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スパイト行動


暑い。
太陽が照り付けるアスファルトの上で、マスクをつけてると首から上が程よく蒸されてゆく。
不快極まりない。

野外で会話をしないのなら、マスクしなくていいよって政府が言ってるのね。



おっし!
自転車通勤なので、マスクなんぞしていたら死ぬからね。
そんなわけで、ここ最近は外ではマスクしてない。




しかし、ざっと周りを見渡すと、歩く人、自転車の人、バイクの人はマスク率高い。(車に乗っている人は着用率低め)
このクッソ暑いのに、マスクビシッと付けてるの?
あんたら死ぬで、と思いながらも、自分がマスクをしていないことにちょっとソワソワする。
しかし、自転車で駆け抜けるので、内心ま、いいかと思ってはいる。


マスクの着用率の高さ。
そして、マスクをしない自分が、マスクをしている他の人間を気にする心理。

悲しい同調圧力。





違うことをやっていると、異端とみなされたり、批判を浴びる格好の餌食となる。

そうなりたくないがために、マスクを暑くても着用する。
肌が荒れても。
熱中症になっても。



いや、私、無理。




そう思いながら今日も私は、マスクなしで恐る恐る自転車に乗る。





コロナが終わってもマスクを着用していたいという人の数が割と多いのにびっくりする。

顔のパンツとか言ってんじゃないよ。
マスクしないと恥ずかしいってなんだそりゃ。

冷静に考えてみて?
半分ムジナみたいなの、おかしくない?


マスクのない世界、はよこい。