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ChatGPTさんに言葉遊びをしてもらいました。

日本国の政府が ChatGPT さんを国会の運営に利用するかもしれないと言い出したニュースを読んだ時のわたしの顔をあらわしているのがお借りしたタイトル画像です。

ChatGPTさんについては、前にほんのちょっと単発の質問にどれくらい答えられるのかを試して記事にしました。そのとき、技術の進歩という意味ではかなり進んだものがえらい急に登場したなという印象は受けましたが、実際にどこまで使えるのかといえば、限られた分野の限られた用途においては確かに人間が行うよりも正確な仕事をほとんどタイムレスでできてしまうものの、全般的にいえばまだまだ信頼できる代物ではないなあと感じました。

とはいえ、具体的になにか成果を期待するのでなく、たんに人工知能と戯れるということであれば、ChatGPT はなかなか遊べると思います。そして、ChatGPT と遊ぶことによって「人間の人間らしさ」と同時に、「現状の人工知能の人間らしくなさ」について学ぶこともできるのではないかと、ちょっと考えてみたりもします。

そんなわけで、今回は会話を継続しながら ChatGPT に言葉遊びがどれくらいできるのかを試してみました。先に結論を書くと、「思ったよりできなかった😌」です。最新の4.0だとどれくらい変わっているのかな? ともあれ、ご覧ください。

小泉構文はどこで身につけたのでしょう?


AI も混乱するんです!? 大丈夫でしょうか?


なってませんが??


体調を崩しているのはわたしです。みんながそうみたいに言ってすみません。


「体弱し」が個人的にツボでした🤣 見透かされてディスられている気分です。


体弱くて悪かったな!今日はこれくらいにしといたるわ。


日本語と日本の文化についての学習度が足りていないことが原因とは思われますが、それにしても回文についてはほぼほぼ理解できていないようです。たけやぶやけた、が早い段階で出たので、そこから類推して、文章にはなっていなくても前後対称の文字列を作ってくるかと思いましたが、それも駄目でした(微妙に惜しいのはありました)。

それに比べると、俳句や短歌については学習の蓄積が多少はあるようです。場所や季節や情感を設定してあげれば、なんとなくそれっぽいものは詠めるみたいですが、五七調というリズムについてそもそもちゃんと理解できてないですね。

この会話で、 ChatGPT さんがどういうアルゴリズムで言語を理解し、回答を作成しているのかがおぼろげながら(小泉風に)分かった気がします。そして、その理解でいえば、もうちょっと学習が進むなり、アルゴリズムが洗練されるなりすれば、回文にせよ俳句にせよ、人が作ったものと区別するのが難しいものを作ってくるようになるだろうと思いました。

そういう段階を見据えるなら、わたしのような物書きはもっと進化しないといけませんね。ただ単に左脳の能力をこねくり回しただけの文章では、いずれ AI に追い抜かれるでしょう。そうならないためには、右脳(魂)を活性化させて、内なる声としてやってくる閃き(インスピレーション)を高い純度で言語化できるようにならなくてはいけません。

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