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【やってみた】MBTI 16タイプ性格分析

ゴールデンウイークスペシャルの時間がやってまいりました。みなさまいかがお過ごされでしょうか。わたしは昨日から風邪をひいてしまって図らずも連休となってしまっております。

さて、16タイプ性格分析をやってみたんですが、やったのは1ヶ月以上前でした。たまたま見ていたnoteの記事で出てきて、久しぶりにやってみようかと思い立ったのでした。

診断結果は INFJ(A) 提唱者でした。

前回やったのは5年以上前で、このnoteのアカウントを開設するよりすこし前くらいだったと記憶していますが、そのときも INFJ ではあったんですが INFJ(T) のほうでした。さらに前に、はじめてこの性格診断をやったときも INFJ(T) でしたね。

(T)と(A)でなにが違うねんというのは詳しく書いてないので分からないですが、ちょっとしたパラメータの違いでしかないと思われます。前の2回については間はそんなに空いておらず、今回は5年以上ぶりということを踏まえるとその間にわたしの意識レベルは大きく変わっているので、結果が変化したのはその影響とも言えそうですが、そういえば仕事もマッサージ業からUber Eats の配達業に変わって人との関わりが減ったことも関係あるのかもしれません。

とはいえ、16種類もある性格タイプに関しては一貫して変わっていないことから、この性格診断にはある程度の信頼性があると言えるのではないでしょうか。ちなみに INFJ は16種類のなかでも一番すくないタイプだそうですがそうなんですかね? もっとも、この16タイプ性格分析のようなものに興味を持ってやってみたがる人には INFJ 気質の人が多いというような話もあるそうです。

それはさておき、わたし自身はすくなくとも現在は、こうした性格分析には興味はあまりないです。その理由は、まず一つ目にはすでに50年以上生きていて自分の性格は十分よく知っているからです😆 そりゃそうですよね。

もう一つには、こうしたツールによってその性格をさらに深堀りできたとしても、実生活においてほぼほぼ役に立たないからです。性格というものは自我すなわちエゴのかたちのことです。スピリチュアルな探求者であれば誰もがよく知っていることですが、エゴを矯正したり、大人しくするよう抑えつけたりすることはほとんど不可能です。不可能だからこそ、性格は基本的にずっと一貫しているわけですよね。

ですので、こういう診断ツールの結果に出てくる分析内容や、それを踏まえたアドバイスなどは「言われなくても分かってるし、言われてもできないし!」というものでしかありません。じゃあ、こういうツールはなんの価値もないのかというとそうでもありません。というのも、本人にとってはあまり価値はないのですが、他者の立場ではそこそこ使えるからです。

つまり、例えばですが企業のプロジェクトの構成メンバーにどういうタイプの人員を割り当てるかという時や、採用面接時に欲しいタイプの人材を見つけるのにはかなり役立つでしょう。また、個人間でも相手のタイプを知ることによって相性を知ったり、互いの問題点を補完しあうためになにが出来るかを考えるなど、色々と対処できることはありそうです。

三つ目には、さきほども触れましたが性格分析あるいは性格診断というものが取り扱っている対象はその人の心(=エゴ)であるのに対し、わたしが話題にしているのは「意識」だからです。

一般的な認知では心も意識もおなじものを指していると思いますが、霊的な智識においてはこれらはまったく別物です。ここでは簡単に述べますが、意識をスクリーンとするなら、心すなわちエゴとはスクリーンの上に映ったあれやこれやの映像です。

人はこの世界に生まれ落ちてから、環境から受けた印象や知覚とそれらへの反応(=経験の記憶)が蓄積されていくうちに、この経験の主体であるところの「自分」という感覚を形成していきます。この主体の感覚と、それに紐づいた経験の記憶の総体こそが心と呼ばれているものの正体であり、心の持つ主体の感覚にスポットを当てたのが自我という言葉です。

いっぽう、意識とはこの世界に存在しているすべてのものの存在基盤であり、これは現代科学でいうところの量子場に相当します。意識の本質は「気づくこと」であり、すべては「気づかれる(観測される)」ことによって物質的に存在しています。この世界のすべては意識で出来ており、また、意識とは分割できない一つのものです。このすべてである一つのものであるところの意識のことを、神やワンネスと呼ぶこともあります。

ちなみに人間の意識とは、すべての細胞を構成するすべての原子が持っている気づきの性質に加えて、脳や神経系という統合的な情報処理機能によって非常に高度化された「気づき」のスクリーンです。しかしながら、先ほど述べたように意識は分割できない一つのものですから、個別の人間の意識のように思われるものも、実際にはこの一つの意識の、ほんの小さな部分なのです。ですから、人間の意識は本来的には神とつながっており、すべてを知ることさえ可能なのです。

このような観点からみると、心には限界があり、物事の全体性を把握する能力を持っていないことが明らかになります。探求者が目指している「悟り」や「覚醒」とは、この限界のある心の正体を見抜き、主体としての自己の重心をエゴから意識(神)へと移すことを意味しています。

性格分析や性格診断というときに思い出されるのは心理学という学問のジャンルですが、心理学が研究している対象は意識ではなく心(自我=エゴ)です。心には限界があるわけですから、心理学や精神医学のアプローチにも自ずと限界があります。心の問題は心のレベルでは解決できないので、心理学や精神医学もいずれは意識を探求し、心と意識を統合した新しい学問へと進化する必要があるでしょう。

以前、Twitter で色々教えていた若い男の子がいたのですが、ちょっと引きこもり傾向のある人でした。年齢の割にといったら失礼ですが、わたしが彼の年齢の頃には理解できそうになかったスピリチュアルなことも(すくなくとも頭では)よく理解していました。

そんな彼がこの MBTI にドはまりしていて、しょちゅう自分は◯◯◯◯(性格タイプです)だからどうのこうの、とつぶやいていました。それでわたしは「言い訳的に MBTI を持ち出してくるのどうしようもないし、そもそも自分のエゴを舐め回すのやめなさい」というようなことを言ったんですが、それでもなおりませんでした。それでわたしはもう彼に関わるのはやめることにしました。

と、色々書いてみましたが、こうして記事にもしたように MBTI はコミュニケーションのための話題としてはよいと思いますし、とくに年齢の若い人たちにとっては自分をよく知る機会にもなると思います。やったことのない人は、一度はやってみてもよいと思いますよ。ゴールデンウイークなのに何の予定もない!というラッキーな方はぜひ試してみてください。ただし、結果はさらっと受けとめておくに留めたほうがよいと思います。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。読んで下さってありがとうございました🙂

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