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ほめることは思いの外難しい

前回、人をほめられる人間でありたいと思えたお話しをさせて頂きました。まだ、読まれていらっしゃらない方は、是非こちらを読んでみて下さい。

こうして、僕は人をほめていこうと心掛けるようになることができました。ですが、思うようにいかなかったんです。

人が褒められない

人を褒めることなんて、簡単なことだと思っていたのです。

まさか、僕自身がこんなことに躓くなんて思いもしませんでした。

人を褒めようとしても、その方の何処を褒めていいのかが分からなかったし、どう褒めていいのかも分からなかったのです。どうしてなのか分かりませんでしたが、何だかとても頭を使うような気がして、心がモヤモヤしてなりませんでした。

後に、その原因は分かることになりました。自分と向き合うようになってみて分かったんです。それは、僕自身が人の欠点しか見ていなかったからでした。

人の欠点というものは、誰にでも指摘することが出来るものだと言われています。クラスでみんなが静かにしている中でひとり騒がしくしていれば目立つのと同じように、人の欠点もまた目に付きやすいものだと言えます。

更に言えば、僕自身が常に人と比べては自分の欠点にばかりを責めるようになっていました。自分の中の欠点を受け入れられずにいたんです。自分の欠点が許すことが出来ないということは、人が同じような欠点を持っていた時に許すことができないということです。

同様に自分の欠点ばかりを気にしていたことで、他人を見る時も、その方の欠点ばかりが気にしてしまうようになっていたということです。

つまり、僕は人の欠点しかみていなかったということだったのです。ですので、その分、人の良いところを無意識に見ようとはしていなかったんです。

それで、いくら人をほめようと心掛けても、こうした癖から抜け出せずに、良いところを見つけることが出来ない。ほめ方が分からないといったものになってしまったのだということだったのです。

つまり、人をほめるといった、一見単純そうなことでも、自分自身がその良さを受け入れて認めていないと、その良さに気付くことすら出来ないものなのです。

例えば、挨拶を大きな声で丁寧にしている人がいるとします。しかし、自分が、いつもいい加減な挨拶しかしていなかったとすると、挨拶を意識していないために、どんなに素晴らしい挨拶をされても、その良さに気付くことはありません。常日頃から自分自身も丁寧なあいさつを心掛けているからこそ、人の挨拶が意識できるものだということです。

このことを考えてみると、人は何も意識していないと、目に付きやすい人の欠点ばかりに意識が向いてしまうこと。そして、自分自身がその良さを認めることが出来ないと、人をほめることが難しいものだということだったのです。

ほめられる人になるために

これまでお話しをさせて頂きた点からみても、人をほめていくにおいて、自分自身の意識を変えてあげる必要があるのだということです。

ある方が本に書いていらしたのですが、相手が何を言おうと、ひとこと目から「いいですね!」「それは素敵ですね。」といった、ポジティブなワードで返すことが良いということでした。

それは、相手側を傷つけたり衝突しないためには、凄く効果的であるし、こちらの印象も間違いなく良いものになります。そして、何よりも自分自身の視点や意識を肯定へと変えていくものになります。言葉で思考を導くことが出来て、瞬間的にでも相手の良い部分を探そうとするのです。

このような方法で、僕自身も意識していこうと感じました。

こうして、人をほめることは思いの外難しいということが理解することが出来ました。だからなのか余計に思うことがあります。人として、人の欠点は目に付きやすいものである。それにも関わらず、人をほめたり、共感したり、人に優しくすることが出来る人は、信頼してもいい人ではないかと思うのです。決して簡単なことではないのです。それを成し遂げられる人だからこそ、そう言えるのです。

こうしたことが出来る人に豊かな人間関係が築けるのは納得の出来るものになりました。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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