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帰国してから思うこと

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海外引越をする前と後で変わったことメイン
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駐在妻を経験してからずっと思っていること

駐妻になると悪意をぶつけられる駐妻になると、「『駐妻』が嫌いな赤の他人」も喧嘩を売ってくる。

赤の他人からステータス分類され、ステレオタイプだけで判断される。
最初から悪印象を持たれた上で接されたり、SNSなどで「駐在妻ってこうなんだって。最低だね」と投稿されたりする。

駐妻というだけでマウンティングをされたり、批判されるのは、言うまでもないがすごくムカつくことである。
そして、自分も「経験し

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駐妻前と後の変化

駐妻前と後の変化

駐妻になる前と本帰国後でいくつか考え方が変わったことがある。

そのうちの1つが「見た目」と「街中で絡んでくる人に対して」の考えである。

子供を持つと異様に外界とつながる乳幼児の育児を経験された方にはわかると思うが、幼い子供を連れていると、兎角赤の他人から道端で話しかけられる機会が異様に増える。

たいていは子供好きな優しい親切な人であることが多いが、中には日々育児に奮闘している若い親を傷つける

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駐在の怖い話 その2

駐在の怖い話 その2

アメリカの某州某都市。
ある年、そこそこの年齢の駐在員夫婦が、夏休み中の学生の娘を赴任地に呼び寄せてESLに通わせた。そこには日本人が多数いて、人見知りする娘にも会えば話すような仲の人ができた。

その中の1人に社会人学生(現地採用の就活中だったかもしれない)の女性がいた。
ある日、彼女は娘に「急にアパートを追い出されることになって困っている。次の家決まるまでお家に泊まってもいい?」とお願いしてき

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11月の新米駐妻だった私へ

11月の新米駐妻だった私へ

Thanksgiving Dayの過ごし方・当日いかにアメリカ駐妻らしいパーティナイトを過ごすかということよりも、当日までにいかに効率良く買い物を済ますかに重点を置くこと。

当日午後以降は多くの店が閉まり、それまでに食材を貯めこんでおかないと死活問題になる(当日夜買い物しようとして失敗した)

・家族は皆ターキーを好まないので無理して調理しないこと

「せっかくアメリカに来たのだから!」と言って

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私が経験した「友やめ」のまとめ

私が経験した「友やめ」のまとめ

友人がたくさんできて、そして去っていった20代私の20代は短期間に独立・就職・結婚・退職・出産・海外赴任帯同と人生の転機になるようなライフイベントが詰まった落ち着かない10年間だった。

『女は結婚妊娠出産で交友関係が変わる』に加えて駐妻関連の友やめ・友やめられが頻発した10年だったとも思う。

結婚するまでは自分でも友達が多い方だと思っていた。誰とでもすぐに打ち解けるし、いつも様々な友人と過ごし

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駐妻生活中に失った何か

駐妻生活中に失った何か

以前「どうでもいい赤の他人」に対する感情を駐在帯同中に置いてきてしまった、と書いた。

似たような話になるが、他にも私の中で、駐在前でストップしてしまったモノがある。具体的に何を失ったのかは未だわからない。
しかし、本帰国後ずっと喪失感がある。

もちろんアメリカ駐在帯同生活を失って悲しんでいるのではない。母国で母語で慣れ親しんだ習慣に則って育児ができるのは、喜ばしいことだと思っている。何より子供

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もう二度と駐妻にはならない

もう二度と駐妻にはならない

タイトルのまんまの内容です。

「転勤族は変化・刺激に満ちた人生になる」と言われたことがあるのだけれど、前回のNoteにも書いたようにうちの子供には必ずしも変化(海外引越)がプラスになるわけではないことが身に染みてわかった。

夫は現職に就いている限り今後も海外転勤の可能性がある。
その時家族はどうするか、本帰国後ときどき話し合っている。

まず子供。
赴任についてくれば異文化の体験や外国語の習得

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駐妻行って帰ってきてみて

数年経って少しは成長したのか、それとも諦めがつくようになったのか…

例えば、独身の友人知人に「専業主婦って暇なんでしょ?」と聞かれたら

新米駐妻の頃の私だったら「そんなことないよ!毎日云々〜」
と、一生懸命専業主婦の忙しさを訴えていた。

帰国した今の私の場合はこう↓

「そうだね。(将来この人が結婚出産した暁には、独身時代の言葉がブーメランとなって突き刺さったり、こうした発言を繰り返すうちに

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駐妻になったら「友やめ」された話2

以前1人の元友人に焦点を当てたが、ふりかえってみると駐妻になったタイミングで全体的に「友やめられ」が頻発していたな、という話。

渡航前後、つまり私が異国での新生活に不安になっていた時期に、私の友人だった人は大きく2つに分かれた。
①「駐妻生活」の負の情報だけをくれる人
②応援や心配してくれる人
①の人達はその後疎遠になったりつながっていたSNSをブロックされたりしたが、②の人はアメリカに行って帰

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子供のトイレと帰国してみてのつぶやき

明けましておめでとうございます。本年も適当な感じのノートですがどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々トイレの話から失礼します。

私は以前ブログの方でアメリカでの子供のトイレ事情について熱く語ったことがある。
その後も「子供とはいえ公園での丸出し排泄はひくわー」と言っていたら、
在米歴の長い日本人永住ママに「えっ!?日本ではダメなの!?」と、びっくりされたことがあった。

これは『逆カルチャ

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駐妻終わってみて思うこと

駐妻終わってみて思うこと

ふりかえって思うと改めて
夫の仕事に帯同して海外に行っていた数年間は
私にとって良い意味でも悪い意味でも「夢」のような期間でした。

駐妻って無駄なのかな駐妻の悪いうわさや陰口を読んでは
「なんて自分(駐妻)はごくつぶしなんだろう」
「夫にばかり働かせてお金を稼がなくていいのかな」
と自己嫌悪してた時期もありましたが、

仕事で米国から出られない夫を置いて長めの一時帰国している間、彼が心身共にボロ

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駐妻の内に潜むオーキド博士と駐妻の群れ考

駐妻の内に潜むオーキド博士と駐妻の群れ考

「ここに何人かの駐妻がおるじゃろ?

おお!その中の1人が
『ネットとかで駐妻社会怖いって思ってたけど〜来てみたらみんな優しい人で良かった〜!』
と鳴いておるな。

そいつがボスかボス候補じゃ」

って私の中の警報…じゃなかったオーキド博士が囁くことがありました。

そんな駐妻生活。

中高生のクラスカーストと似たようなもので、ヒエラルキーを作っている側の人はそもそもあるって意識も無いんだろうなと

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円陣を組むのはアジア系に目立つ特徴なんだろうか

円陣考。

本帰国後、日本の街に住んで実感したのは、自分が海外で数年暮らした間にずいぶん海外出身の方が街中に増えたなということ。特に観光客。

別に街に外国人増えるのは全然良い、実家が商売やってることもあり、むしろじゃんじゃん来てください外貨ドンドン落としてねと基本思っています。

でも時々イラっとしちゃう。
狭い道のど真ん中で円陣組まれた通れないとイラっとしちゃう。
特に急いでいる時スムーズに道

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