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37週5日のつぶやき。

あの悪夢のようなつわりの苦しみを乗り越え、ようやく臨月を迎えた。

止まない雨はない、明けない夜はない、いつか必ず終わりがくるから、、、

と周りから、そして自分自身でも毎日毎日呪文のように言い聞かせてきたけれど、その最中はどうにもこうにも

「だから今この瞬間の降りやまぬ雨、明けぬ夜が限界なんだってば」
と絶望的な気分になっていた。

母子手帳の週数毎の記入欄は真っ白で、とても書き連ねる余裕はなかった。

それを少し後悔しているが、いつの間にか安定期に入り、胎動を感じ、お腹のお子はすくすくと大きくなり、瞬く間に体重は+10㎏オーバーとなり妊娠後期に突入した。

臨月の今、新たな波が毎夜わたしに襲い掛かってくる。

むくみ、頻尿、腰痛、横向き体勢の違和感、身体のなんとも言えないむずむず感。布団に入っても多い日は6、7回くらいトイレを往復してストレッチして、ようやく少々眠れる。

お腹は下に下がってきたものの、重度の便秘で内臓も苦しい。

それでも必ず朝はやってきて、
あのつわりより全然マシな体調であるし、
世の中は通常通り廻っていて


その現実がなんとも滑稽にみえるというか、
‘‘あー 今日もわたし波に乗れてるじゃん‘‘と
時どき自分を褒め称えたくなる。

赤ちゃんの体の機能や皮下脂肪は十分に発達しているようで、出産まで何が起きるか分からないとはいえお子に感謝である。

と同時にここまで支えてくれた家族、職場の方々、お医者さんにも深く感謝している。

考えても悩んでもしょうがないことがこの世の中にはいくつかあるけれど、つくづく妊娠、出産、子育てにおける男女の不平等感というか、女性だけが背負っている数々のいばらの道の何たる険しさ、、と思う。

夫はとても協力的で妊娠前、妊娠中も支えられ深く感謝しているが、それでもたまに絶望的な男女の捉え方の違いを突きつけられる。

自分でコントロール可能な部分に焦点を当てようと意識してはいるものの、
夫を見ているとどうしても一言、いやつらつらと「お気楽だね」と思ってしまう訳であって

自分のキャパの狭さをその都度思い知らされる。悲

でもしょうがない。
それを面白がらねば

お子に会えるまであと少し。

ひとり時間やお家でゆっくり料理したり本読んだりしながら、その時を待つ。


久しぶりに大好きなカフェにも行けて大満足。

新玉ねぎと菜の花のミモザ風ラザニア

ホワイトソースと自家製ミートソース、平パスタが何層にも重なり合う。
キャロットケーキ

なぜ今迄これを頼まなかったのだろう
信じられないくらい美味しい。

ケーキのむっちりじゅわ〜加減
クリームチーズフロスティングとの相性
添えられた生クリームとオレンジのバランス
そのすべてにハッとなる。

とにかく幸せなケーキ🍰

飲み物をぐっと我慢した。





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