見出し画像

【女児産み分けで着床前診断を実施しました、詳細を共有します】①自己紹介〜初めての通院編


初めまして。めいこと申します。
2024年春に女児産み分けのために着床前診断を実施しました。

結果としては一度の採卵で複数の女児正常胚を得ることができ、現在移植待ちの状態です


着床前診断に踏み切る前に、様々な先輩方の有料記事を読み漁り(笑)、情報収集をしたことが、今回の結果につながっておりますので、
もしこれから実施しようとしている方、または検討中の方に少しでも有益な情報が提供できればと記事をまとめました。


記事は大きく3つに分けております。
①自己紹介~初めての通院
②採卵~着床前診断の結果・考察
(※今後掲載予定)③移植~出産
本記事では、夫婦の基本スペックから産み分け法の決定、病院(エージェント)選び、初めての通院までを記載しています。

特に各種産み分け法の比較検討、エージェント比較については詳細に記載しておりますので、ご参考ください。

すでに産み分け方法、病院が決定されている方は②からの購入をおすすめします。

※身バレ防止のために、どうしても一部有料になってしまうことをご了承ください

下記が目次です。
夫婦の基本スペック〜夫への説得までは無料で読めます。


夫婦の基本スペック

都内在住かつ両実家とも都内にあり、子育ての協力は得られる状況です。

めいこ

  • 29歳

  • フルタイム激務だが在宅多め(採卵当時は次男の育休中です)

  • 非喫煙者、ほぼ毎日飲酒(採卵当時はもちろん禁酒してます)

  • 26歳、28歳の時に長男、次男を自己タイミング2週期目で妊娠、
    正期産出産。基礎疾患はなし。

  • AMH:3.87(30代前半程度の数値と認識しています)

  • 31歳

  • 比較的激務職種(ほぼ毎日出社)

  • 非喫煙者、週に2-3日程度の飲酒

  • 妊娠前にテンガメンズルーペ(1,000円ぐらいで購入できる精子自己検査キット)で検査した際は、運動率がちょっと悪めかな・・・という印象


何故着床前診断に踏み切ったか

なぜ着床前診断に踏み切ったか、大きく理由は2つあります
①両性を育ててみたかったから
②周りの反応がウザすぎたから

①両性を育ててみたかったから

よく他のブログで皆さんが書かれていらっしゃる「1人目から女の子が欲しかった!」「フリフリの洋服を着させたい!」というのは正直それほど私は感じていないです。
むしろ1人目妊娠の時、どちらかといえば男の子希望でした。私自身の趣味がゲームや釣り等どちらかといえば男の子寄りでして、反対に女の子育児における、かわいい洋服を選んであげるのも、髪の毛を結んであげるのも、正直大変そうだなぁという印象を持っていました。

ただ、男の子を育てていくうちに、「人生一度きり、どちらも経験してみたい」という気持ちが強くなり、2人目は女の子を希望していました。(自分が兄妹だったというのも大きいです)
これは今となっては考えが甘かったと思っているのですが、2人目の妊活時は自己流の産み分け(ピンクゼリー、排卵2日前のタイミング、あっさり)を試しました。

その後妊娠し、妊娠17週目に、超音波エコーで男の子だとわかると、非常にショックで、正直かなりメンタルがやられました笑
もともと、こどもは3人欲しいなぁと思っていましたが、もし3人目も男の子だったらどうしよう・・・という気持ちが強くなりました。

②周りの反応がウザすぎたから

②の理由は、男の子が2人以上いるママさんは言われたことがあるかと思いますが、「次は女の子だね!」「2人目も男の子、残念だね!」と普通に言われます!! SNSだけのファンタジーだと思っていましたが、実際に友人やら親族やらに言われまくりました。気にしなきゃいい話なのですが、いかんせん本人が気にしている(女の子が欲しかった)ので、余計グサっと来てしまい、挙句の果てには街行く兄妹や姉弟を見て、憂鬱になっていたりしました。

①②の理由から、私は妊娠中に2人目が男の子と判明したころから、
『確実な産み分けの方法』を模索しはじめました。

産み分け方法の決定

産み分け方法は主に4つあるうちの、3つを検討していました。
①産み分けゼリー(+排卵2日前にあっさり)
②パーコール法
③マイクロソート法
④着床前診断
ほかにも方法があるかとは思いますが、主にこの4つのうち②~④で検討いしていました(①は次男で失敗しているため除外)

②パーコール法

パーコール法は、人工授精(AIH)で採用される精子の精製方法の一つで、X精子とY精子を分離することができるので男女の産み分けにも有効とされています。

男女産み分けガイド

結論からいうと、パーコール法は採用しませんでした。病院で実施するにも、1回数万円かかる上に成功率は60~70%と自然妊娠より若干女の子よりになるだけで、確実性を求める場合、不適切な手段だと考えられたからです。

③マイクロソート法

このマイクロソート法と、④の着床前診断で若干悩みました。

『MicroSort®(マイクロソート)』は精子の段階でX精子(女の子)かY精子(男の子)かを判定し選別する検査です。
X精子(女の子)には、Y精子(男の子)に比べ、DNAの総量が2.8%程度多く存在おり、『MicroSort®(マイクロソート)』は、その精子のDNAの量の差を検出することで、X精子(女の子)かY精子(男の子)かを識別し精子を高精度に分類します

株式会社ChromoS

2020年に日本に上陸した比較的新しい産み分け手段で、医療機関に通院しなくてよいのと、着床前診断に比べて費用が抑えられるのがメリットです。

マイクロソートの公式サイト掲載の各産み分け方法の比較表

ただ、私が産み分け方法を検討してた2023年春~夏ではまだ事業を実施していましたが、2024年春時点では事業を停止しているようです。
また、これもさまざまな記事を読み漁ってわかったことですが、マイクロソート法で成功した方はほとんどおらず、みなさん最終的には着床前診断にステップアップした方がほとんどです。(情報収集でもしかしたら中には成功した方もいらっしゃるかもしれませんが)
精子を凍結→輸送→検査する間に、精子量・運動量が減ってしまい、1~2回の人工授精(病院or自己シリンジ注射)ではほとんど妊娠に至ることができないようで、課金地獄に陥っている方もいるようでした・・・。
加えて、妊娠できたとしても7%の確率で男の子が生まれる可能性があります。

仮に事業継続していた場合でもこの手段は選ばなかったように思います。

④着床前診断

というわけで、消去法的に確実な手段である着床前診断を選ぶことにしました。
着床前診断では、女児正常胚さえ獲得できれば、胚のグレードにも拠りますが1個あたり65~75%の確率で妊娠に至ることができます。先人たちの記事を読んでも、だいたい1~2個で妊娠に至っている方が多いように見受けられました。

(仮に1個あたり75%の確率で妊娠できるのであれば、2個の胚盤胞で94%の確率で妊娠できることになります)

夫への説明・説得

着床前診断を実施するぞ!と自分で決めたものの、夫への説明にはかなり勇気がいりました。

夫は2人目女の子希望でしたが、べつに男の子でも~というスタンスで、そもそも2人目産み分け時のピンクゼリーですら若干引いてました笑

ただ、2人目性別発覚時に私が相当ショックを受けていたことや、3人目が最後ということを前提として、
確率性の劣る手段にお金をかけるぐらいだったらほぼ100%産み分け可能な手段に頼る、ということに最終的には賛成してくれました。

費用については、一旦限度額を決めて、そこまでは頑張ろうということにしました。


以下、エージェントの詳細、比較から有料となります。

病院選び(エージェントの比較)

ここから先は

1,346字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?