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めぐる、6号/すする幸せ 「藤本中華製麺所」 こぼれ話

 城之内高校付近に広がる住宅地でひっそりと営んでいる『藤本中華製麺所』。

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主に中華麺を製造しており、『中華そば村田商店』や『3の3』、『中華そば よねだ』など、県内の数多くの人気中華そば屋さんに商品を卸しています。
創業者である藤本武さんは、もともと製パンや製麺の食品原料を取り扱う『犬伏商店』の営業マンだったよう。
取引先などで麺づくりを教えてもらえたことから興味が沸いて製麺所をスタートさせたそうです。

脱サラして麺づくり職人となったわけですが
「とても職人肌だった」と、製麵所を継いだ娘・辻浩子さんはおっしゃていました。
直接お客さんの顔が見えるわけではないですが、食べる人のことを一番に考えて丁寧に丁寧に麺づくりに励んでいたそうです。
また、営業マンだっただけに明るくユーモアのある方だったようです。
そんな藤本さんのそばで長くサポートしてきた辻さん。先代の麺づくりに対する気持ちを一心に受け継がれているように感じました。

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藤本製麵所さんの中華麺は、一般の方でも購入できます。
お家で食べられる商品を売り出したそうです。
10年前くらいから『とくしまマルシェ』に出店しているようなので、ぜひ、見かけられたら細やかな気配りで作られた中華麺を味わってみてください。お電話でも注文可能のようです。

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