【今日の晩ご飯#1】オリエンタルカレー
こんばんは、都落ちニキです。
今日は何を食べようかな。
気怠い連休翌日の飾るのは、、、
やっぱカレーだな。
と言うわけで本日はカレーについての小話を。
※突然ですが、
興味を持ち→調べて→まとめて→記事にする
という一連の流れを思いつきました。
これなら無限に記事が書けるし、書く習慣もつくのでは無いかと。
【カレーについて】
「カレー」は今の日本において、
おそらく国民食と言っても差し支えのないポジションを確立していると思います。
街へ出れば、必ずと言っていいほど目に入るCoCo壱の看板。
ネパールなのかバングラデシュなのか国籍不明だけど、カレーとナン(食べ放題)を出してくれる系の店。
そして夕方、近所を散歩していれば、夕飯の支度をしている家庭から漂ってくるカレーの匂い。
それくらい、我々の生活の中に「カレー」は入り込んでいる。
カレーが来日したのは今から約150年ほど前の明治時代だと言われています。
意外にもきっかけはイギリス。
香辛料を心底欲した当時の大英帝国は、三角貿易を通してインドから獲得していた。
それが回り回って、日本の開国後、西洋料理として伝わったようです。
大正〜昭和初期にかけての日本では、都市部の富裕層ではデパートやレストランで食べられてはいたものの、当時は高級なメニューであることは間違いありませんでした。
また、カレー粉自体は存在していたものの、調理に極端に手間がかかることから、とても「家庭の味」とは言えなかったようです。
【日本で最初のカレールウ】
そんなカレーが我々一般庶民の家庭料理として定着したのは、
来日から70年ほど経った後。第二次世界大戦が終結した後でした。
その一役を担ったのが、名古屋の一人の男、本日の主役であるオリエンタルカレーの創業者「星野益一郎」さんです。
まだまだ物資も少なかった時代でしたが、当時、小麦粉などの輸入を生業としていた星野さんがカレーに目をつけ、開発を行っていきます。
(なんでも、戦争で旦那様をなくされた、ご近所の奥様からスパイスを大量に買い取ったとか、、、)
そうして1945年、オリエンタル即席カレーを販売開始します。
日本で初めての家庭用のカレールウでした。
(※初については諸説あり)
【オリエンタルのあゆみ】
僕らアラサーの親世代、つまり今の60以上の人たちはほとんどみんなが知っていると思われるこのCM。(特に東海圏の)
↓のようなキャラバンで北は仙台、南は沖縄まで、全国各地を行脚していたようです。
しかも定番の試食だけではなく芸人さんを抱えての宣伝カー。
(芸人さんは当時のオリエンタルの社員さんだったとか。)
今みたいにネットが普及しているわけでもなく、ましてマーケティングなんて概念も存在しない時代です。
当時の人たちの意気を感じるとともに、その胆力に感服させられます。
今となっては逆に新鮮で、型破りな風味さえ感じられます。
あるいはこの時代においても先駆者的な立ち位置であったのかもしれません。
地道だけど、確かな商売で、地位を確立していきました。
【作ってみよう】
こちらがオリエンタル社が提唱するメニュー。
いやぁ、いい。簡素ですねぇ〜。
一方 ↓がS&B ゴールデンカレーの作り方。
イラスト付きで見栄えがいい。
というわけでこちら。
【用意したもの】
・玉ねぎ ×2コ
・豚肉 ×500g
以上。
にんじんとジャガイモは高かったので書いませんでした。
一応貧乏なので。
制作過程とは言っても、ほんとに一般的なカレーの作り方です。
↓の写真は、具材を炒め、煮込み終え、ルウを投入した時の様子。
粉末タイプだと、溶けやすくダマになりにくくて扱いやすいのがGood!
【完成!】
約20分ほどで完成しました!
ルウの状態から想像していたよりも、「黄色」ってわけではなかったです。
おそらく玉ねぎをかなりじっくり炒めたからですね。
もう少し浅炒りにすれば、パッケージの写真に近い色味が出せると思いました。
お味のほうは、めちゃくちゃ僕好みの味でした!!
モノクロのCMも宣伝カーも知らない世代だけど、なんだか懐かしさを感じる味でした。
しっかりと食材の旨みを感じられる、バランスのいいスパイス感。
カレー特有のほんのりとした辛味を感じました。
いろんな通販や某知恵袋サイトでは「給食のカレーみたい」とか「スパイスのパンチが足りない」とかコメントが散見されましたけど、僕的にはめちゃくちゃ美味いと感じました。
【この記事の終わりに】
パッケージはよく見るけど買ったことがなかった「オリエンタルカレー」。
すごくおいしかったし、リピートも確定です。(しかも安い!)
色々と調べて、背景を知った上で食品をいただく。
なかなか楽しかった試みでした。
またいつかできたらいいな。#2 乞うご期待を。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!!
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