見出し画像

初学者からプロにも◎デザイナーの味方になるおすすめ5冊

デザイナーの成長にとって経験はもちろん、学びも欠かせません。
今回は、私がUIデザイナーとして成長過程で得ているお気に入りの書籍をご紹介します。デザイナー人生で長く役に立つであろう本ばかりなので、ぜひお守り代わりに所持しておくことをおすすめしたいです🎉(活字が苦手な方にとっても手に取りやすいものばかりです…!)

知識編

気付くとユーザービリティに関する本を手に取ることが多いです🤔
レイアウト知識や美的感覚の強いデザインは世にあるデザインを注視し、言語化することで身につくことも多く感じます。ですが、ユーザービリティに関してはデータに基づく知識なのでインプットする時間を設けて学ぶ必要があると常々感じています。知識とエビデンスをセットで知ることで根拠のあるデザインになり、提案の視座もぐっと高くなりますよね。
そんな力を高めてくれるおすすめの3冊をご紹介します!

UXデザイン100の原則

本書はUXデザインに取り組む際に抱く疑問、起こる問題、矛盾にどのように対応していくのかを1項目につき1見開きで、100解説します。カンヌライオンズ、The One Show、ウェビー賞、レッド・ドット・デザイン賞などで評価され、世界的に活躍する著者のケーススタディからUXの考え方の原則を学ぶことができる一冊です。

https://bnn.co.jp/products/9784802512763

その名の通り100パターンのUXデザインについて単発で学べる1冊です。1テーマにつき1−2ページで実例のキャプチャなど含めて構成されており非常にわかりやすいです!スキマ時間の学習にも、逆引きとしてもおすすめです。


デジタルプロダクト開発のための ユーザビリティテスト実践ガイドブック

ユーザビリティテストは、ビジネスにおいて非常に重要です。しかし、現場によってはユーザビリティテストが行われないことや、行われたとしても最後に取って付けたように実施されることがあるようです。最後に実施することでプロダクトの穴が発見され、悲劇が起こることがあります。例えば、マラソン競技で選手の靴がルールに違反していることがゴール直前にわかるようなものです。選手としては、「最初にチェックしてよ」と思うでしょう。

https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=138895

本書では、ユーザービリティテストの重要性、そのテストの実践方法まで一貫して学ぶことができます。ユーザビリティテストはプロダクトのビジネスの成功に大きく寄与し、「テストできれば良いよね」ではなく「どれだけライトでもいいから、必ず実施すべき」であることが実例を通して理解できます。
UIデザイナーとして、スマートで使いやすいだろうなーと勝手な憶測でやってしまわないことを改めて肝に銘じることができます…
この数ヶ月で1番出会えてよかった本だと感じています🎖デザイナーの方だけでなく、ソフトウェア製品をつくるすべての人におすすめしたい1冊です!


UXデザインの法則 ―最高のプロダクトとサービスを支える心理学

「意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さで決まる」、「タッチターゲットに至るまでの時間はターゲットの大きさと近さで決まる」などの10の法則を、各章において、ポイント、概要、起源、事例、結論にまとめ紹介します。ノンデザイナーにもデザインセンスが求められる時代に欠かせないハンドブックです。

https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119496/

デジタルクリエイティブの分野で活躍しているジョンヤブロンスキ氏が作成したLaws of UX(UXデザインと交差する心理学の法則をまとめたWebサイト)を元に解説された、UX学習の導入にもおすすめな1冊です。ユーザーが目にするものを手掛けているデザイナーなら何気なく意識していたことが、根拠に基づいた心理学的な視点で学ぶことができます。
以下のような法則が記載されています。

💡ヤコブの法則
メンタルモデルを活用することで、ユーザーは慣れ親しんだ動作や操作を通じて、新しいシステムを直感的に理解できるよね、という法則です。UIをデザインする場合は斬新なアイデアより、世の使われているサービスを分析する方がいいですよね。

💡フィッツの法則
対象の大きさや対象までの距離がポイントする時間に与える影響をモデル化した法則です。よくある例として、「会員登録などのCTAボタンはより目立たせる&ユーザーの目に入りやすい場所へ設置するとCV向上する可能性がある」などが挙げられます。

上記のようなデザイナーとして抑えておきたい法則が学べます!


ロゴデザインの引き出し編

特にロゴデザインは本が勉強になることが多いです。素晴らしいデザインを見て目を肥やすこと、思考のプロセスを知ること、パターンを知ること、など網羅できるおすすめの2冊をご紹介します。

ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳

ロゴデザインをするにあたり1番お世話になっている本です。ロゴデザインで知りたいことやアイデアが網羅されており見ているだけでも楽しく、耐久性のある優れた良書。ギャラリー的な本はサラッと見るだけもワクワクしますよねっ


ロゴデザインのコツ プロのクオリティに高めるための手法65

数多くのロゴデザインを手掛けられている佐藤浩二さんのノウハウが詰まっています。そんなこと知りたかった!と実践的なプロセスが掲載されており、ここまで教えてくれるの!?とありがたく、お守り的な参考本です。


【番外】 レイアウトの引き出し編

デザインの参考本として雑誌を活用することもあります!
レイアウトやデザインの引き出しを増やすのに雑誌はとても有効的だと思っています。アイデアリサーチや知識としてデザイン本も大変役に立ちますが、雑誌を活用するもの手です。
配色や写真の使い方、テイスト、リズム感の出し方など、クリエイティブと情報伝達の融合媒体としてアイデアの宝庫です!!

雑誌によって特色が違い、それぞれ学べる点があります💡


以上、おすすめの本紹介でした!
福利厚生の制度で購入したり、社長が厳選して買ってきてくれたり🙌、個人的に読んだり…何度も読み返している本当におすすめの本達です!
手に取るきっかけになると嬉しいです\(^o^)/


Ayano / UIデザイナー
1995年生まれ大阪出身、2021年メグリア入社。趣味は食べ歩きと美術館巡りと美容。週3回以上食べ歩く中、最近1番素敵だったお店は「Kabi」です🍷


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?