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今どき、授業参観

昨日は娘の授業参観でした。

土曜日に行われる「土曜日参観」は、娘の小学校生活においては最後でした。

授業参観については、小学5年生の時に「授業参観」という記事で書いてますが、昨日の授業参観はより、今どきを感じさせられるものとなりました。

娘の今年の担任の先生は、娘が今まで教わった先生の中で一番若い先生だと思います。

年齢は20代の女性で大学生ですと言っても良いような風貌でした。
とてもかわいらしく、はつらつしていて、とても好感が持てました。

そして、授業が始まると、開口一番

今日は皆にプレゼントがあります!先生の好きな歌の歌詞です
とA4用紙1枚、両面に文字だけ印刷してものが配られていました。

先生の好きな歌の歌詞ってなんだろう?教室後方にいた私はその配られた紙に目をやりますが、さすがに読み取ることはできませんでした。

この、歌詞、わかる人いますか?

数人の生徒が騒ぎ出し、こんなのみんな知ってる

「うっせーわ」でしょ。

みんな知ってる「うっせーわ」と言えば、最近の曲にすっかり疎くなっている私にもわかります。

はぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ
あなたが思うより健康です

Ado うっせぇわ歌詞 Uta-Netより

Adoさんの歌う「うっせぇわ」です。なぜ?「うっせぇわ」の歌詞?と思っていたら

はい、ここから、先生の質問です、この歌詞の中から「ルール」と「マナー」を教えてください。

小学生の皆さんは、歌詞の中から「ルール」と「マナー」をかなり短時間で見つけ出していました。

正直、私、そこまで歌詞に着目していなかったから、家に帰って改めて、歌詞を見たらとても良いことが書かれていたんだなって、皆さんは知っていましたか?

そして、授業参観の科目の「道徳」の「ルール」「マナー」が始まるのでした。

小学5年生の時の2月も「道徳」の授業の授業参観。

なんとなく、神様が私に「道徳」を学びなさいって言っているようにしか思えなく、あらためて、Wikpedediaで「道徳」を調べてみました。

道徳」(どうとく、英:morality)は、中国の古典を由来する概念であり、
」と「」という2つの考えからなる。道とは、人が従うべきルールのことであり、徳とは、そのルールを守ることができる状態をいう。

Wikipediaより

小学校5、6年生の道徳では、どういうことが求められているのかも調べてみました。

「最善の判断、自律、自由と責任」「正直、誠実」「節度、節制」「個性の伸長」「希望と勇気、努力と強い意思」「真理の探求」

Wikipediaより

今、生きている中でも、重要なことがらばかりだと思います。

授業内容としては「ルール」と「マナー」世の中で必要なのはどっち?とあなたが大切にしたいのはどっち?の2点でした。

私、面白いなって思ったのは、「必要」と「大切」では、その意見が逆転しちゃったという部分でした。

世の中で必要なものの答えの大多数は「ルール」でした。
そして、大切なものは「マナー」という答えになっていました。

皆さんにとっては、当たり前の回答ですか?私、生徒たちの意見を聞いていたら、改めて、面白いなって思いました。

我が娘も手をあげて回答してたので、紹介(怒られちゃうかな(^_^;))

ルールは必要です、ルールがないと、法律がなくなり、法律がなくなると裁けるものがなくなり、電車の中がカオスになるからです

なぜ、電車の中限定?とは思いましたが、なかなかうまいこと言うなって、私は心の中で思ってましたが、隣にいた旦那はぼそっと一言「カオスってなんだよ。。。」と苦笑いしていました(^_^;)

担任の先生は黙々と板書して、「そうですね、法律がなくなると困りますね」とだけ言っていたと思います。

手を挙げての回答も最初の一人は先生が指すのですが、次からは、その子が手をあげている子の中から指名していくスタイルで、おもしろいなと思い、見ていて思いました。

発言も自由でしたね、そしてクラスの中も明るかった

私が面白いと思ったこと2点だけあげますね、「ルール」の中には何がありますか?という問いの中に「人狼ゲーム」があったこと。

人狼ゲーム」ってカードゲームなんですけれど、やったことありますか?

私、誘われて、過去にそういう会に参加したことがあるんです、結論から言うと、嘘がつけない正直ものの私には不向きなゲームでした、自分が狼になると笑っちゃて、顔に出ちゃうから、すぐに狼だってわかっちゃうのです。

もうひとつは、クラスの男子1名が🎶盗んだバイクで走りだす〜🎶って歌っていて、15歳でバイクはまずいだろう、それは明らかにルール違反とか、皆が聞こえる音量での一人事をずっと言っちゃっていて、笑っちゃった。

そんなことで、「道徳」の授業が終わり、次は「体育」で体育館に移動して、
ずっと子どもたちが練習している「跳び箱」を見守り続けていました。

娘は運動神経が私に似てあまり良くないのです;「跳び箱」も飛べないから、見に来なくて良いって、前日言われたのですが、「本当に見に行かなくてもいいのね?」って言ったら「見に来てもいい」という曖昧な答えでした。

私も授業参観で「体育」なんて絶対に見に来てもらいたくない科目でした。

でも、実際は私の時代とは違っていました
かっちりとした授業スタイルでは、なくて、体育館に8個くらい、段数の違う跳び箱が置いてあり、各々、自分の飛びたい場所で練習していました。

娘は、自分でマットを用意して、跳び箱ではなくてその上で前転の練習をずっとしていました。

娘は、跳び箱の上で前転をする「台上前転」ができないと言ってました。

でも前転している姿を見たら、跳び箱の上でもできるんじゃないかな?って思いました。

娘は今、幼稚園からお友達のベストフレンドと同じクラスなんですが、その子は運動神経が良いので跳び箱は6段くらい飛べると言ってました。

なのに、娘と一緒に、練習にずっと付き合ってくれていたのです、途中、先生が声をかけに来てくれて、2回ほど跳び箱の方に行ってましたが、結局、跳び箱では挑戦しないで、戻ってきての繰り返しで授業は終わりました。

その姿を見ていた旦那が怒ってまして、「先生の呼びかけにも答えないで、自分でできないと決めこんで跳び箱とも向き合わない、向上心がないと

家に帰ってたらお説教だな、なんて私に言って来たのです。

正直、お説教ほどのことかな?って思いましたが、でも向上心がないことは良くないことかなと思いました。

私「体育」の授業は、娘も見るなって言ってたから、ベストフレンドのママと二人体育館の端の方で、娘たちの姿は時々、確認しつつも、ずっと世間話で、旦那一人、娘の横で授業を観覧していました(^_^;)

授業参観終了後、娘が家に帰ってきて、旦那がなかなか言わないので、私の方で
なんで、先生が声をかけてくれたのに跳び箱の方に行かないのか?、娘が行かないことで、ベストフレンドの子が飛び箱を飛べなくなっていたのではないか?」は尋ねてみました。

娘は「先生は自分の好きな場所で練習して良いと言っていた、ベストフレンドも別に跳び箱にはこだわっていなくて、自分が跳び箱をやりたい時、通常の授業の時は、跳び箱の方にいつも行き飛んでる」って言うのです。

私「ふーん、じゃいっか」です、そしたら、横で聞いていた旦那がすかさず
そういうことじゃない、跳び箱の方へ行き、練習する向上心が必要だ!」と言ってました。

そして、「まぁ、お腹が空いたから、お昼にしよう」で話は終わりました。

今どきの授業参観を楽しませてもらいました、今回は楽しい授業参観だったと思います。

今日は日曜日で、雨予報です、特に予定もないので、家でゆっくりしましょうかね、娘はフェスに参加するって言ってましたね、オンラインゲームの「スプラトゥーン」です。

皆様の日曜日、学びの多い1日となりますように!


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