産後メンタル×新米駐妻②

毎回毎回似たような話を書いているのでお気づきの方もいると思うが
私の中では「駐妻になった前後1~2年でされた嫌なこと・悲しかったこと」が数年経った今でも強烈に残っている。

他の年も嫌なこと辛いことはあったはずなのに、あの数年間だけ嫌に覚えているのは何故だろう…と考えていて、ある時

『産後クライシス』
『妊娠中から産後にかけての恨みは一生残る』

というネットの投稿を見て腑に落ちた。
私の産後は新米駐妻だった時期と被っていた。

やってもらって嬉しかったことも他の時期のことより覚えてるが、悪意にはとにかく敏感だった。
もしかしたら、ホルモンの影響もあったのかもしれない。産後の情緒不安定になり、些細な悪意もスルーせずがっつり受け止めていたような気さえする。

『この時期夫にされた仕打ちは一生忘れない』

この言葉を見て「この『夫』の部分は、私の場合『苦手な駐妻さんや元友人』だったんだな」と気がついた。

無自覚に産後鬱やクライシスになってたのかもしれない。しかし、その怒りの矛先は育児に協力的な(に見えた)夫には向かわず、些細な悪意を寄越してくる人達に向かっていた。
そして、そのくせ反撃や反応する気力は無く、嫌な人達とは疎遠にして終わったが、未だに当時の感情は忘れてない。

その後の人間関係で失敗経験が活きた時くらいから、ドロドロした憎しみだけ薄まった感じがするが、忘れようとしても忘れられないし、ここまで覚えているんだからもうネタにしようと思う。

だから、こうして今更数年前のことを匿名で書いている自分がいる。



追記:夫に産後メンタルの矛先を向けなかった結果、喧嘩をしてもなあなあに私が謝って丸く収める構図ができてしまった。

もう少し早い段階で夫とぶつかれば良かったな、そうすれば召使にもならなかったし泣かせることもなかったな、とは思う。


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