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マレーシアIBインターに8ヶ月通った感想。

早いもので娘がIB校に通い始めて8ヶ月が過ぎました。
1ヶ月の冬休みを挟んだもの、
日数で言うと140日!
お弁当作りと早起きよく頑張った、私(涙)

出席率91% 上出来!!


ということでマレーシアのインターでの娘の成長にフォーカスを当てて振り返っていきたいと思います。


日本のインターとの共通点・違いは?

日本のインターナショナルスクールに1-4歳まで通っていた娘。

ざっとこんな感じ。

(共通点)
先生がネイティブ
Art/Science/PE 各アクティビティがある
タームごとにテーマがある

(マレーシアにだけある)
ランチがお弁当
プールの授業
中国語/マレー語の授業
messy play

(日本にだけある)
日本語の読み書き
より専門的なPEのクラス
外出/遠足
給食

日本の時に通っていたスクールは
よりスポーツに力を入れていたため
サッカーやボクシングなどもプロが教えてくれていたが
マレーシアのPEはかなり限定的な活動にとどまっている。

また、日本では近所の公園に遊びに行ったり、
日帰りの遠足も頻繁にあったが
マレーシアのスクールで外出は一切なし。

しかし小学校3年生以上になると
校外学習や泊まりのプログラムもある。

英語力はどれくらい伸びたか?

マレーシアに移住する前の娘の英語力は
・聞き取りは完全にできる
・自分から英語で話すのは少し苦手
・writingはそこそこ

それが8ヶ月経った今
・自分から英語で話すことも多々あり
・文字は簡単な単語であれば大体読める
・お友達の名前も大体かける

各能力別で見ると

Listening>speaking>reading>writing
の順番で得意という感じ。

逆に日本語力はどれくらい?

そして日本語力で言うと
日本語を話すのは家族と日本人のクラスメイトくらいであるが
なぜか読み書きのスキルが伸びた。

自分から、ひらがな表を見て書いたり
LINEをし始めたり、まずは形で覚えて
それから50音を気付いたら言えるようになっていた。

まだ「め」と「ぬ」がこんがらがったり
「あ」が「お」になったりもするけど
手紙を書いたりもしています。

過去に、日本人コミュニティの補修校にトライしてみたこともあるけど
今いま教室や公文に言ってペーパーをやらせる予定はない。

何も言わなくとも自分でできるんだということがわかったので
しばらく様子見することにしました。

次なるステップは漢字?
本人も漢字を覚えたいと言うのですが
中国語も学校で習っているため
若干混同してしまってる。

一番伸びた部分

親から見て、娘が一番伸びたなと感じること。
それは

"周りを見る力"

自己表現力でもなければ、英語力でもない。
もはやIBなんて関係ないかもしれないけれどこれに尽きる。

娘が毎日のように

「〇〇が〇〇に〇〇されて悲しい顔をしてた。それで、こっちに混ざってと言われたけど可哀想だから何もしなかった。」

「〇〇は弟といつも一緒に遊んでいるから、今日は弟が休みで朝からずっと泣いてた。だから、一緒に遊ぼうと言ったらthank you と言ってくれたよ。」

と、学校であったことを事細かく報告してくる。

相手がどういう性格で
何が好きか、何をされたら悲しいかを
5歳なりに色々考えていて関わり方を試してるらしい。

そういう複雑な人間関係を
日本人のみならず外国人の友達や先生を通して学んでいるのが
一番彼女の成長につながっているような気がする。

weekly goal

モジモジ娘と一緒に
毎週5個くらい目標を決めて冷蔵庫に貼るのですが

それをじっと見つめて
「今日はこれできた」
「〇〇が休みだったからできなかった」
などと自己レベルで考察してるのが
なんとも成長を感じます。

と言うか大人もやるべき
見習わないと。

おかげでクラスメイトの誕生日会に
何をプレゼントしたらいいか娘が常にスパイ並の情報を持っているので非常に助かる(笑)

今後の目標

来年はKindergartenになり、翌年はG1になる。
なのでこれからの1年でよりActiveになることが彼女にとって何より重要。

IBのカリキュラムにおいて
自分と違う意見の相手と議論したり
「自分はこう思う」としっかり主張する必要があるので

いまの娘の性格的に
相手に遠慮しがちな部分が彼女にとってハードルになりそう。

別に違う考え方の人がいてもいいんだよ、と
自分が少数派だったとしても相手に合わせる必要はない
と言うことは常日頃伝えている。

あとは、情報社会なので
必要な情報を取捨選択できる人間になって欲しい。

また、Single Subjectについては
ArtもMusicもPEもとにかく楽しんで
いまは何か一つのことに決めなくてもいいから
自分はどんなことが得意なのかを見つけて欲しい。
親としてそんなふうに思う。

1年経った頃に改めて
IB特有のカリキュラムだったり
独特な教育も改めて考察していこうと思います。


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