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夏の思い出

雑記。子供の頃~駐妻時代の夏の思い出

夏が来れば毎年思い出す

日本テレビ系の24時間テレビ。

番宣を見るたびに子供の頃ネットで見つけた川柳が脳内を駆け巡る。

お題:24時間テレビ 『しなくても いいことをして 泣いている』

小学生の時、世の中の仕組みを知るようになり、電気にもお金がかかることがわかった。
「24(27)時間もの間、全国の大勢の人ににテレビや録画機能を付けっ放しにさせるより、番組制作と放映にかかるお金を全部募金に回した方がいっぱい募金できるんじゃないかな」と思うようになった。

大人になってからは、なぜ走るのに向いていない人を走らせて泣いているのだろう、感動=涙しかないのは安直すぎないかと思っている。


駐妻の夏休み

他の国は詳しくないが、アメリカの夏休みはとても長い。
6月から9月まで休み。

ある夏休みの一日、子供を連れて公園に行ったら、ママ友が「ファッキン夏休み(意訳)」と叫んでいた。
人種や言葉が違っても、長期休みに対する母の思いは同じだと実感した。

サマーキャンプに申し込んで家でダラダラ過ごす日を減らす作戦も聞いたが、長時間子供を見てくれるというだけあってやはり高額。それでも大人気で申し込みは熾烈な戦いだそうだ。

我が家もぜひ…!と思ったが、年齢や母子分離ができていないことがひっかかり、断念してずっと一緒にいた。

リモート友達選び

ある夏、何のコミュニティだったかは忘れてしまったが、とにかくパーティがあった。
近隣の日本人駐在員も家族連れて参加していて、我が家も行ってみた。

私たちはそこである駐在員の男性に出会った。
奥様も帯同しているらしい。駐妻仲間だ!

駐在員「良かったら、うちの妻と仲良くしてやってください」
私「ええ是非! 奥様はどちらですか?」
駐在員「いえ、今日は不参加で」


来てないんかい!


いない人とどうやって仲良くするのか。教えてください。

その後もその駐在員は奥様と気が合いそうな人を探していた。
本人がいないのにどうやって見極めるのか…

その後流れてきた噂では、奥様友達探しだけでなく海外生活の全てを旦那さんがセッティングするスタイルのご夫婦だったらしい。

人間関係の心配どころか、家事育児アメリカ生活の雑事全てを私に放り投げ仕事しかしていなかった夫(と私)とはかなり世界観の異なる様子だった。

その後、旦那さんか奥様のどちらかのかはわからないが、お眼鏡にかなった人だけ「オチャカイ」に呼ばれたらしい。

こうした個人同士の集まりでさえ、噂になるような『村社会』に住んでいた夏もあった。

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