフ『フン・・・ チビナスにァ 何も言われたかねェな』
サンジ『何がチビナスだクソ野郎っ!!!
    いつまでも ガキ扱いすんじゃねェ!!!』

ONE PIECE 7巻 56話 サンジ ゼフ

個人的に、ゼフの『チビナス』呼びが凄く好きなんです。
きっとゼフは『チビナス』という呼び方に思い入れがあると、私は勝手に思ってる。だって、ゼフにとっての『チビナス』はサンジただひとりだもん!(そりゃそうだ)

『いつまでも ガキ扱いすんじゃねェ!!!』って、サンジはゼフに成長したところ認めてほしいんだよね。
私はサンジがどんなに成長しても、大人になっても、むしろおじさんになっても『チビナス』って呼ばれていてほしいよ。
この反抗期感、これ以上ないくらい愛しい親子喧嘩だ!!!(その①)

サンジ『この店はそのジジイの宝だ!!!』
ギン『!』
コックA『サンジ』
コックB『サンジの奴 店主が嫌いだったんじゃねェのか?!』
サンジ『おれはクソジジイから 何もかも取り上げちまった男だ』
パティ『え・・・・・・・・・・・・!?』
カルネ『?』
サンジ『力も!!! 夢も!!!』
ルフィ『・・・・・・・・・』
サンジ『だから おれはもう クソジジイには何も失ってほしく
    ねェんだよ!!!』
ゼフ『こんな時にくだらねェこと ほざいてんじゃねェ・・・・・・・・・
   チビナスが』
サンジ『うるせェな!! おれを いつまでもガキ扱いするな
    っつってんだろうが!!!』

ONE PIECE 7巻 56話

抜粋が長くなりました。サンジの感情が溢れているシーンなので、どこも端折ることなんてできなかった。

これ以上ないくらい愛しい、親子喧嘩(その②)。
ふたりとも素直じゃないんだけど、だからこそ互いの愛情が痛いくらいに響く。

・9年前、10歳のチビナスサンジがオールブルーなんてありえねェと言われ、唇を噛みしめムッとした表情をしているところ。

ここがたまらなくかわいい!!!
大人ぶるチビナスサンジだけど、このふとした時の子どもっぽい顔がとても好き。
そして、海賊になってからは着ないからこそ(チビナスの)コック服姿がたまらん。何事も仕事の制服って、プロフェッショナルな感じがいいよね。

同僚のコックたちよ、サンジはまだ10歳なんだ。大人の軽口で夢をぶっ壊しちゃいけない!  サンジがこんなかわいい顔しちゃうだろ!!!

あとがき

第7巻の個人的に好きなところ、まだ3話分しか書けていなくてごめんなさい。
急に予定が立て込んでしまって、第56話を書いてからしばらく先が書けませんでした・・・!!

基本、暇を持て余しているので忙しいのはむしろ嬉しいんだけど。
三日坊主世界代表のような自分は、忙しさを言い訳に『個人的に好きなところ』を中途半端に書いたままフェードアウトしてしまいそうで怖かった。

ということで、書いたまま放置していた56話までを急遽先に載せることにしました。

7巻が前編・後編と2部構成になるのか、中編・後編と細かく分けて3部構成になるのか、分かりませんが。
私は続けるぞー! 諦めない! 脱・三日坊主世界代表!!

東の海編は後半に差し掛かりましたが、まだ7巻はONE PIECE全体で見ると6.6%の地点(計算が間違っていなければ)。
まだまだ先の話もじっくり読み込みたいし、個人的に好きなところをもっと見つけたい!!!

ということで、また近いうちに7巻の続きを載せます。
きっと! 近いうちに! それではまた!



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