見出し画像

質問箱への回答⑩「愛とはなにか」

すこし前にYou Tube Premium に加入してから、You Tube Music で音楽を聴く時間が増えています。15年くらい前まではよく聴いていたんですが、とくにここ数年はほとんど聴いていませんでした。

でも聴きだすとやっぱり音楽っていいですね。いまはYOASOBIとadoばかり聴いています。そして以前もそうだったんですが、聴きはじめるとだんだんよりいい音で聴きたくなってきますよね。昔はaudio-technicaのだいぶいいヘッドフォンを持っていましたが、聴かなくなって手放してしまいました。いまはそこまで高いものは買えないですし、時代はワイヤレスです。そこで今度、SHUREのAONIC 50 gen2というワイヤレスヘッドホンを買おうと思っています。これはSHUREのワイヤレスヘッドホンでは最上位機種なので単純に音質がめっちゃよい(試聴もしてきました)のですが、空間オーディオという機能がついていて、この機能の評判がすこぶるよいのです。音楽モード、映画モード、ポッドキャストモードと3つの空間オーディオが選べるので、音楽だけでなくアマゾンプライムビデオで映画やアニメを観たり、ポッドキャスト(は聴いたことないですが)などの視聴にもいい感じであることは間違いないでしょう。あっと、このままいくとヘッドフォンの話で10000文字くらい使ってしまいそうなので、今日はここまでにしておきます……。

さて、今回のご質問はこちらです。愛についてのご質問ですが、回答文にも書いたように、実はこのテーマで記事を書こうと考えていたところだったんですよね。あまりにタイムリーなのでびっくりしてしまいました😮

「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」by サンボマスター

それでは回答は以下になります。


ご質問ありがとうございます。まったくもってタイムリーな質問をいただいて、ちょっとびっくりしております。というのも、昨年末くらいから「そろそろアレについて書きなさい」というハイヤーセルフからの指示がインスピレーションとしておりてきていたからです。アレというのはそうです、愛のことです。

in SPIRE の記事にしようと(そして来月くらいにでもと)思っていたのですが、それでは悠長にすぎるということなのでしょうね。というわけで、さっそくお答えしていきましょう。

まず、なぜわたしが愛について書こうと思っていたのかというと、それは単純なことで、ノンデュアリティのスピーカーも含め、スピリチュアル界隈で教師やマスター、あるいはカウンセラーなどとして知られている人々の(わたしの知る限りにおいてですが)誰一人として愛とはなにかについて正しく語っていないと感じたからです。

一方において、そうした人々はなんらかの表現で愛の重要性については言及しているはずです。愛より大切なものはないとまで言う人もいるのではないでしょうか。もちろん、わたしも愛は大切だと思いますし、実際のところ愛より大切なものはないとも思います。

しかし、わたしがそう言うのは、愛がなんであるかを知っていて、それについて誰にでも簡単に理解できるようにシンプルな説明ができるからです。

「愛とはひとつであること。ひとつであること、それが愛」

これが愛についての説明です。これだけで分かったという人はかなり理解が進んでいますね。しかし、もうすこし丁寧に見ていきましょう。

人間の限界のある知覚にとって、この世界はヒト・モノ・コトのすべてが分離独立して存在しているように感じられますが、実際にはなにかとなにかを分けるような境界線はどこにも存在していません。すなわち「すべてはひとつである」ということ。これが真理です。

しかし、先に書いたように、人間の知覚は基本的にこのことを理解できません。それゆえ人は、自分と他者は別々の存在であると思っているわけですが、そのため人は孤独感や孤立感をつねに抱えて生きているのです。

この孤独感や孤立感を埋めるために人は他者とひとつになろうとするわけですが、そのときの感情が普通一般に考えられている「愛」です。しかし、そもそも本当はすべてはひとつなのですから、こうした「愛」は幻想でしかありません。とはいえ、誰かと一つになれたような気持ちになれるとそのときは一時的にしても幸せになれるのです。

こうした幻想の愛は本当の愛ではありません。それでは本当の愛とはなんでしょうか? それは、すべてはひとつなんだという理解に立ったときに世界に対して湧き上がる感覚のことです。自分と他者がおなじ一つのものであるなら、目の前の他者がどれだけ愛おしく思えることでしょうか? だって、それはもはや他者ではなく、自分そのものなのですから。

このとき、もちろんのことですが、この他者とあの他者という違いもありません。すべての人が自分と同じ、全員が自分なのです。もっといえば人に限らず、ヒト・モノ・コトのすべて、つまり森羅万象が自分とひとつなのです。そうなると、この世界において何ひとつ軽んじようという気持ちにはなれないはずです。なにかを傷つけようとするなんて想像もできないはずです。すべてがひとつなら、すべてが等価であり、あれよりこれがよいとか、あいつはいいヤツだがこいつは悪いヤツだ、ということもありません。

愛とはこの境地にいる人の心の状態であり、動機です。愛から起こる感情のことも愛(愛情)と呼んでよいですが、愛そのものは厳密にいえば感情ではありません。意識レベルが上昇し、すべてがひとつであることを理解し知覚できるようになるにつれ、その人の心は愛になり、この愛がその人を駆動しはじめます。なぜなら、この世界そのものが愛(=ひとつであること)だからで、意識レベルが上昇することは、その人が世界(=愛)とひとつになっていくことを意味しているからです。

意識レベル500は愛のレベルとされています。すなわち、このレベルから、ここで書いてきた「本当の愛」を理解、知覚できるようになるということです。同時に「愛=ひとつであること」ですから、500に達するとすべてがひとつであることを知覚しはじめます。

ですので、ご質問の「どうしたら愛を実感することができますか」については「意識レベル500に到達する」ことが答えとなります。

もっとも、500の段階ではまだまだ分離感も強く残っています。540は無条件の愛のレベルであり、ここまで来ればその人はもはや外の世界に愛を探す必要がなくなるでしょう。なぜなら、自分も含めて世界は愛そのものであることが知覚できるようになるからです。

今回の回答はこれで以上になります。お役に立てましたら幸いに思います。

記事へのリアクションや記事執筆への励ましのサポートありがたく頂戴します🙏 また、プロフィールにAmazonほしいものリストも掲載しています。こちらもぜひよろしくお願いします!