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menuのスタート

初めまして。「menu」の一人 よね と言います。
「menu」が何なのか、どんな活動しているのか、またこれからどんな活動をしていくのか記録と共に、想いや活動していく上での学びなんかも一緒にお伝えできたらと思ってnoteに書くことにしました。
少しでも誰かに届き、共感してくださる方がいたら嬉しいです。そして何より、次の世代の子供達にまで、想いが循環するといいなと思います。

はじまりはじまり。


 僕たちは滋賀県大津市南部で農業を中心に様々な活動を共にするコミュニティです。と言っても、まだまだ「業」なんて言える程の活動は出来てないし、エリアや活動内容もまだまだ開拓中。でも、最初から確実に胸を張って言えることは、一緒にいるみんなは最高です。

 2020年4月 当時はまだ世の中が新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃で、これからどんな風な生活になるのか全く想像できない状態でした。高校時代からの友達である、ずっさん(滋賀)と かー君(東京)と当時使い始めたばかりのzoomを利用しながら、お酒を片手に「また一緒にお酒を飲める日が来るといいなぁ」と話していた時、かー君の手元にいぶりがっこ(秋田県の漬物)が。。。

かー君「これめっちゃおいしいねんなぁ。」

よね「そうなんやぁ。何それ。」

ずっさん「いぶりがっこやろ?美味しいよなぁ。」


3人:。。。。。


ずっさん「作ろうや!みんなでお酒が飲めるようになるまでに酒の肴作ろう!」

かー君「いいね!」

よね「え?作れるん?まぁいいや、ほなとりあえず知ってる人に場所借りれるか聞いてみるわ。」

雑草狩りからスタート

挑戦

 僕たちが当初借りた畑は、地主さんの体調不良もあり、ここ数年は夏場手入れするものの、冬場は放置されていた土地。僕の知り合いに趣味で畑をされている方がおられたので2畝だけ借りて自分たちの好きな野菜を植えようと思ってました。
 「あ~夏までに枝豆作ってキンキンに冷えたビール飲みたいなぁ~ 自分達で育てた枝豆でビールとか最高やん!」
ばっかり言ってました。それは今でも変わりませんがw

 もちろんですが、僕たちは完全ど素人で、道具も何一つ持っていないところからスタートしました。小さな道具は買いましたが、周りの人達が草刈り機を使用しているところ、僕たちは手作業で草刈りを始めました。これは、農業している方ならお分かりいただけるかもしれませんが、相当に大変な作業でしたw

当初の2畝


 僕たちが、雑草狩りや耕す姿、種や苗を植える姿を近所の方々が見られ、

おばちゃん「あんたらやるんやったら、これ植えるか?」(苗を次々に渡してくれるよう)

よね「ありがとうございます!でも、すいません。僕たち2畝しか使用出来なくて植える場所がないんですよ~」

地主さん「ほな、こっちも使うか?」

ずっさん「ありがとうございます!」

 と言う訳で、横にある畝もお借りできることになりました。
少しずつ領地を拡大している気分になりましたw
 これは地域ではよくありそうな話で、地主さんにとって、初めは自分の土地を貸したり、使われることを不安に思い、あまり前向きでない方も多いように感じます。しかし、活動を続けているうちに、徐々に地主さんの「本当は使ってもらえたら助かる欲」みたいなものが出てきて、貸してくれるようになります。もちろん、一概には言えませんが、この辺りの「地域あるある」はまた別の記事で書きたいと思います。

エリア拡大

よね「まぁまぁ広いなw うまく育ってくれるかなぁ」

ずっさん「てかさ、めっちゃおもろいし、誰か一緒にやらへんかなぁ」

よね「いいやん!みんで収穫祭やろう!」

みんな

 やりたい!面白そう!と共感してくれたみんなが集まってくれました。もちろんみんな農業従事者ではなく、職業もバラバラです。
そして、せっかくみんなで活動するのであれば、続けたい、もっと面白い活動を共にしたい、農業だけじゃなくみんなが楽しめる場所にもしたいと思い名前を考えることにしました。
それが『menu』です。名前の意味を書くと長くなるので別記事で書きたいと思います。

なかかなみんな揃わないね~w

みんな、コロナが流行してこれからどんな世の中になるのかわからない 周りの環境やこれから自分達がどんなふうに生活するのかわからに状況下だったと思います。実際、僕自身もリモートワークと言う名のもとに、職場に通わず、家の中で何もしない日が続き(職業柄、自宅にいても仕事が出来なかった)、何をやっているんやろ このままでいいんかなぁ と思う日々が続きました。

でも、畑作業をすることで土を触り、風に吹かれ、太陽の日差しを浴び、水の温度を感じ、自然に近づくことで自然のリズムに自分達を合わせる感覚を覚えました。
社会システムによる「当たり前」や経済発展、資本主義社会に縛られていた自分が、体も心も出来るだけ自然界のリズムに合わせる。

無理をしなくていいような感覚に。

そして、何より みんながいる。

コロナの状況下で、みんながいる なんて言っていたら怒られてたかも知れませんが、僕たちは、誰かがいることの大切さを、みんなで感じることができるようになった気がします。

どうなるかわからない、やったことないことの楽しさをこれからもみんなと一緒に過ごしていければと思っています。

そして、そんな仲間を募集してます。
それぞれのmenuをみんなで共有しませんか。一緒に出来ることを楽しみにお待ちしております。


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