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背の高い彼女

背の順では、交わることのない私たち

名前の順では、あなたが前で、私が後ろ

偶然の縁が重なって、友達になれました
             ぷる子心の詩

私の職場に身長178cmの高身長な新人さんが数週間前に入社して来たんです。

背の低い私は、身長の高い人って憧れの存在、背の高い人に1日だけでもなってみたいです。

そんな、私ですが中学校に入学して初めて友達になった子が、学年で1番背の高い女の子でした。

名前は『ともえちゃん』です。

背の順では、一番先頭の私と一番後ろの彼女は遠い存在でしたが、名前の順では彼女が前で、私が後ろでとても仲良くなれました。

ともえちゃんは女子だけど、見た目、中身は男子でした。

私も、いろいろなあだ名などつけてもらってますが、『ブタ』と呼ばれたのは、後にも先にも彼女だけです。

あとは『おまえ』とか『まるこ』(ちびまる子ちゃんに私が似ているので)とかその時、その時で呼び名が違ってました。

話し言葉も男子、しかも柄の悪いじの。。。

剣道部のともえちゃん、剣道着姿のともえちゃんはとても光輝いてました。

時々、見に来いよって言うから、練習を見に行ったりもしていたけれど、かっこよすぎて惚れてまうやろでした。

よく、ともえちゃんの家にも遊びに行きました。

マンションの2階が彼女の家、ともえちゃんには変なルールがあって、ベランダからの侵入経路から家に入っていて、私にもそこから入れって言ってきたけれど、私、運動神経ないから、普通に階段から上がって、玄関から家の中にいれてもらっていました。

そして、おやつが、金魚の餌、「美味しいぞ」なんて言ってたけれど、そちらの方も丁寧にお断りしています。

ともえちゃんと一緒に見に行った映画「北斗の拳」、どうしても2回見たいと言うから、2回も連続で見た記憶があります。

そして、ともえちゃんから、面白いから見てと言われていた、アニメ「六三四の剣」、剣道アニメということは覚えているんだけれど、内容は全く覚えてません。

でも、オープニング曲の「裸足のソルジャー」が好きでした。

♬青い嵐のド真ん中 後には退けない そうさ裸足のソルジャーボーイ♬

Uta-Net

歌詞がちょっと今見ると、The 昭和的な熱血すぎる笑える歌詞でして、ここではYoutubeなどの動画は省略します。

笑える歌詞なんて言ってすみませんが、作詞家は有名な売野雅勇さん、作曲家は井上大輔さんという。

劇場版アニメ「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙篇」の主題歌なんかも手掛けられている、日本の歌謡界にとって大御所の方のタッグの曲でした。

ともえちゃんとの楽しい関係はずっと続くかなと思われていたんですが、中学校2年生の時にともえちゃんが静岡県に転校して行くことになりました。

しばらく、文通が続いていたんですが、それも途絶えてしまいました。

直接、「おい、ブタ」とか呼ばれている時は、特になんとも思っていなかったんですが、実際お手紙で頂いちゃうと、なかなか、私がショックでして、私が返信するのを途中でやめちゃいました。

手紙はとてもかわいい女子的な物を使っているに、いきなり「ブタへ」とか書かれちゃうとショックが大きかったです。

皆さんも、忘れられないお友達っていますか?

ともえちゃん、今はどうしているかな?

ともえちゃんには、双子の弟さんたちがいて、遊んであげている、ともえちゃんは、とても優しい一面もあったのできっと優しい素敵な女性になっているかなと思います。

さてと、今日は特に予定はないので、家の片付けと、29日(肉の日)ということでスタミナつけたいと思います。

皆さんもGW初日、良い日になりますように!!

ヘッダーはともえちゃんと私です。
中学生時代の記憶に残る制服姿、実際にはもっと紺色でした。





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