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人をほめていこう

豊かな人間関係を築く意味

僕は、自分の人生に疲れ切ってしまい、何もかもが嫌になってしまったことがあります。この社会の中では、嫌なことを我慢しなくてはいけないことばかりでしたから。仕方なしにと思い嫌なことを我慢していたものが、いつしか、何でも嫌なことを受け入れてしまうようになっていました。自分さえ我慢すればいいと感じるようになっていたんです。その方が、世の中が上手く回るように感じていたからでした。

ですが、ある時に突然として張りつめていた糸が切れてしまったように、これまで我慢していたものが耐えられなくなってしまいました。我慢し続けたことで、抑え続けていた感情が心の中で風船のように膨らみ破裂してしまったように、感情が爆発してしまったんです。

それでも、どこにも自分の気持ちをぶつけることが出来ませんでした。そのせいで壊れてしまった心は、身体にも影響したくらいです。手が震え、涙が止まらずに、本当に世界は灰色に見えてくるのでした。重度の心の病気になってしまったのでした。

それから、色んなことがありました。僕は何もかも投げ出してしまって、ひとりで生きていくという過った決断をしてしまったんです。できるだけ、人に関わらないような引き籠るような生活をしたんです。

でも、それは長くは続きませんでした。お金はそうそうに底をついてしまいました。気持ちが楽になると思っていたものが、ひとりでいることで、どんどんとおかしな方向に考えては抱え込んでしまうばかりでした。

そして、振り返ってみて思うのです。あの時ほど、歩みを止めてしまったことはないと感じては後悔が押し寄せてくるのです。

この経験を経て分かったことは、前を向いて生きていくにも、自分を受け入れていくにしても、人として大事である成長をするということも、人間関係を築いていく中で生まれていくものだということです。

豊かな人間関係を築くために出来ること

豊かな人間関係を築くにあたって、以前の僕は難しく考えていました。信頼関係できる人間であるべきだとか。何かを与える人間になるべきだとか。コミュニケーションの高い人間になるべきだとか。

つまり、自分が何か特別な存在にならないといけないと考えていたんです。

だから、仕事を誰よりも出来るようにならないといけないとか、知識を豊富にしないといけないとか、お金や地位を手にしないといけない。そんなことを自分に言い聞かせていたんです。

それは、今の自分では豊かな人間関係を築くことが出来ないと言っていたようなもので、今の自分を否定しては臆病になって、諦めさせていたんです。

ですが、あの時に僕自身が引き籠ったおかげで、何が大切なのか見えてきた気がするのです。

ひとりでいることで、自責の念や自己嫌悪でいっぱいいっぱいになり、自分を否定し続けていたからこそ、人から単純に褒められただけで、凄く嬉しかったんです。

単純に誰であっても頭ごなしに否定されれば、反発してしまうものです。ただ、誰もが褒められれば嬉しいものです。単純なのかもしれないけれど、人から褒められたなら、今の自分を誇らしく思えて認めることが出来ます。

でも、そう思わせてくれるようなポジディブな人にこそ、誰もが良い関係を築きたくなるものだと思うのです。

人をほめることが出来る人間になる。

これが、今の僕の目標となっています。

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今日も自分をご機嫌に。
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