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子ども社会に任せる

【子ども同士のケンカ】

あまみのもりのほいくえん
立ち上げから3週間が過ぎて、少しずつ日常のリズムが出てきました。

そんな中で、毎日の様に繰り広げられるのが、子ども同士のケンカ。

子育てをしたことのある方なら、皆さん悩まれると思われるこのケンカですが、親にとっては頭が痛いのでは?

あまみのもりのほいくえんは今のところ男子ばかりの異年齢。
2歳から5歳まで揃っています。

絵本タイム
室内クライミングも
ハロウィンケーキ作りも
鶏さんのお世話も
みんなでおやつタイム

みんなで、日々いろいろなことを体験します。

昨日は初めての消防署見学。
社会にはいろんなお仕事があることも体験を通して知ることができます。

梯子車に大コーフン
命を守るお仕事があることを知る

そんな日々の中で、まだまだ人間の脳になってない(6歳までは過去と未来を司る前頭前野がない、動物脳なのです。)子ども達。

だからちょっとしたいざこざから、大きなケンカまで、毎日のように繰り返されます。

私も経験しましたが、例えば、子育て中に、ご近所の公園で、子ども同士がおもちゃの取り合いとかになった時、ママ達はお互いに謝りながら、我が子を制します。

「貸してあげなさい!」
とか
「意地悪しちゃだめでしょ?」
とか


これは、「お友達とは仲良くしないといけない」
「ケンカは良くないこと」

という刷り込みが
子ども達の中に生まれます。

そして、正義と悪は、親の刷り込みから作り上げられるのです。

でも、小さないざこざ、
幼児の頃のケンカは、
実はこれから大人になり、社会を構成する一員となっていく子ども達にとっては、ココロとカラダのバランスを取るために、物凄く大切な体験の一つになるのです。

その大切な体験を大人が邪魔をしている

あまみのもりのほいくえんでは、そんな風に考えています。

怪我をするぐらいの喧嘩にならない限り、子ども社会に任せます。

すぐに手が出る子
すぐに泣き出す子
すぐに言いつけに来る子

これらはそれぞれの子ども達が
自分以外の存在との関わりを体験しながら、
自分との関わり方を学ぶ
大切な時間なのです。

子どもの頃は
人前で大声で泣いたり
怒ったり

と、思ったら
次の瞬間笑い合ったりして遊び出します。

これがいいのです。

感情を全て、何の躊躇いもなく、表せる時期なのです。

大人になると、どんな時もホンモノの自分が出せなくなる。

だから、子ども時代に、他者を通して、自分とは何か?
自分は何が得意なのか?
自分は何が好きなのか?

を知る機会!
それが子ども社会でのケンカなのです。


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