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【着床前診断】PGT-SRへ向けて

こんにちは。meruです。

先日不妊クリニックへ初診を受けに行き、着床前診断へ向けておおまかな治療方針が決まりました!初診は3時間以上かかり、いろんなことを説明してもらったので頭パンク状態でした…苦笑

今日は着床前診断についてと今後の治療についてお話できたらと思います!

1.着床前診断とは

着床前遺伝学的検査PGTは受精卵の段階で染色体や遺伝子の検査を行うことです。
着床の不成功や流産の多くは染色体単位での数の過不足、または染色体の部分的な過不足が原因です。
PGT-A を実施することにより、染色体の数の異常をより早い時期、すなわち子宮に移植する前の段階で見つけることで、妊娠率が高く、流産率が低い胚を選択できる可能性があります。 移植を推奨できる胚が得られた場合には、着床率や妊娠継続率、ひいては出産率の向上が期待できます。
出典元:俵IVFクリニックHP

着床前診断には、PGT-AとPCT-SR、PGT-Mの3種類あるそうです。今回はPGT-AとPGT-SRのみお伝えできたらと思います。

体外受精または顕微授精を行い胚盤胞から一部細胞を採取し、aCGH (array comparative genome hybridization)または NGS (next generation sequencing)を用いて全染色体の異常の有無を検査します。この検査では、染色体数の過不足(異数性異常)やご夫婦の染色体構造異常に起因した胚の染色体不均衡型構造異常を検出します。ただし、微細な染色体異常、均衡型構造異常、倍数性異常、遺伝子異常などは検出できません。着床前検査には2~4週間かかるため胚は一旦凍結保存し、医師より検査結果の説明を受けてから次周期以降に融解胚移植を行います。
出典元:俵IVFクリニックHP

なぜPGT-AとPGT-SRに分かれていのか?というと対象者が違ってくるからだそうです!そして、私が受ける予定のPGT-SRでは、私のもっている転座に起因した胚の染色体構造異常まで検査してくれます。

2.対象者

【PGT-Aの対象者】
・反復する体外受精胚移植の不成功の既往を有する不妊症の夫婦. 
・反復する流死産の既往を有する不育症の夫婦.  
ただし,夫婦のいずれかに染色体構造異常(均衡型染色体転座など)が確認されている場合を除く

【PGT-SRの対象者】
夫婦いずれかの染色体構造異常(均衡型染色体転座など)が確認されている不育症(もしくは不妊症)の 夫婦.
ただし,妊娠既往もしくは流死産既往の有無は問わない
出典元:日本産婦人科学会|着床前胚染色体異数性検査に関する細則

私が受ける予定のPGT-SRは、流産死産の経験があるかどうかは関係なく、私のように転座などの染色体構造異常があるとわかれば受けられます。でもきっと最初から染色体検査を受けてる方ってそんなにいらっしゃらないと思うので、1度も流産せずにPGT-SRを受ける方は相当少ないんじゃないかな…と思います。

着床前診断の対象者を制限する理由について、日本産婦人科学会のHPに掲載されていました↓
「なぜPGT-A検査対象を限定するのか?」参考資料

3.今後について

昨日流産手術後のリセットがきたので、今周期は不育症検査の一環として子宮鏡検査を受けるのと、遺伝カウンセリングを夫婦で受けてきます。子宮鏡検査で異常がなければ来月のリセット後に採卵周期に入る予定です!

順調にいけば…
9月:子宮鏡検査・遺伝カウンセリング
10月:採卵
11月:PGT-SRの結果が出る
12月:移植

私は転座があるので、まずは正常胚を得ることが一番大きな壁になってくるだろうなと思っています。不安はありますが、順調にいってくれたら嬉しいな…!!

医師からは、不妊治療の経験が一切ないまま体外受精へ進むことを心配されましたが、私たち夫婦にとって着床前診断しか選択肢がないのであとは前に進むだけ!と思っています!!

4.さいごに

着床前診断については様々なご意見があると思います。日本では対象が限定されていますが、海外ではお金があれば誰でも受けられるような国もあるそうです。日本では「命の選別だ」というご意見もあったりして、まだまだ難しいだろうなと個人的には思っています。

本当に様々なご意見がありますが、着床前診断について当事者である私一個人の意見をインスタの妊活アカウントに投稿しています。
ご興味ある方は見ていただけると嬉しいです。☞Instagram

最後まで見ていただきありがとうございました。

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