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悩みから動き出すために

悩みに対しての向き合いかた

悩みに対して、いつも後ろ向きでした。僕はどうしても不安を大きくしてしまっているようでした。

そんな自分を変えたのは、自分に対しての問いかけを変えたことが大きかったような気がします。

それは、「どうして」を「どうしたら」に変えたのです。

これまでの僕は、仕事でミスをしたときも、いつも「どうして?」と考えていました。人から嫌なことを言われたときも、「あの人は、どうしてそんなことを言ったのだろうか?」と、そんなことを考えてしまうのでした。

「どうして?」では、過去に囚われやすくなってしまうのです。だって、後に続く言葉が過去にしかないからです。だから、前を向くことが出来なかったんだと思います。

これは今だから分かったことですが、「どうして?」と、考えてしまうということは、自分の感情に流されてしまっているのです。悲しみや怒りといったネガティブな感情によって生まれてくるものです。

大事なのは、解決策を見出して行動していくことです。だからこそ、自分への問いかけを「どうして?」から「どうしたら?」に変えていく必要があるのではないでしょうか。そうすることで、視点を過去から今と未来に向けることが出来るのです。自分が何をする必要があるのかを、自然と導くことが出来るものだと思うのです。

いくら、自分の中に優しさや思いやりを持っていたとしても、悩みを抱えたり、思うようにいかなくなると、どうしてもネガティブな感情が湧いてきてしまう。更にいえば、落ち込んでクヨクヨしている時や、何かに対して怒りを感じている間は、感情と問題をごちゃごちゃにしてしまいやすいものです。

確かに、自分の感情を良い方向に変えていくこともひとつ大切なことであるのは間違いないことですが、何かを自分なりに導き出して、動きだすことが出来れば、自然と感情も前を向いていることが多いものです。

悩みに対して

思い返すと、ひとつ気が付いたことがあります。悩んでどうしたいいのか分からずにクヨクヨしてしまっている時って、大抵、悩みを漠然としか捉えていないということです。

目標は細分化して持つことが望ましいとされていますが、悩みも細かく分けていく方が、心が軽くなるのだと感じました。

かつての僕自身も、自分には価値がないと悩んでいました。ですが、自分の価値を見出す方法をいくら考えても、どうして良いのか分からずに、ずっとクヨクヨするばかりだったんです。悩みというものは抱えすぎてしまうと、どんどんと膨れ上がってしまいます。いつしか僕は、存在してはいけないのではないかと思うようになってしまったのでした。自分は存在するだけで、沢山の人に迷惑をかけてしまうって。

僕がそこから抜け出すことが出来たのは、せめて、僕の目の前にいる大切な人を大切にしようと思えたからでした。そうしたら、やる事が見えてきたんです。そう心に誓い行動していくうちに、大切な人を大事にするのには、自分も大切にしないといけないし、その大切な人の周りも大切にしないといけないと、少しずつ見聞が広がっていきました。そうしているうちに、僕自身も大切にされていることに気づき、自分には価値があるのではないかと思えるようになれたのでした。

この時は無意識だったのは間違いありません。ですが、自分には価値がないと漠然とした悩みをもがいているうちに、自然と細分化し、目の前の人を大切に出来ていないということに気づいたことで、やるべきことが見えたのです。そして、やるべきことが見えたことで、心は多少なりとも軽くなっていました。遂には行動することも出来るようになりました。

悩みとの向き合い方ひとつで、良くも悪くもどうにでもなってしまうものです。本当のことを言えば、人生の歩みの中で悩みとの向き合い方を身に付けていくものです。ですが、そこを意識するだけで、乗り越えられる場面もあり得るかもしれません。自ら動きだすことが出来るかもしれません。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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