見出し画像

Off Topic #203 互換性のあるソフトウェア

こんにちは。
このnoteはポッドキャスト番組 Off Topic の各エピソードを個人的にまとめているmemofleetが書いてます。

今回は Off Topic Ep.203 互換性のあるソフトウェア について。
ポッドキャストはこちらです。


互換性のあるソフトウェア

Off Topic #203 互換性のあるソフトウェア
Off Topic #203 互換性のあるソフトウェア

感想 - 個人サイトの時代

1990年代の終わりごろ、自分でHTMLを書いてホームページを作ってました。
パソコンについているデフォルトのテキストエディタでもコーディングすることができて、閉じタグなどを忘れてもブラウザが補完してくれるので初心者でも始めやすいのがHTMLのいいところでした。
プロバイダの用意している無料サーバにHTMLをアップして、個人サイトを作ることがわりと簡単にできたわけです。
いろいろなWebサイトのソースコードを真似しながら、動いたり動かなかったりして作ってましたね。Web1.0のころ、インターネット上にはそうして作られためちゃくちゃなWebサイトがけっこうありました。その後SNSのほうに人が移っていき、個人サイトへの熱量は減少していったと思います。

PHPもホームページ用の言語ですが、HTMLとは違って厳格で、例えば行末の「;」を打ち忘れるだけで真っ白な画面が返ってきて、どこがエラーなのかすぐにはわからない。繰り返し処理ができるのでレイアウトパターンにデータを流し込んだり、全部のページのフッターは1つのパーツを共通で呼び出したり、効率的にWebサイトを構築することができるけど、HTMLから始めた人にはかなりハードルが高かったのではないかと思います。
それだけHTMLの「完璧を求めないコーディング」というのは参入ハードルを下げていて、もしPHPのような厳格な言語から始まっていたら、僕も含めてですが、素人だけどWebサイトを作ってみよう、という人がもっと少なくて、インターネットカルチャーの広がり方も違っていたかもしれませんし、インターネット初期のWebサイトはもっときれいだったかもしれません。このあたりが、今回のエピソードの序盤で話されていた所です。完璧を求めると普及スピードが落ちる、ということですね。

今回はそういった互換性が求められていく領域はどこなのか、を探る回だと思いますが、以前のオープンメタバースの可能性と似ていて、既存プレイヤーが何かを手放さなければ前に進めないところもありますね。

以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?