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沖縄ひとりたび(1日目)

お昼過ぎの福岡空港。
ラーメン滑走路で博多ラーメンを食べて、腹ごなしにウインドーショッピングがてら空港内にあるお店をひと通り覗いてから、チェックイン。

那覇行きの飛行機に乗るまでに、まだ時間はある。
早めに空港に来て、搭乗までの時間を出発ロビーで過ごすのが好きだ。
飛行機は何時間見ても、見飽きない。

雲行きが怪しすぎやしませんか?(´・_・`)


福岡、辛うじて雨は降ってはいないが、今にも降り出しそうである。
沖縄の天気予報も、曇りだ。
1か月前からお天気アプリを4つもスマホにダウンロードして、毎日ストーカーのようなしつこさで沖縄の天気をチェックしていたのだが、曇り予報一点張りだった。(一時期はずっと雨予報だったので、そうじゃないだけましだ)
沖縄の天気予報は当たらないということなので、それが良いほうに当たらなければいいなと願うばかりだ。



今回の沖縄旅ではレンタカーを借りる予定はないので、遠慮なくアルコール摂取ができて、嬉しさ倍増である。


普段はキリンのラガーか、アサヒのスーパードライを飲むのだけど、めずらしくサッポロビール。
かわいいピンクのパッケージとサクラのイラストに相反して、苦くてガツンとした味にびっくり。

天気はいまいちだが、ビールを飲みながら大好きな飛行機たちが離着陸をする様子を見ていると、だんだんと幸せな感情が湧いてくる。
適度に酔いもまわってきて、幸せホルモンオキシトシンやらセロトニンやらが脳から体中に放出される。
思わずにやにやしてしまう。
顔がほころぶ。
4年ぶりの旅行で、ひとりきり。
ようやく一人になれた。
ここに誰も私を知る人はいない。(たぶん)
どれだけこの日を待ちわびたか。

わたし一人よ!自由よ!



ロビーの中央でミュージカル風に舞いながら叫びたかったけど、捕まるからやめたw





搭乗。約一時間半のフライト。


雲の上まで行くと、こんなに晴れているのに。
降下するとすぐ曇る。たとえ曇り空でも、海の碧さは絶品。さすが沖縄。
雲の切れ間に見える青空が、私を一喜一憂させる。
那覇空港到着。福岡と変わらぬ曇り空に出迎えられる。


10年ぶりに訪れた沖縄。
那覇空港からゆいレールに乗る。
車窓から見える那覇の街並みが、少し変わった気がして流れた年月を感じたり。
でも、変わらない所もあって安心したり。

風景を楽しんでいるとあっという間に駅に着く。
ホームに降りると、まとわりつくような湿った空気と、強めの風を浴びて、懐かしさやら嬉しさやらいろんな感情が入り混じって泣きそうになる。
懐かしい風景と空気と匂いを感じて、ここでもまた顔がニヤつく。
傍から見たら、泣きそうで、かつ半笑いのヤバいおばちゃんである(笑)

ゆいレールで県庁前に到着。雨は降っていないけど、蒸し暑い。福岡との温度差やばい。



そしてホテルにチェックイン。



国際通りはホテルの目の前で、キラキラしたネオンが私を誘う。しかし明日の朝はツアーに参加するので、寝坊できない。なので、宿泊先のホテルで夕食(ビュッフェ)をとることにした。久しぶりに飲むオリオンビールは優しい味で、相変わらず美味しい。




そんなこんなで、幸せな三泊四日の初日は、終始ほろ酔い。

二日目に続く。

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