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#映画感想文204『ノースマン 導かれし復讐者』(2022)

映画『ノースマン 導かれし復讐者(原題:The Northman)』(2022)を映画館で観てきた。

監督・脚本がロバート・エガース、出演者はアレクサンダー・スカルスガルド、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、イーサン・ホーク、ビョークと豪華な面々が揃っている。

2022年製作、137分、アメリカ映画である。

舞台は北欧、野蛮と言われるヴァイキングの王族の親族間の争いを描いた物語である。レーティングではPG12なので、それほどきつい暴力描写ではないのだろうけれど、十分に痛々しく恐ろしかった。

復讐に燃える主人公は一直線に進もうとするのだが、そうは問屋が卸さない。本当の敵は誰なのか。誰が被害者で、誰が加害者なのか。その関係性はすぐに転倒してしまう。

オーディン(確か神様)、ヴァルハラ、ヴァルキューレと聞いたことはあるけれど、よくわからない単語をいくつも耳にした。この機会に北欧神話を勉強してみようかしら、という気持ちになっている。

(斧や剣を振り回す血まみれの巨漢ばかり出てくるので、やっぱり怖い映画だったとは思う)

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